フラワーショップ「Bear(ベア)」の熊坂英明が届ける、花の最旬ニュース。花市場で出合った旬の花からセレクトした、珍しかったりおもしろかったりする花やグリーン、実ものを、独自の視点で語り、紡ぎ、ブーケやアレンジで紹介していきます。

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不思議な形‟フウセントウワタ”

フウセントウワタの実

フウセントウワタ

学名:Gomphocarpus fruticosus

ガガイモ科の植物で「風船唐綿」といって

本当に風船のようにぷっくり膨らんでいて

トゲトゲしたような感じだが

とても柔らかく優しいグリーンだ

フウセントウワタとヒマワリ

枝を切ると白い樹液が出る

この樹液が切り口を塞ぐので

よく洗ったほうがよい

この膨らんだ実が最終的にはじけると

中から綿毛のようなものがついたタネが

出てくるがこの風船の状態を楽しむ

フウセントウワタとヒマワリのアレンジ

枝に何個かまとまってついているので

それを活かして使ったり

大きなアレンジに空間を埋めるように

配置しすることもできる

フウセントウワタのアレンジ

また、小さなアレンジに

面白アイテムとして入れたり

一輪挿しで飾ってもよい感じになる

フウセントウワタのアレンジ

じっくり見るとなんとも奇妙な形だが

綺麗なグリーンと愛嬌のある姿が

人の興味をそそる不思議さがある

真っ赤になった‟ビバーナム・コンパクタ”

ビバーナム・コンパクタ

アレンジの中にツヤツヤして輝く

赤い実‟ビバーナム・コンパクタ”

ほんの少し前までクリーム地にほんのり

赤みがかっていたものが

真っ赤になってきた

ビバーナム・コンパクタのアレンジ

秋になると赤くなる実のものは多いけど

ぷりぷりツヤツヤした感じは

食欲までもそそる(笑)

ビバーナム・コンパクタのアレンジ

秋が進むにつれていろいろな

実が出てくるからアレンジや花束が

楽しくなってくる

Credit

記事協力

熊坂英明

熊坂英明
『ベア(Bear)』主宰。1997年より家業の生花店(東京・方南町)を継ぎ、短期渡欧や独学でヨーロピアンデザインを学ぶ。色、香り、形などで本質を感じる“花”をコンセプトに、多種多彩な花を品よく紡ぐスタイルが人気。黒と茶でまとめられたシックでスタイリッシュなショップには、同じ花でも季節によって産地を使い分ける、こだわりの花が並ぶ。ウエディングやディスプレイなども手掛けるほか、旬のおすすめ花を本サイトで発信中。
http://www.fs-bear.com
https://www.instagram.com/bearflower_scape

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