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フラワー&フォトスタイリスト、海野美規さんのWeb上アレンジメントレッスン。季節の花をサラリと活ける感覚を身につけて、素敵な大人になりましょう。むずかしい決まりやテクニックは一切なし。ちょっとしたコツと自由な発想で、アレンジメントが上手になりますよ。今回は庭にミニタイプのヒマワリが花材です。

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夏の暑い日、大きなひまわりが元気よく空に向かって咲いています。

ひまわりというと、大輪の丸い花を思い浮かべますが、最近ではいろいろなタイプの花があり、アレンジしやすくなってきています。

一重咲き、八重咲き、レモンイエローからオレンジ色、黒褐色まであって、バラエティー豊かです。

夏の花、ひまわりのアレンジをご紹介。

 

<使った花>

  • ‘レモンオーラ’ (黄色のひまわり)6本
  • ギボウシの葉2〜3枚

 

<器>

  • ガラスの器 直径12✖高さ12㎝

 

<手順>

器の高さに合わせて、ひまわりをカットして入れます。ひまわりは平たい丸い花ですので、お行儀よく並べて入れるとでき上がりが平面的になりがちです。ですから左右、上下、八方に変化をつけて、あまりきちんと整えすぎないほうが、自然な感じに仕上がります。テーブルのセンターに置く場合は、どちら側からも花心が見えるように花を活けます。間にギボウシの葉を数枚入れます。

一色、一種活けですので、さっぱりとした印象になりました。ひまわりの茎は水が濁りやすいので少なめにし、こまめに取り替えて清潔にしておきます。また、花粉が落ちるので、テーブルに置くときには気をつけて。花色に合わせたレモンとコーディネートし、清涼感を演出しました。

Credit

写真・文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
https://www.annegarden.jp/

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