カモミールティーのオススメアレンジ! 「ソイカモミールティー」の作り方
世界中で最も親しまれているハーブの一つ「カモミール」は、リンゴやパイナップルのような芳香があり、主にお茶や入浴剤、ポプリ、アロマオイルなどに使われています。心身をリラックスさせる効果があり、不安やストレスで眠れない夜にぴったり。また、成分が穏やかなので、お子さまにもオススメです。今回は、ハーバルライフコーディネーターの堀久恵さんに、カモミールティーのアレンジーバージョン、優しい色の「ソイカモミールティー」の作り方をご紹介していただきます。
目次
カモミールの歴史
カモミールはギリシャ語の「大地のリンゴ」を語源にしていて、その名の通り、ほんのりとリンゴに似た甘い香りがするハーブです。
優れた薬効を持っていることから、紀元前から活用され、ヨーロッパでは最も歴史のある民間薬の一つ。和名は”カミツレ”といい、19世紀初めにオランダから蘭学と共に入ってきたといわれています。ハーブティーとして飲むだけでなく、花が咲いたら観賞用の切り花に、またお菓子作りや、ハーブクラフト作り、染色、精油など、さまざまな活用方法があり、幅広く楽しむことができます。
カモミールの効能効能は?
カモミールはキク科の植物で、たくさんの種類がありますが、特に優れた薬効を持っているのが、”ジャーマンカモミール”です。

一年草のジャーマンカモミールは、小さくて可愛らしい花の部分を摘み取って、乾燥させたものを使います。気持ちがたかぶって眠れない時や、イライラする時、ストレスや不安を感じる時には、気持ちを落ち着かせて静めてくれる作用があります。
また、炎症を鎮める消炎作用にも優れていて、胃腸の不調や、ストレスからくる胃炎などにピッタリ。風邪のひき始めでノドが痛い時にもオススメです。カモミールティーとして飲むだけでなく、入れたティーでうがいをするのも効果的です。
薬効作用の高いハーブですので、疲れたからちょっとリラックスしたいと感じた時はもちろん、体質改善に、ちょっとした不調をケアしたい場合にもオススメです。1日2~3杯ほど飲んで、まずは1カ月続けてみてください。ハーブは薬ではないので、即効性はありませんが、飲み続けることで、じわじわと自然のチカラを体内に取り込むことができます。そのためにも、おいしくアレンジしたハーブティーを楽しみながら摂取することが大切です。
ハーブティーのおいしい入れ方の基本は、こちらの記事を参考にしてみてください。
カモミールは「植物のお医者さん」でもある
園芸を楽しんでいる方は、ぜひ、カモミールを育ててみてください。

カモミールは人間によい作用をもたらすだけでなく、植物にとっても役に立つ働きをしてくれることをご存じでしょうか? 実は「植物のお医者さん」とも呼ばれ、一緒に植えておくことで、カモミールの持つ芳香成分で害虫の発生を抑えてくれたり、時には自分がおとりになって、ほかの植物が虫の被害を受けることを防いでくれたりします。このような効果がある植物を、「コンパニオンプランツ」と呼び、カモミールはコンパニオンプランツの代表的存在。どの植物とも相性がよく、ほかの植物を元気にする作用まである優れものです。
例えば、「アブラムシがついて困っている」、「数年前からあまり花が咲かない」など植物を育てる上で気になっていることがあったら、株元にカモミールを一緒に植えて育ててみてはいかがでしょうか?
ソイカモミールティーの作り方

カモミールを豆乳で煮出した、優しい色のソイカモミールティーを作ってみましょう。お好みで豆乳を牛乳に代えてもおいしく召し上がっていただけます。
*キク科のアレルギーがある方は注意が必要です。
<材料>2杯分
◯豆乳 400cc
◯ジャーマンカモミール 5g程度
◯はちみつ(お好みで) 適量
<作り方>

鍋に豆乳とカモミールを入れて、中火にかけます。沸騰する直前に火を止めて、完成です。
茶こしでこして、熱いうちにお飲みください。カモミール自体にも甘みはありますが、お好みではちみつや砂糖などを加えて、アレンジしてみても美味しいですよ。ぜひお試しください。
Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)
花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/
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