フラワーショップ「Bear(ベア)」の熊坂英明が届ける、花の最旬ニュース。花市場で出合った旬の花からセレクトした、珍しかったりおもしろかったりする花やグリーン、実ものを、独自の視点で語り、紡ぎ、ブーケやアレンジで紹介していきます。

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ウエルカムフラワーに生花のリース

11月に入りあっという間に半ばを過ぎ

街はすっかりクリスマスになった

10月、11月とウエディングも多く

来たる11月22日”いい夫婦の日”が

結婚記念日なんて人も多いのでは?

結婚記念日でなくてもいい夫婦の日に

お花をプレゼントする男性も年々ふえて

花屋としてはうれしい

しかも翌日が祝日なのでなんとなく

お祝いしやすいのかもしれない

リース

さて今日の写真は先日結婚パーティーの

ウエルカムフラワーとして制作した

フラワーリース

リースには輪になって終わりがなく

永遠に続くという意味が込められている

秋の花材と実のものをたくさん使って

カラフルに

ウメモドキの黄色とヤマブドウ

スズメウリ、マムとアスターに

紅葉の木苺の小さな葉のタイプ

”ベビーハンズ”を添えて

リース

この”ベビーハンズ”というのが

とっても使いやすい

葉っぱが小振りで小さなアレンジや花束に

使えるサイズ

「ふーん、そうなんだ。」と

いまいちピンと来ないと思うが

じつは木苺という植物

元々は手のひらぐらいの大きさの葉が一般的で

もう随分前になるが

北海道の当別というところで

小振りになるように育ててから

爆発的に人気が出て広まっていった

リース

ひとつひとつの葉の大きさや

花の大きさがちょっと変わるだけで

すごく使いやすくなったりするんだけど

お客様にはそんなに伝わらない

僕らが使いやすいということは

形を綺麗に作りやすいとか

ボリュームが出しやすいとか

ニュアンスを表現しやすいとか

色々な意味で利点がある

値段が高くなりすぎるとまた困るのだけど

生産者は高く売れたほうがよいに決まってる

リース

みんなが使ってよく売れれば

もっといっぱい作ろう! って思えるしね

僕らは僕らでなるべく使いやすい値段で

手に入れてたくさんの人の注文に

入れたいなぁと思う

リース

お花屋さんはもともと

高級品を売っているのではなくて

誰にでも手が届く数百円の花を売っている

いろんな花がみんなのところで飾られて

植物が広まっていくことが大事なんだよね

Credit

記事協力

熊坂英明

熊坂英明
『ベア(Bear)』主宰。1997年より家業の生花店(東京・方南町)を継ぎ、短期渡欧や独学でヨーロピアンデザインを学ぶ。色、香り、形などで本質を感じる“花”をコンセプトに、多種多彩な花を品よく紡ぐスタイルが人気。黒と茶でまとめられたシックでスタイリッシュなショップには、同じ花でも季節によって産地を使い分ける、こだわりの花が並ぶ。ウエディングやディスプレイなども手掛けるほか、旬のおすすめ花を本サイトで発信中。
http://www.fs-bear.com
https://www.instagram.com/bearflower_scape

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