家庭菜園でトウモロコシを栽培したら、食べる以外にも楽しい遊び方があります。それがコーンドール。コーンドールはチェコの伝統的な工芸品の人形。夏に収穫したトウモロコシの皮を乾燥させてつくります。シンプルで素朴な味わいがあり、ほのぼのとした雰囲気が魅力。そのつくり方をご紹介します。
材料は外側の緑の皮は使いません。内側の柔らかな白い皮を新聞紙に広げ、陰干しして2〜3日水分を飛ばします。直射日光に当てると割れてしまうので、必ず陰干ししましょう。乾燥の途中で、くるっと巻いてくるので一枚ずつ広げ、押し花の要領で重しをしてさらに乾燥させます。
用意するもの/乾燥させたトウモロコシの皮9〜10枚、細く裂いた皮1枚、紐
- トウモロコシの皮を5〜6枚重ねます。
- 1/4くらいの箇所を紐で縛って、上部を丸くカットします。
- 逆さにして、長い方の皮を2枚折り返して包み込み、頭をつくります。
- 首の部分を紐で縛ります。ここが人形の頭になるので球状に形を整えます。
- 別の皮を1枚使い、クルクル巻いて腕の部分をつくり、頭部の下に差し入れ、腕と胴体を紐でクロスさせて固定します。
- 別の皮を2枚用意し、肩幅に折り畳んで右肩・左肩から1枚ずつ交互にクロスさせ、ウエスト部分を紐で縛って固定します。
- ウエスト部分から下に別の皮を1枚重ねづけてスカート状にし、紐で縛って固定します。
- 細く裂いた皮をウエストに縛って後ろで結び、スカートの裾を切り揃えれば土台の完成。
Photo/ 1)Petr Lerch/2)bonchan/3)Peter Vanco, Petr Salinger/ Shutterstock.com
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