晩秋が植えどき! ベリーのアレンジメント
Romankonovalov/Shutterstock.com
ベリーの実の艶めきやフォルムは、花にはない魅力。ブーケに一枝添えるだけで、豊穣で野趣溢れる雰囲気が生まれ、いつもとは一味違った個性的なブーケをつくることができます。ベリーをいただく前に、飾って楽しむ提案です。
目次
レッドカラントinグラス

ガラスの器にレッドカラントの実を飾り、葉つきの枝を添えたシンプルなアレンジ。房状になった実がツヤツヤと輝いて、とてもキレイです。レッドカラントは水揚げがとてもよく、10日間以上は楽しめます。ただし、触れると実がポロポロと落ちやすいので、水替えのときはそっと行いましょう。
サマーガーデンアレンジ

盛夏の庭で咲く花にレッドカラントを添えて、ガラスフラスコに活けました。オレンジの花はエキナセア。黄色の花心の小花はハーブのカモミール。紫色の花はアスター。赤い実はワイルドストロベリーとレッドカラント。ガーデンフラワーはざっくり投げ入れただけでも、感じよくまとまります。
サマーガーデンアレンジ2

バラにアジサイ、イチゴ、ブラックベリーのアレンジ。ガーデンの花はお花屋さんのように茎が長く切れないこともあるので、そんなときには小さなグラスでアレンジを。実ものはぶら下がる様子が可愛いので、グラスの縁に差し入れます。自由奔放に向くイチゴの茎もそのまま生かし、ふんわり丸くまとめて。
ピンクの花と若摘みブラックベリー

ブーケに最も多いピンクの花揃えに、まだ青い若摘みのブラックベリーがボリュームと個性を演出しています。花はバラとワックスフラワー、ふわふわとした羽毛のような花はアスチルベ。どれも初夏のガーデンを彩る花々です。ピンクのリボンにラインストーンの飾りをつけて。
バラとベリーのウェディングブーケ

ウェディングの演出はナチュラルが流行中。花嫁さんのブーケもガーデンで花摘みをしたようなスタイルが人気です。大輪のバラの周りを飾っているのもそんな草花。エキノプス、ワックスフラワー、ブラックベリー、ホワホワの白い植物はクレマチスのタネ姿です。ガーデンウェディングにぴったりのナチュラルブーケ。
ベリーの育て方は『経験者に聞く! 晩秋が植えどきのベリー類の栽培のコツ』のページでご紹介しています。ぜひそちらもご参照ください!
Credit

文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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