毎月、今が見頃を迎える花や収穫を迎える果実などにフォーカスして、その植物の美容成分を使用した優秀コスメを美容ライターの徳永幸子さんがご紹介していく連載『旬花秀粧(しゅんかしゅうしょう)』。
今月は、いまが食べごろの果物、リンゴを使ったコスメをフィーチャーしてくれました。「一日一個のリンゴは医者いらず」ということわざがありますが、リンゴは健康によいだけでなく、じつは美容効果もすごいんです。化粧水からクリームまで、リンゴの力で若々しい肌へ導く3アイテムをご紹介します。
リンゴ種子エキスが肌の潤いスイッチをオン!エステダム「オーセリュレール ウォーターエッセンス」

1978年にフランスの薬学博士によって生まれた「エステダム」。肌が本来持っている、自ら美しくなろうとする機能を呼び覚ますことにより、どんな環境にも調和する、強さと健やかさを兼ね備えた上質肌へと導いてくれるスキンケアブランドです。
こちらの『オーセリュレール ウォーターエッセンス』は、ストレス過多で肌トラブルが出やすい現代女性のためのエッセンス。肌が乾燥する、くすんでみえる、ツヤがない、ハリがない、睡眠不足になりがち、外的刺激が気になるなど、内外からダメージを受けた肌を、頬にツヤ玉のできる輝き肌へ導いてくれます。
その秘密が、配合されたリンゴ種子エキスとアブラナステロール。この2つが細胞にある水の通り道・アクアポリンの合成をサポートし、潤いにあふれた肌に。また、酵母エキスが酸化ダメージを受けた肌をケアする働きも。ストレスによるお疲れ肌をリフレッシュしてくれます。
とろんとしてぷるん! みずみずしいエッセンスがグングン浸透
香りは、心をほぐす甘いフローラル系。テクスチャーはプルンとしたとろみがありますが、肌にのせるとびっくりするほどグングン浸透します。
じつはオーセリュレールは、肌の水分と近い成分を配合した、肌との親和性が高いエステダム独自の水。だから、肌がゴクゴクと水を飲み干すように角質層へ入っていくのです。あっという間に浸透してしまうので、ついつい“おかわり”してしまうほど。指先で顔の中心から外へマッサージするように塗ったら、最後に潤いを閉じ込めるようにやさしくハンドプレスを。エッセンスがさらにしっかりと浸透し、肌にハリが蘇りますよ。
【商品概要】
エステダム『オーセリュレール ウォーターエッセンス』
125ml 価格:6,800円(税別)
4カ月間腐らない“奇跡のリンゴ”パワーでハリ感アップ!エトヴォス『バイタライジングリンクルクリーム』

皮膚科学を研究する医学博士監修のもと、保湿のためのキー成分であるセラミドを軸にしたスキンケアやミネラルメイクアップアイテムを展開する「エトヴォス」。スキンケアアイテムもメイクアップアイテムも、ともに敏感肌にも使えるやさしさが特徴です。
こちらの『バイタライジングリンクルクリーム』は、乾燥による小ジワを目立たなくする目元、口元用のクリーム。ただでさえ皮膚が薄くて刺激に弱い目元ですが、このクリームは徹底した低刺激処方なので、敏感肌でも安心して使えます。
ヒト型セラミドや、フランス大西洋の海洋性プランクトンから得られるアルテロモナス発酵エキスがしっかり保湿し、アルガン幹細胞とリンゴ幹細胞の2種類の幹細胞エキスが、ふっくらハリ感をチャージ。このリンゴ幹細胞エキスは、“4カ月間腐らない奇跡のリンゴ”として有名なスイスの希少なリンゴからとれる植物幹細胞を抽出したもの。お肌のたるみを引き締めてなめらかに整え、ハリを与えてくれます。
小ジワだけでなく、スマホやPCによるクマやくすみにも!
こちらのクリーム、「化粧品機能評価法ガイドライン」に基づく効能評価試験で、乾燥小ジワを目立たなくする効果も認められていて、その実力は40代の私でも塗った瞬間から「わ、薄くなった!」とときめくほど。
また、現代女性の悩みである、スマホやPCの使用による“お疲れ目元”にもアプローチ。眼精疲労によるクマやくすみ、たるみを撃退してくれる、ネムノキ樹皮エキス、6種類のビタミンを含むビタミンコンプレックスなどを配合しています。
いち早く年齢が出やすいのが目元や口元。お高いものが多いパーツケアアイテムの中では、かなりお手頃価格なので、コスパの面でもオススメです。
【商品概要】
エトヴォス『バイタライジングリンクルクリーム』
15g 価格:4,500円(税別)
乾燥による敏感肌も長時間潤いキープ! ビオデルマ「イドラビオ モイストクリーム」

薬学者によりフランスで生まれたスキンケアブランド「ビオデルマ」。皮膚科学の研究から開発されるアイテムはどれも肌にやさしく、低刺激を追求していて、本国フランスでは、多くの皮膚科医が処方するほど。中でもこの“イドラビオ”ラインは、潤いを与えるだけではなく乾きにくい素肌へと導く、乾燥性敏感肌のためのスキンケアです。
こちらの『イドラビオ モイストクリーム』は、リンゴの種子から抽出したアップルシードエキスが、角質層に水分を閉じ込め、長時間肌のみずみずしさをキープ。また、保湿成分であるヒアルロン酸や、肌をなめらかにしてキメを整えるサルチル酸も配合。乾燥しにくいだけでなく、ツヤのある若々しい肌へ導いてくれます。
クリームなのに後肌サラサラ!

テクスチャーは、こっくりと固め。なのに、肌にのせるととろけるように柔らかくなり、スルスルと伸びていきます。肌にすぐになじむ“ラメラ状エマルジョン処方”で、すぐさま肌の奥にスルンと浸透して後肌はサラサラ。クリームなのにまったくベタつかないので、メイク前の朝のお手入れ時にもオススメです。
【商品概要】
ビオデルマ『イドラビオ モイストクリーム』
50ml 価格:3,200円(税別)
ポリフェノールや食物繊維、ビタミンCなどを含み、食べても美容効果が高いリンゴですが、美肌にもすごい力を発揮してくれます。食べるだけでなくスキンケアにもぜひ取り入れてみてくださいね。
併せて読みたい
・ドイツの秋冬の食卓に欠かせないバラエティー豊かなリンゴの実
・オーガニックコスメ「ヴェレダ」社のハーブガーデン・レポート! ヴェレダの商品を使った至福のトリートメント
・乾燥する季節にオススメ! 植物の力で徹底的に潤うフェイスマスク3つ[ボタニカル・パワー]
Credit

写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)
早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない44歳。
全国の花ファン・ガーデニング
ファンが集う会員制度です。
10月の無料オンラインサロン

園芸家 矢澤秀成さんとバーチャル軽井沢ガーデン散策
新着記事
-
育て方
秋はバラの苗木の買い時!注目の新品種&9月にやりたい秋バラのための必須ケア大公開PR
秋はバラが今年2回目の最盛期を迎える季節ももう直ぐです。秋のバラは色も濃厚で香りも豊か。でも、そんな秋のバラを咲かせるためには今すぐやらなければならないケアがあります。猛暑の日照りと高温多湿で葉が縮…
-
イベント・ニュース
秋のガーデンでハロウィンを楽しもう!「横浜イングリッシュガーデン」のオータム・フェス…PR
今年のハロウィン(Halloween)は10月31日(火)。秋の深まりとともにカラフルなハロウィン・ディスプレイが楽しい季節がやってきました。横浜イングリッシュガーデンでも園内をカボチャや鮮やかな装飾で彩る「オー…
-
宿根草・多年草
クルクマとウコン(ターメリック)の違いとは? それぞれの特徴や育て方のポイントも解説
5~10月に花が咲く「クルクマ」という植物をご存じですか? クルクマはスパイスとしても知られるウコン(ターメリック)の仲間です。この記事では、クルクマとウコンの違いや特徴、クルクマの育て方についてご紹…