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お風呂でゆったり森林浴! お肌しっとりバスソルトの作り方&“浮遊浴”のやり方

お風呂でゆったり森林浴! お肌しっとりバスソルトの作り方&“浮遊浴”のやり方

「ストレスが溜まったな…」とか、「毎日忙しくて気持ちが追いつかない…」と感じることはありませんか? それぞれストレスを減らす方法をお持ちだとは思いますが、私のストレスケアのテッパンは、お風呂に浸かること! 特に、ストレスを受けやすい季節の変わり目は、ゆっくりお風呂に浸かるようにしています。一見、ストレスとお風呂の繋がりが分かりにくいですが、湯舟に浸かることは、自律神経を整える作用があるのです。今回は、ヒノキやマツなど、樹木の香りのバスソルトを作って、お風呂で森林浴をする方法をご紹介! 一日の終わりに、お気に入りの香りでリラックスしましょう♪

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毎日の暮らしに植物の香りをプラスしよう!

何かと心配や不安を感じる環境にある昨今ですが、ストレス対策はできていますか? 生活の中にぜひ取り入れていただきたいのが、「植物100%の香り(精油)」です。こんな小瓶に入った香りの素を、手に取ったことがある方も多いかもしれませんね。

精油

これは、エッセンシャルオイルとも呼ばれ、数十~数百種類の化学成分からなる、天然の揮発性物質。植物の花・果皮・果実・根・葉など、さまざまな部位から抽出されます。

その抽出した植物が、ラベンダー鎮静作用に優れているのでリラックスに向いている、レモンは頭脳明晰作用に優れているので、リフレッシュに向いている…など、植物それぞれの得意なことを、心身の状態に合わせて、日々の暮らしに役立てていこうというのが、アロマセラピー(芳香療法)です。

私に合う精油はどれ? 精油選びに迷ったら?

精油を買いに行くと、たくさんの種類が並んでいますが、「どれが自分に合うのか選ぶのが大変…」と思ったことはありませんか? そんな時に、ぜひ実践していただきたいことは、自分の鼻に聞くこと。香りをかいでみて、いい香りと思ったものを選びましょう。

これは、私も日々実践していていることですが、例えばラベンダーをかいだ時、いい香りと思う日と、これじゃないと思う日があります。体調によって心地よいと感じる香りは、違って当然! より心地がいいと思うものを、選びましょう。

また、効能を重視するあまり、「なんか違うけど私に必要なのはこれだから、しょうがないか…」と妥協をすることはありませんか? 我慢して効能を期待するより、心地よいものを選ぶ視点を大切にしましょう。

精油を活用! しっとりバスソルトの作り方

そんな精油を使って、お風呂で使える入浴剤・バスソルトを作ってみましょう。

【材料】 ※3回分

◯天然塩 150g

◯植物油 10ml

植物油

ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど、手に入りやすいものでOKです。植物油が入ることによって、お肌がしっとりします。特に乾燥が気になる季節には嬉しいですね。

◯精油 20滴程度(2種類用意してブレンド)

精油 20滴程度(2種類用意してブレンド)

今回は、ヒノキやマツなど、樹木の香りを集めて、お風呂で森林浴をしてみましょう。

サイプレス(ヒノキ科)・ジュニパー(ヒノキ科)・シダーウッド(マツ科)・スプルースブラック(マツ科)・ティートリー(フトモモ科)・ユーカリラディア―タ(フトモモ科)・ラヴィンツァラ(クスノキ科)などから、好きな香りを2種類ほど、ブレンドするのがおすすめです。

【作り方】

1. 天然塩に植物油を入れてよく混ぜます。

2. 1に精油を20滴入れ、よく混ぜたら完成です。

1に精油を20滴入れ、よく混ぜたら完成

2種類の割合は、10滴・10滴でもいいですし、15滴・5滴など、より気に入っているほうを多くするのもいいですね。精油は、最大で30滴まで増やしてOK!

精油の濃度を計算していますので、ビンを振ったりせず、自然に精油が垂れてくるのを待ちます。

この量で約3回分です。使ってみて肌に違和感があるようだったら使用をやめましょう。

ストレスケアに向く理由は、自律神経を整えてくれるから

作ったバスソルトを湯舟に溶かして、ゆっくりお風呂に浸かってみましょう。

心身の健康を維持する上で、重要な役割をしているのが「自律神経」。自律神経には、活発に過ごす日中に働いている「交感神経」と、リラックスする夜に優位になる「副交感神経」があり、このバランスをうまく取ることで、心身の健康を維持しています。ですが、ストレスが溜まっていたり、忙しかったりすると、夜になっても交感神経が優位になった状態が続き、身体はリラックスしているはずなのに神経は休めていない、ということになってしまうのです。

この交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、冷え・肩こり・頭痛・胃腸の不調などを引き起こすともいわれています。

ゆっくりお湯に浸かって体を温めることで、交感神経から副交感神経にスイッチが切り替わり、質のよい睡眠にも繋がりますよ。

簡単! リラックス入浴法「浮遊浴」

ここで一つ、おすすめの入浴法「浮遊浴」をご紹介します。

浮遊浴のやり方は簡単。肩くらいまでお湯を張ったバスタブの縁につかまって、体を浮かせたり沈めたりしてみてください。プールや海で、ぷかぷかと体を浮かせてみると、気持ちよかった経験はありませんか? それを、お風呂でやるイメージですね。

ポイントは、呼吸。鼻から吸って、ゆっくり口から吐くと、呼吸に合わせて、体が浮いたり沈んだりしてくれます。お風呂に浸かると、体にかかる体重は約9分の1程度になり、普段、自分の体を支えている筋肉や関節は、その役割から開放され、脳の働きを休めることができます。

バスソルト

そこに、作ったバスソルトの天然の香りがもたらすリラックス作用も加わると、気分は最高! ぜひお試しください。

<注意点>

自然の恵みが詰まった精油ですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もありますのでご注意ください。

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