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おいしくハーブティーを楽しむために! 購入のコツと保存方法

おいしくハーブティーを楽しむために! 購入のコツと保存方法

日々の疲れやストレスをケアする方法の一つとして、ハーブを生活に取り入れてみませんか? 特に手軽に楽しめてオススメなのが、ハーブをお茶にして飲む“ハーブティー”。ハーブティーには、乾燥したドライハーブを使う方法と、生のフレッシュハーブを使う方法の2種類の作り方があります。今回はドライハーブの選び方や保存の仕方について、お伝えしますね。

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ハーブは心身の健康づくりに効果あり!

ハーブが持つ有効成分を心身の健康づくりに役立てる療法、“ガーデンセラピー”をご存じですか?

ハーブにはいろいろな薬効成分が含まれていて、気持ちをリラックスさせる抗うつ作用や鎮静作用があるもの、体内に入ってくる菌と闘う殺菌作用を持っているものなど、さまざまな作用が期待できるんです。また、タンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分も消化管から吸収され、人間を老化させる原因の一つ、体内のサビ=酸化を防ぐ嬉しい作用も。ぜひおいしくて健康づくりにもつながるハーブティーライフを始めましょう。

ドライハーブとフレッシュハーブ、それぞれの特徴は?

ハーブをお茶にして楽しむ方法としては、ドライハーブを使うか、フレッシュハーブを使うかの2つの方法があります。フレッシュハーブは新鮮な青葉の香りが抜群! ミント類なら1杯のティーに対して15枚ほど必要ですが、お茶の色もきれいな緑色になり、贅沢なひとときを楽しむことができます。自分で育てたものを使えればベストですが、1年に1回しか開花しないお花などは、その季節限定の楽しみになります。

その点、ドライハーブは1年を通じて、よい状態のハーブが安定して手に入りやすいというメリットがありますね。湿気がある日本の気候では、育てたハーブを上手に乾燥させて保存することは、一般住宅では難しく、私は、きちんとした管理のもとで栽培・加工されたドライハーブを飲用するほうが、おいしく楽しめると感じています。

ドライハーブの選び方は?

今回は、ドライハーブについて、ご紹介していきますね。まずは、ハーブを購入する際の選び方から。

ハーブティーにおすすめのドライハーブの選び方

ハーブの命は、香りです。製造年月日・賞味期限を確認して、できるだけ新しいものを購入しましょう。また、一度にまとめ買いをするのではなく、少量ずつこまめに買い足すのが賢い買い方です。封を開けた瞬間から香りが飛んで、劣化が始まっていくためです。

身体によりよい作用を期待するのであれば、オーガニックのハーブを使用するのがオススメです。オーガニックとは、農薬と化学肥料を3年間使わずに育てた栽培法。購入する際には、オーガニック認証マークがついていることを確認しましょう。

そして、専門的な知識のある人がいるお店で購入するのがベストです。今はハーブもインターネット通販で気軽に買えますが、できれば対面販売をしている店舗に行ってみてください。作る人や食材、季節によって料理の味が変わるように、ハーブもメーカーや季節、産地によって味が微妙に変わります。それらも踏まえて、自分の目と鼻で品質をチェックできるようになれれば、一人前です♪

開封後の保存方法は?

開封後は密閉容器に移して、戸棚にしまっておきましょう。昔は “茶箪笥”というものがありましたが、直射日光・高温多湿を避けられるような場所に保管してくださいね。

ドライハーブ-開封後の保存方法は?

その際、シリカゲルなど乾燥剤を一緒に入れておくとよいでしょう。

また、保存する時には、ブレンドした日付と、使ったハーブの種類や配合したそれぞれの分量をラベルなどに記入して添付しておけば、次回のブレンドの参考にもなりますよ。

賞味期限はいつまで?

賞味期限は販売元の表記に準じますが、保存方法がよくなければ、当然賞味期限内であってもおいしさは劣ってきます。

ハーブ-賞味期限はいつまで?

特にハーブは自然のものですから、やはり早めに飲む・使い切ることは大切ですね。香りが命と前述しましたが、開けたばかりの新しいハーブと、賞味期限直前のハーブでは、入れた時のおいしさ・香りは全く別物…というくらい違います!

ハーブは自然の恵み

私は、ハーブが持つ有効成分を活用して、健康づくりを実践しています。20代の頃は一年を通して風邪をひきやすかったのですが、毎日1~3杯のハーブティーを飲むことで、今では病院に行くことがなくなりました。ハーブは薬ではないので、即効性はありません。ですが、じっくり身体の声を聴いて、ゆっくりゆっくりと改善を促してくれる…そんな優しい植物の恵みだと思います。ぜひ健康づくりにお役立てくださいね。

<ご注意>

妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に確認の上、かかりつけの医師にご相談ください。

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