【ハーブ×紅茶アレンジレシピ】おいしいスペアミントミルクティーの作り方
お庭でハーブを育て、それを食す…そんな植物を使って行う自然療法を総称して、「ガーデンセラピー」と呼んでいます。
今回ご紹介するハーブは「スペアミント」。とっても丈夫で、ハーブ栽培初心者さんにも向いているハーブです。ここでは、スペアミントの育て方や栽培のコツ、日ごろ飲み慣れている方も多い紅茶とコラボさせたレシピをご紹介します。ほのかに香るミントのフレーバーをぜひお楽しみください。
目次
初心者さんも簡単に栽培できる!ミントの育て方

ミントは全世界で繁殖してきた歴史のある植物で、現在、300種類以上あるといわれています。ヨーロッパが原産のハーブは、日本のジメジメとした湿気のある気候を苦手とする種類も多いのですが、ミントはそんな日本の風土にも合っているハーブ。ガーデニングに慣れていない方にとっても、ハーブを育てたことがない方にとっても、育てやすいハーブの一つです。
栽培のコツをお伝えしますね。
まず、ミントは水が好きな植物。土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをすることを基本にしましょう。完全に水が切れると枯れてしまいます。葉が一度チリチリになってしまうと復活しませんので、夏場の乾燥には注意してくださいね。
また、梅雨明けから10月くらいまでの高温で乾燥した時期にはハダニが発生します。ハダニは、葉裏について養分を吸い取る害虫で、葉っぱの色が白くすいたような状態になります。夕立ちなど適度な湿気があると発生率はぐんと減りますので、水やりの際には、葉の裏に水をかけるなどの対策がオススメです。
スペアミントをおいしく飲むための栽培のコツ
お庭でハーブを育てているけれど、なかなか使ったり食べたりするところまでいかない…という方も多いのではないでしょうか?
育てたハーブを手軽に楽しむ方法の一つとして、お茶にして飲む方法があります。「うちのミントはずっと放置していたし、これホントに飲めるの…?」と不安な方もいらっしゃるかもしれません。おいしく飲むために実践していただきたいコツを、いくつかお伝えしますね。
まず一つ目は、摘芯をすることです。

摘芯とは、上に伸ばしっぱなしにせず、適当なところで先端を切る作業です。こうすることで、脇芽が伸びて収穫量も増えます。また新芽はとっても柔らかく、そのまま食べても、お茶にしてもおいしく楽しめます。
2つ目は、花を咲かせないこと!
スペアミントは葉がある3〜11月くらいまで、ずっと収穫可能です。7月頃に白い可憐な花をつけますが、この花を咲かせないことがポイントです。花が咲くと葉がごわごわと硬くなり、渋みや苦みを感じるようになります。でも大丈夫! 1つ目のポイント、摘芯を繰り返していれば、花が咲くことはありません。
もし、摘芯を忘れて花が咲き、葉っぱが硬くなってしまったら、いったん地際で刈り込み、また新しい葉が生えてくるのを促すのも一つの手です。スペアミントは夏場でも、水さえ切らさなければ、新しい芽を出してくれますので、ごわごわしておいしくないものを残しておくよりも、思い切って刈り込みをしてみてください。
スペアミントの冬越しは?
スペアミントには耐寒性があります。冬には枯れますが、また春になれば新しい芽を出してくれますので、そのための冬越し準備をしましょう。霜が降りる前に、地際で刈り取り、株元に腐葉土や藁などを敷きつめます。こうすることで、寒さから守ることができます。特に寒冷地にお住まいの方は、しっかり刈り込み、冬支度をお忘れなく。
この際、大量に収穫できたら、ドライハーブとして乾燥させて保存するのもオススメです。ハーブは香りが命で、短時間で上手に乾燥させることができれば、おいしく長期保存が可能です。冬は空気が乾燥していますので、ドライハーブを作るのにも向いている季節。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
スペアミントミルクティーを入れてみよう
紅茶とハーブをコラボさせてみました。元をたどれば、紅茶もチャノキというハーブですし、紅茶とハーブは相性がいいのです。今回は、スペアミントを使用したミルクティーを作ってみます。
<材料>2杯分
- スペアミント生葉 5~6本(葉で50~60枚程度)
- アッサム茶葉 5g
- 牛乳 400ml
- 砂糖 適量
<作り方>
1. スペアミント、アッサム茶葉、牛乳を鍋に入れて温める

2. 沸騰直前で火を止め、濾してカップに注いで完成

ほんのりスペアミントの香りが楽しめるミルクティーは、ホットでもアイスでもおいしく飲んでいただけますよ。甘さはお好みで足してくださいね。
Credit
写真&文 / 堀久恵 - 花音-kanon- 代表 -

ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
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