ネフロレピス‘ハッピーマーブル’が作る空気感 春夏秋冬 旬の花を探しに Vol.20
フラワーショップ「Bear(ベア)」の熊坂英明が届ける、花の最旬ニュース。花市場で出合った旬の花からセレクトした、珍しかったりおもしろかったりする花やグリーン、実ものを、独自の視点で語り、紡ぎ、ブーケやアレンジで紹介していきます。
目次
ハッピーなタマシダ
花の花材でシダ系の植物は昔から多くて
フラワーデザインの基礎などのレッスンで
レザーファンやタマシダを飽きるほど
使った経験がある人も多いだろう
タマシダというとシャキッとしてて
アウトラインをとったりするのに
都合がよく雰囲気もかたい印象
タマシダはネフロレピスというシダ植物で
英語ではファーンと呼ばれることも
その中にハッピーなルックスの
ちょっと大柄なヤツがいる
それが‘ハッピーマーブル’
しなやかにたわむシダの葉がなんと
ライトグリーンでしかもマーブル模様!
今回はそんなネフロレピスを使って
トロピカルホワイトの投げ入れ

白く舞う南国の花たち
なんだかハワイの歌の歌詞に
出てきそうなタイトル
アンスリウムもデンファレも
ハワイを代表する花たちだけど
今回使ったのは沖縄のデンファレと
台湾のアンスリウム

真っ白な花はその清らかさゆえ
たとえグリーンとでさえその色を
なじませることなく際立ちを放っている
小さなデンファレが蝶のように
ヒラヒラとして軽やかだ

使ったネフロレピスは2種類
冒頭の‘ハッピーマーブル’と
小さく細かい葉がびっしりの‘スコッティ’
‘ハッピーマーブル’は先端が新芽部分で
マーブル模様は途中から
明るいグリーンが
雰囲気を軽くしてくれる

足元にグリーンのアップルを入れて
花たちが動かないように固定
見た目の印象もちょっと締まる

開いたり伸びたり変化があまり無い
アンスリウムやデンファレだけど
人の動きや風につられて
グリーンが動いて
暖かいけど心地よい
そんな空気が作れたら最高だ
Credit

熊坂英明
『ベア(Bear)』主宰。1997年より家業の生花店(東京・方南町)を継ぎ、短期渡欧や独学でヨーロピアンデザインを学ぶ。色、香り、形などで本質を感じる“花”をコンセプトに、多種多彩な花を品よく紡ぐスタイルが人気。黒と茶でまとめられたシックでスタイリッシュなショップには、同じ花でも季節によって産地を使い分ける、こだわりの花が並ぶ。ウエディングやディスプレイなども手掛けるほか、旬のおすすめ花を本サイトで発信中。
http://www.fs-bear.com
https://www.instagram.com/bearflower_scape
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