ベランダの大掃除は年2回! 梅雨時と年末がベストタイミング!
ベランダガーデニングをしていると、雨風でいつの間にか床が埃っぽくなってたり、気がつけば物が増えてゴチャゴチャしてきたなんてことはありませんか? これからもずっと気持ちよくガーデニングライフを楽しむためにも、掃除の習慣をつけておきたいもの。そこでおすすめなのが半年に一度の大掃除。1回目の大掃除は、雨降り続きで外出が減り、外も雨が降ってる梅雨時がベストタイミング! 水をジャブジャブ使う掃除のポイントをご紹介します。
目次
ベランダの床掃除ついでに断捨離を
まずは、思い切ってベランダにあるすべての物を部屋に入れてしまいましょう。ベランダに近い部屋にビニールシートなどを敷き詰めたら、花鉢やテーブル、椅子、棚などをどんどん運び入れます。この時、捨ててもいいかも?とか、こんなところにあったの?など、普段気がつかなかった不要な物も見えてくるので、断捨離しちゃうのも方法です。
使っていない鉢や道具は水洗いでスッキリ
使いっぱなしになっていた植木鉢をお風呂場で洗って、乾かしておきましょう。汚れたままの鉢に植え替えるより、断然気持ちよさが違います。ベランダの水洗いをしている最中に乾かしておけば、時間が有効に使えます。
高圧洗浄機でベランダを大掃除する手順
一家に一台オススメしたい高圧洗浄機。集合住宅でも音を気にせず使えるベランダ用の静音タイプもあります。収納スペースは、40×40×70㎝ほどあれば大丈夫。たくさんのパーツがありますが、差し込み口が決まっているので間違って取り付けたりする心配はなく、女性でも簡単に使いこなせます。
高圧洗浄機は、圧力をかけた水が勢いよく噴き出て、手洗いでは落としにくいこびりついた汚れを落としてくれる清掃機器です。洗剤を入れる場所もありますが、主に水だけを使います。ベランダに蛇口がない場合は、台所や洗濯機、お風呂場などの蛇口を。蛇口がシャワーや浄水器などと一体化していてホースを取り付けられない場合は、写真のように貯めた水を吸い出して使うアタッチメントを使いましょう。
濡れてもいい格好で散水開始
水が勢いよく飛び散るので、濡れてもいい格好で長靴を履き、いざベランダへ! 室内で水を貯めて高圧洗浄機を使う場合は、室内の水チェック担当とベランダ掃除担当の2人体制で使うことをオススメします。ベランダの排水口から一番遠い場所から掃除スタート!
床・壁・隙間・網戸……全部水洗い
壁面のタイルも、よく見ると埃がついているので、手が届く範囲はブラシで掃除しましょう。
タイルやウッドデッキが敷いてある場合、目地に入り込んだ枯れ葉が気になります。アタッチメントを細いノズルに替えて、水の勢いを使ってかき出したり流したりしましょう。
仕上げにアタッチメントをデッキブラシに替えて、表面の汚れを流しましょう。そうそう、ついでに窓と網戸も洗えます。洗剤を使わなくても汚れが落ちるので、洗剤洗いの後に水で流すという二段階の掃除をしなくてすむのが高圧洗浄機のよいところです。
ついでに掃き出し窓の網戸にも散水すると、ホコリが取れてすっきり!
ウッドデッキパネルも高圧洗浄機で黒ずみ除去
高圧洗浄機は、ウッドデッキの黒ずみも落ちるので、いろんなタイプのベランダ掃除に役立ちます。掃除のタイミングは、梅雨時期に1回、年末年始に1回がオススメです。外が雨の日なら、掃除に集中できますし、周りに水が飛び散っても気になりませんからね。掃除が終わり、スッキリ水で清められたベランダに、新たな気持ちでテーブルや収納ボックス、花鉢などを並べてみましょう。新しいレイアウトになったベランダは、なんだかいつもより広くなった気がしますよ。
Credit
写真&文 / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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