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1~3本のバラを、おしゃれにアレンジするには器使いがカギ!

1~3本のバラを、おしゃれにアレンジするには器使いがカギ!

部屋の中に、大好きな花を飾ってみましょう。花が、空間も見る人の気持ちも明るくしてくれます。飾る花は、1輪、1本でもOK。少量でも楽しみ方はいろいろです。ここでは、1~3本のバラの飾り方を、花から始まるライフスタイルを提唱する『花時間』がお届け。どれも、身近な器を使って、簡単にマネできますよ。

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花を飾る器は、なんでもOK。水が漏れないことだけがポイントです

庭の花が1輪咲いたとき、道を歩いていて、咲いている花を見たとき、心がほっこりしませんか。花はそこにあるだけで、見る人を幸せにする魔法のアイテム。部屋の中に花が1輪あるだけで、周りの空気はガラッと変わります。

バラのアレンジ
花/柳澤縁里(オークリーフ) 撮影/山本正樹

花は本数にかかわらず、そのまま飾るだけで十分きれいです。さらにもう少し楽しみたいときは、器で遊んでみるのも一つの方法。花を活ける器は、花器でなくて構いません。ジャムの空き瓶、100円ショップで購入した食器や瓶、空になったペットボトル…。水を入れることができれば、なんでも花の居場所になります。たとえば、バスケットなど、水を入れられないものに花を飾りたいときは、そのバスケットの中に、水が漏れない容器を入れればよいのです。好きなものに花を活ける…そう考えたら、花を飾ることが今よりもっと楽しくなるかもしれません。

では、実際に、どんな器遊びができるか、3本までのバラを使ったアレンジで見てみましょう。特別なことは何もしていないのに、おしゃれに見せられます。

瓶や缶で。1 輪ずつ並べて楽しむ、バラと器の色遊び

バラのアレンジ
花/深野俊幸(カントリーハーベスト) 撮影/山本正樹

咲き方と色が異なる3本のバラを、1本ずつ活けました。器はお茶の缶、ガラスの小瓶。花色と合わせながら、器選びを楽しみましょう。いろいろな器を並べるときは、花の高さをある程度揃えると品よく見えます。

【花材】
バラ(シルバナスペック、ビューティフラワーほか)、ヒューケラ

咲き加減の違う花を2 本。高低差で魅せれば、存在感が出ます

バラのアレンジ
花/岩尾真紀(マリキータ東京) 撮影/山本正樹

異なる器に同じバラを活け、高さをぐっと変えただけ。飾り方次第で、わずか2本でも、バラの存在感がアップします。コツは、開き始めのバラを高く、開いて量感があるバラは低く活けること。語り合うように角度をつけると、自然とまとまりが生まれます。

【花材】
バラ、ハゴロモジャスミン

同じ器に活け分けるときは、高さや量を変えてリズミカルに

バラのアレンジ
花/川守由利子(ブーケ・ドゥ) 撮影/落合里美

こちらは、ボリュームがあるカップ咲きのスプレーバラを、1本ずつ器に活け分けました。葉を取り、透明感のある花色と細い茎を味わいます。一重の花を合わせ、器ごとに花の量や高さを変えるのもポイント。

【花材】
バラ(‘フェアリーキッスホワイト’)、チョコレートコスモス、ワイヤープランツ

大きな皿がトレー代わり。好きな時に、器の重ね方を変えても

バラのアレンジ
花/筒井聡子(フラワーキッチン) 撮影/田邊美樹

平たい皿の上に、器を重ねたアレンジです。3つの器それぞれに花や実を飾ったら、少量なのに、あしらいにボリュームや広がりが生まれます。花もちのよいバラをメインに、サブ花材を替えて、長く愛でてもいいですね。

【花材】
バラ(‘カルピディーム+’)、キバナコスモス、クレマチスなど

いかがですか。少ない本数のバラが、器によって、いろいろな表情を見せてくれます。『花時間』では、バラが好きな方々へ贈るムックを、このたび刊行しました。アレンジからガーデニング、ドライフラワーまで、バラの花を楽しみ尽くす74のアイデアを収録。アレンジに役立つバラ図鑑つきです。

新刊『花時間Petit 飾る、育てる、作る バラを楽しむ本』

花時間Petit 飾る、育てる、作る バラを楽しむ本

定価/本体900円+税
B5判変型/80ページ
ISBN978-4-04-896543-9
発行/株式会社KADOKAWA

詳細は
https://www.kadokawa.co.jp/product/321902002136/

併せて読みたい

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バラのドライフラワーを自宅で手作り!ボタニカルクラフト

Credit

記事協力

花時間編集部
『花時間』は、花やグリーンから始まる、ボタニカルライフを提案しています。フラワーアレンジ、ガーデニング、クラフト、インテリア、イベント…暮らしの中に咲く花や癒やしのグリーンを、雑誌やムック本、書籍、SNSなどで発信中です。雑誌は1991年創刊。生産者や花市場との交流が深く、美しく役に立つ情報を厳選してお届け。

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