肌寒くなるにつれ、庭や公園、街路樹の木々が一枚また一枚と葉を落とす晩秋。ガーデニングをしている人にとっては、落ち葉掃きや冬支度で忙しい時期ですが、ちょっとブレイクしませんか。公園に出かけてみると、いつもは気がつかなかった彩り豊かな落ち葉に出合える季節です。家族や愛犬と、日頃の運動不足解消に、この時期にしかできない落ち葉遊び散歩に出かけてみましょう。
目次
季節を遊ぶ! 落ち葉の楽しみ

公園や自然の中には、意外といろんな樹種が植わっていて、見上げていた時には気づかなかった変わった葉っぱがいろいろ落ちています。好きな葉を持ち帰って、額に入れたり、しおりにしてもいいですね。

集めた葉っぱを並べただけでも素敵なアートに! ぜひ写真をSNSに投稿してみましょう。「 #落ち葉遊び」「#紅葉アート」などハッシュタグをつけたら、同じ遊びをしている人が見つかるかも。

ぐるぐる渦巻きに並べながら、葉色のグラデーションも表現。せっかく並べているのに、崩してくるいたずらっ子にご注意。

イギリスでは、秋に森を歩いていると、葉っぱをグラデーションに並べてあることがあります。落ち葉でかるた遊びをした子どもたちのかわいい跡。散歩の途中に出合えたら、明日もいいことがありそうです。



紅葉の仕組み

いろいろな葉っぱを集めてみると、葉色のパレットができそうなほど色づき方は植物によってさまざま。この色は、どうやってできているのでしょうか。
葉っぱには緑色の色素「クロロフィル」と黄色の色素「カロチノイド」が含まれていますが、秋になり気温が低くなるとクロロフィルが分解され、カロチノイドが目立ってくることで黄変します。
紅葉の赤色の素はアントシアニン。葉が光合成によってつくり出した糖分は、寒くなるにつれ葉にとどまり、さらに陽光を浴びることで化学反応を起こし、赤色色素のアントシアニンを生成し紅葉します。ただし、夜の気温が高いと糖分が消費されてしまい、あまり赤くなりません。
色づき方の差は、こうした環境条件の違いや葉っぱに含まれる成分の違いなどから起こります。つまり、葉っぱの色彩は、今この時のこの一枚にしかないもの。自然の色彩を材料に、いろいろなクラフトを楽しんでみてください。

庭づくりをしている人には、本格的な冬が来る前に、落ち葉を集めて掃除をすることをオススメします。芝生や植物の間に入った落ち葉は、ホウキを使うより大きめの熊手やブロアーが便利。落ち葉を集めたら、植物の防寒としてマルチングに活用したり、ベテランガーデナーさんは自家製腐葉土にチャレンジしてもいいですね。アウトドアで火の扱いに慣れている人たちの間では、キャンプ場で焼き芋パーティーが再ブレイクのようです。
Credit
文&写真(クレジット記載以外) / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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