植物の力を閉じ込たコスメを、長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんがご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。今回は、肩こりに悩む人におすすめのバームやマッサージオイルを紹介します。リモートワークやステイホームによる運動不足で、いつもよりもさらに肩がガチガチ! という人、必見ですよ〜。

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もはやゴッドハンド不要論。ゴッドバームと呼びたくなるほど疲れがスッキリ ハーブファーマシー『アスリートバーム』

もはやゴッドハンド不要論。ゴッドバームと呼びたくなるほど疲れがスッキリ ハーブファーマシー『アスリートバーム』

ガーデニングの本場・イギリス発のオーガニックスキンケアブランド「ハーブファーマシー」。その名の通り、ハーブを使ったバームを作るブランドです。

その創設者である植物学博士のポール・リチャーズ氏は、土壌からこだわった質の高いハーブ作りと、そのハーブを生かしたレシピで、イギリスでは “伝説の処方家”と呼ばれる存在。

そんなハーブの大家が作るバームは、ひとことで言うと“神”。いやこれ、大げさじゃなく本当に!

「ハーブファーマシー」のバームはどれも、ハーブの持つ効果を驚異的に引き出していて、 “植物の薬箱”なんて異名までついてるほど。

もはやコスメと呼ぶのは、神に対して失礼なのでは!? と思うほど、肌や体の不調に力強く働きかけてくれるんです。

悩みや症状に合わせて6種類がラインナップしますが、肩こりや腰の疲れなどには、こちらの『アスリートバーム』がと!に!か!く!おすすめ。

朝から晩まで、いや忙しいときは朝から朝までPCを叩いているような生活を、もう20年以上やっている筆者は(おっと歳がバレる)、言うまでもなく筋金入りの肩こり・首こりなのですが……。

このバームを塗った瞬間、ひどい肩こりやだるさが、魔法みたいにスッキリ! いやー、衝撃でした……。ゴッドハンドに1時間ほどもんでもらったかのような軽さが、秒で手に入ってしまうんです。いやこれ、大げさじゃなく本当に(2回目)。

「ハーブの力って、こんなにもすごいとは」と、思わず感服するアイテムです。

とろりと柔らかなテクスチャーと甘い香りにも癒やされる

とろりと柔らかなテクスチャーと甘い香りにも癒やされる

配合しているのはメドゥスウィート(セイヨウナツユキソウエキス)、肌をすこやかに保つセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ花エキス)など。

ほかにもラベンダーオイル、ローズマリー葉オイルなどのハーブやホホバ種子オイル、シア脂など植物性オイルをたくさん使っていて、ほんのり甘い香りと、とろけるような柔らかさなテクスチャーが特徴です。

30mlで4,400円という値段に、最初は少し高いと感じましたが、腕のいいセラピストのいるマッサージを1時間受けるなら、そんな値段じゃ足りませんよね。

このバームは伸びがとてもよく、ごく少量で広範囲をカバーしてくれるため、なかなか減りません。マッサージに行く回数も、ぐぐっと減りそう。そう考えると、コスパだってなかなか優秀です。

一度使っただけで、私のバームに対する概念を覆した、とにかくアメイジングなこのバーム。デスクの上にいつも常備させておくべき名品です!

 【商品概要】
ハーブファーマシー『アスリートバーム』
30ml 価格:4,400円(税別)

(問)ピー・エス・インターナショナル 03−5484−3483
公式サイト
https://herbfarmacy.jp/

“筋肉と打撲の守り神”と呼ばれるアルニカがじんわりコリをほぐす ヴェレダ「アルニカ マッサージオイル」

“筋肉と打撲の守り神”と呼ばれるアルニカがじんわりコリをほぐす ヴェレダ「アルニカ マッサージオイル」

赤ちゃんから大人まで家族で使えるナチュラル・オーガニックコスメブランドのパイオニア「ヴェレダ」。数ある名作オイルの中でも、1924年の誕生以来、100年近くのロングセラーを誇るのが、この『アルニカ マッサージオイル』です。

アルニカは、中・南部ヨーロッパに原生する、可憐な黄色の花を咲かせるキク科の植物。

ヨーロッパでは、“筋肉と打撲の守り神”として、古くから打撲や痛風、リウマチなどさまざまな治療に使われてきました。

現代では、花に150種類以上もの有用な成分が含まれていて、その抽出エキスには消毒作用、血行促進効果、鎮痛効果、治癒力の促進などの作用があることが判明しています。

そんなアルニカの花から抽出したエキスを配合しているのが『アルニカ マッサージオイル』なのです。

カチカチに張り詰めた心までほぐれるいい香り

カチカチに張り詰めた心までほぐれるいい香り

ベースは、ヒマワリ種子オイルやオリーブ果実油といった肌の潤いを守り、柔らかさやみずみずしさをもたらす植物オイル。さらりとしたテクスチャーで伸びがよく、マッサージのしやすさも格別です。

肩こりやスポーツで疲れたパーツにマッサージしながらなじませると、植物成分が肌に浸透、代謝機能を高めて血行を促進し、しなやかな肌に。

手のひらを重ねてオイルを温めてから塗ると肌なじみがアップしますが、いちばんのおすすめは入浴後。肌が温まっているときにケアすると、翌朝目覚めたとき、重りを脱いだみたいに軽くなっているんですよ。

じつは私、しょっちゅう“寝違え”を起こすんです。原因はひどい肩こり。筋肉がガチガチに固まったまま寝ると、朝起きた瞬間に首や肩甲骨まわりの筋がズキーン! 洗顔とか軽く地獄です。

ところが、お風呂上がりにこの『アルニカ マッサージオイル』でマッサージしてから寝るようにしたら、寝違える回数がめっきり減りました!

肩こり・首こりだけじゃなく、腰痛でつらいときにも、もみもみしたり、ぐいぐいすると、じんわりほぐれてラクに。

天然精油ならではのハーバルな香りも、ボディケアタイムがより癒やしの時間になりますよ。

【商品概要】
ヴェレダ『アルニカ マッサージオイル』
100ml 価格:2,600円(税別)

(問)ヴェレダ・ジャパン 0120−070−601
公式サイト
https://www.weleda.jp/

鎮痛効果に優れた2つのメディカルハーブを配合。クナイプ「グーテエアホールング バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香り」

鎮痛効果に優れた2つのメディカルハーブを配合。クナイプ「グーテエアホールング バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香り」

ここまで読んで、「でも、マッサージとか面倒で…」と思っているあなたに朗報です。

お風呂に入れるだけで、肩こり、腰痛、関節炎やリウマチ、筋肉疲労などのつらさから開放してくれるのが、クナイプのバスソルト『グーテエアホールング バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香り』。

2億5000万年前の古代海水を精製した天然岩塩に、2つのメディカルハーブ、ウィンターグリーンとワコルダーのエッセンシャルオイルが染み込んだ入浴剤です。

ウィンターグリーンは、冬にコロンとした赤い実をつける植物・チェッカーベリーの葉から抽出される精油。

湿布薬にも使われるサリチル酸メチルを多く含んでいて、肩こりや腰痛、筋肉痛への鎮痛効果があることで有名です。また、湿疹、ニキビへの消毒作用、抗炎症作用にも優れた効果が。

ワコルダー(別名ジュニパー)は、湿布薬のような独特な香りがするヒノキ科の常緑樹。

お酒のジンの香り付けとして使われることでご存知の方もいるかもしれませんが、血行の促進及びデトックス、むくみケアに優れていると言われています。

ちなみにワコルダーの花言葉は“救い”や“長寿”。昔から人々が、この植物に疲れや痛みを払ってもらっていたことが伺えますね。

この2つのメディカルハーブが、温浴効果とあいまって、カチカチになったコリや疲れをしっかりゆるめてくれるのです。

気持ちをクリアで前向きにする効果も

気持ちをクリアで前向きにする効果も

バスソルトをお湯に溶かすと、お湯が赤色に染まると同時に、まろやかな炭酸泡がシュワーッと広がり、湿布薬に似たハーブの香りがふわり。

この香り、好みが分かれそうではありますが、私はこのハーバルな香り、スッキリとして嫌いじゃありません。それに、お湯に溶けてしばらくすると、ニオイは気にならなくなります。

この香りには、気分をクリアにしたり、気持ちを前向きにする効果があるので、1日働いてたまったモヤモヤやクヨクヨも、肩こりといっしょにスッキリ軽くなっていきます。

しばらくお湯につかっていると、体の中からポカポカしてきて大量の汗が。お風呂に入る前には辛かった場所も、いつの間にか気にならなくなっています。

ちなみに“グーテエアホールング”とは、ドイツ語で「お大事に」という意味。いつもがんばっている自分を、優秀バスソルトで「お大事に」といたわってあげてはいかがでしょうか。

大容量の850gサイズ(約21回分)もあります。
大容量の850gサイズ(約21回分)もあります。

【商品概要】
クナイプ『グーテエアホールング バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香り』[医薬部外品]
40g 価格:150円(税別)
850g 価格:2,400円(税別)

(問)クナイプ  0120-428-030
公式サイト
https://www.kneipp.jp/

エアコンがキンキンに効いた部屋でずっと同じ姿勢を続けていると、肩こりやむくみはひどくなる一方。ぜひ、今回紹介したアイテムを試してみてくださいね。仕事の合間に軽いストレッチを入れてみたり、シャワーで済まさずに湯船にしっかりつかることも大切ですよ。

Credit

写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)

早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない45歳。

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