植物の力を閉じ込めたコスメを、長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんがご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。今回は、年々暑さが過酷になる日本の夏を快適に乗り切ることができる、ひんやり心地いい感触のコスメをご3つ紹介します。
目次
もこもこ泡が、紫外線ダメージをブロックしながら透明感あふれる肌に イプサ「クーリング ボディプロテクター」
紫外線が肌を老化させることは、みなさんご存じのとおり。顔だけでなく、ボディもしっかり守りたいところですよね。とはいえ、汗や皮脂でベタつく夏に、重い日焼け止めは塗りたくない…という人も多いのではないでしょうか。
そんな人にオススメなのが、この『クーリング ボディプロテクター』。プッシュすると、ふんわりとした泡が出現、つけた瞬間ひやっとした感触が心地いい日やけ止めです。
泡で出てくるので、瞬時に広範囲にふわっと伸ばすことができ、これがとにかくラク! 溶けるようにさっと肌になじみ、ベタつきもありません。
一般的に、日焼け止めは汗で流れてしまうので、こまめに塗り直す必要が。だけど面倒で、ついサボりがちですよね(はい、私のことです)。
ですが、つけるたびひんやり心地よい刺激に包まれるこのアイテムなら、面倒がらずに塗り直しできそう。紫外線だけでなく、空気中の微粒子からも守ってくれますよ。
肌に潤いを与え透明感を引き出す
アッサム茶から抽出したチャ葉エキス、楊貴妃が美容のために食べていたとされるキノコから抽出した白キクラゲエキスなどを組み合わせた「スキンクリアコンプレックス」も配合。角層をみずみずしく保湿し、透明感あふれる肌に。
紫外線から肌を守りながら、みずみずしく澄んだ肌に導いてくれるなんて、いたれりつくせりの1本です。
【商品概要】
イプサ『クーリング ボディプロテクター』SPF30 PA+++
100g 価格:3,800円(税別)
爽快なひんやり感! 素肌をキュッと引き締める化粧水 ポール& ジョー ボーテ「ポール& ジョー クーリング ローション」
夏場はもちろん、肌を引き締めたいとき、スポーツのあと、バスタイムのあとなどにぴったりなのが、『ポール& ジョー クーリング ローション』です。収斂効果に優れたペパーミントエキスや清涼感のあるメントールが配合されていて、肌になじませた瞬間、ひやっと爽快な冷たさが。朝に使えば、寝ぼけた頭もシャキッとしそうです。また、このひんやり感は長時間持続するので、夜のお手入れに使えば、暑くて寝苦しい夜でも心地よく眠りに入れそう。
古木オリーブオイルをはじめとする保湿成分が、弾むようなハリ肌へ
ポール& ジョーのすべてのスキンケアアイテムに配合されているのが、地中海地方で数百年もの樹齢を重ね、奇跡のような生命力を宿した古木オリーブから採れるオイル。優れた抗酸化効果と肌の抵抗力を高める効果を発揮するといわれるポリフェノール、オレイン酸、ビタミンEなどを豊富に含み、肌を健やかに整え潤いで満たします。
この古木オリーブオイルのほかに、オリーブリーフエキス、カモミールエキスといった保湿成分も配合。内側からパンと弾むようなハリを実感できます。
【商品概要】
ポール& ジョー ボーテ「ポール& ジョー クーリング ローション」
200ml 価格:3,500円(税別)
疲れた脚・むくんだ脚をクールダウンして引き締める ラ・カスタ「アロマエステ レッグジェルRH[リフレッシュハーブ]」
立ちっぱなしのショップスタッフや、脚がむくみやすいキャビンアテンダントなどに多くのファンを持つ実力派レッグケアアイテムが、この『アロマエステ レッグジェルRH[リフレッシュハーブ]』です。
塗った瞬間、強烈なスースー感と爽やかなハーブの香りが鼻に抜け、一気に気分もリフレッシュ。マッサージするようにくるくるとなじませると、だるくてたまらなかった脚がふっと軽くなります。驚きの即効性で、立ち仕事の人たちから支持されているのも納得!
引き締め効果や保湿効果の高いハーブや植物エキスがたっぷり
肌を引き締めるラベンダー花エキス、オニイチゴ根エキス、エイジングケア効果のあるエーデルワイス花/葉エキス、保湿効果のあるカミツレ花エキス、コーヒー種子エキスなど、たくさんの植物由来成分を贅沢に配合。肌を引き締めるだけでなく、しっかりと保湿し、健やかに保ちます。
夏の肌はエアコンでじつは乾燥しがち。疲れやむくみだけでなく、乾燥までケアしてくれるのが嬉しいですよね。
【商品概要】
ラ・カスタ「アロマエステ レッグジェルRH[リフレッシュハーブ]」
150g 価格:1,500円(税別)
うだるような暑い日は、ケアしているそばから汗が吹き出してきて、スキンケアへのモチベーションも下がりっぱなし。そんなときは、ひんやりコスメを投入してみてはいかがでしょう。汗もスーッと引き、気持ちよくケアできるかもしれませんよ。
Credit
写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)
早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない44歳。
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