100均の器と雑貨で楽しむ♪ スイートピーの飾り方3選 プチプラ花コーデVol.83

プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラ花コーデを教えていただきます。
パステルの花色に心躍るスイートピーを購入
昨年末くらいから、春の花が出回り始めました♪ チューリップにラナンキュラス、アネモネにスイセン。いろいろあります。
春の花はどれも見ているだけで、ぱっと明るい気持ちになって心がわくわくしてきます。
ある日、花屋さんの前を通ったら、スイートピーが目に飛び込んできました! 束売りで5本390円です。紫色と淡いピンクの2種類のスイートピーを、迷った末にひと束ずつ購入しました。
今回は、この10本のスイートピーの飾り方3選を、100均のものを活用してご紹介します。
<飾り方アイデア1>
10本の花をまとめて華やかに!

購入した10本のスイートピーを、まずは一度にまとめて飾ってみました。活用したのは100均のガラスの保存瓶と、パステル調のサテンリボンです。リボンは、スイートピーと同じ色の紫を選びました。

このリボンは裏表がないサテンだったので、使いやすかったです。
リボンを保存瓶に巻いて、おめかしします。

この保存瓶の魅力は、口元の狭さです。茎がすっと細く、葉のついていない状態で売られているスイートピーは、器の口が小さいほうがまとまりやすく、また、花がふんわりと広がります。
ほらっ! 10本全部を瓶に挿してみると、とても豪華!

ぱっと明るく、華やかな雰囲気になりました♪
【花材と材料】
・スイートピー10本… 390円×2束
・ガラス瓶…100円*ダイソー
・リボン…100円*ダイソー
合計980円(税抜)
<飾り方アイデア2>
少量飾りたいときは細長い瓶を
スイートピーを2、3本購入したときは、花器は細身で丈が少し高いガラス瓶がおすすめです。

こちらの瓶は、花2~3本がちょうど入る口元の大きさで、スイートピーとのバランスもばっちりでした。

この画像は、スイートピーを3本挿したときです。瓶を数本用意して、スイートピーを増やしても素敵です。

瓶にアクセントが欲しいときは、<アイデア1>のように、リボンを巻いてもいいですね。私は今回、瓶に丸いシールを貼ってポップな印象にしてみました。
100均で売っている、カラーシールを用意します。

やさしい色合いのシールなので、パステルカラーが多いスイートピーとは相性ばっちり!
好きな色を瓶に貼っていきましょう。

シールを貼り終わった瓶に、スイートピーを挿すと、とてもポップな印象になりました。

花を2~3本、気軽に飾るのも楽しいです♪
【花材と材料】
・スイートピー5本…390円×1束
・ガラス瓶…100円×2本*ダイソー
・カラーシール…100円*セリア
合計680円(税抜)
<飾り方アイデア3>
ラッピングバッグで花器作り♪
最後はちょっとおもしろい飾り方をしてみます。
100均のラッピングコーナーにあったビニール製のラッピングアイテム(ハンドルバッグ)にアレンジしてみました。

この袋を選んだポイントは、ミントグリーンの色合いと、まん中に書かれているカリグラフィー風の文字です。とても、おしゃれ!
ハンドルバッグは、上の部分を少しカットしていきます。

このバッグでコーンの形を作ります。上の部分は広くし、下の部分は写真のように折り曲げてセロハンテープで留めます。こちらが裏側になります。

表に返して、上にはみ出した三角の部分をカット。

吊り下げ用にリボンを通したいので、左右に穴をあけます。

パンチだけだと、きれいに穴があきません。そこで、パンチを使ったあとにハサミなどで穴を整え、そこにリボンを通します。

コーン形に出来上がりました。ハンドルバッグはビニール製なので、このまま水を入れます。そこに、スイートピーを挿して完成です♪

バッグのカリグラフィー風の文字がポイントになって、おしゃれな雰囲気を出してくれました。
花と遊ぶ感覚で、こんな風に雑貨とアレンジするのも楽しいです。
【花材と材料】
・スイートピー10本…390円×2束
・ハンドルバッグ…100円*ダイソー
・リボン…100円*ダイソー
合計980円(税抜)
以上、スイートピーの飾り方3選でした。
飾ったあとのスイートピーのお手入れは…
スイートピーを飾っていると、下のほうの花から傷んできます。

傷んだ下のほうの花は、手で簡単に取り除けます。

お手入れしながら、茎を切り戻しましょう。そして、茎が少しずつ短くなっていったら、花瓶を背の低いものに変えて飾るのもいいですね!

こちらのガラス瓶も100均で購入したものです。
今の季節、花は長もちします。
これからしばらくの間、春の花を、ぜひいろいろと楽しんでみてください♪
Credit
記事協力
川守由利子
『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。
花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
http://bouquet-doux.com
https://www.instagram.com/bouquetdoux_flower
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