βカロテンで美肌対策! 保存食 杏子(あんず)のシロップの作り方【キッチンガーデンレシピ】

お庭で育てた野菜や果実を美味しく飽きずにいただくために、簡単にできる保存食レシピをご紹介するシリーズ。今回は、美肌を作りと言われている杏子の保存方法についてご紹介します。夏場でも長持ちさせて甘酸っぱ〜い美味しいあんずを楽しみましょう。
目次
アンズシロップ

アンズの爽やかな甘酸っぱさは夏にぴったりの味わい。酸味が強く生食には向きませんが、シロップ漬けはそのまま食べても、お菓子作りの材料としても活躍してくれる美味しさです。オレンジ色でふっくらとした完熟果実が出回るのは6月下旬から7月初旬までのほんの少しの間。うっかりしていると時期を見逃がしてしまうので、注意してチェックしましょう。
アンズシロップの作り方
ヨーグルトやアイス、かき氷のシロップとして楽しめます。
【材料】完熟アンズ、砂糖(砂糖はアンズのg数の約半分)




アンズのクラフィティの作り方(22cm円形皿1台分)

【材料】シロップ漬けアンズ適量、生地(卵2個、薄力粉30g、アーモンドプードル40g、砂糖70g、牛乳100cc、生クリーム100cc、ブランデー少々)、粉砂糖少々
- オーブンを170℃に予熱します。生地を全部よく混ぜ合わせます。
- お皿にアンズの実を並べ、混ぜ合わせた生地を流し入れます。
- 170℃のオーブンで30分程焼きます。
- 粉砂糖を上からふりかけて完成。熱々でも冷めても美味しくいただけます。
美肌を作るアンズ

氷を削ってアンズシロップをかけるだけ。夏のおやつにオススメ。
アンズは他の果物に比べ、βカロテンが非常に多く含まれ、女性には嬉しい作用がたくさんある食材です。
βカロテンは腸内に吸収されるとビタミンAに変換されますが、ビタミンAは皮膚や粘膜の元となるため、美肌作りには欠かせない栄養素です。「爪がかけやすい」「肌がパサつく」「髪がきしむ」などのお悩みがあれば、βカロテンが不足しているサインかもしれません。
アンズをはじめβカロテンの豊富な食材を意識的に摂取するとよいでしょう。他にもβカロテンは体の中の酸化を防いだり、悪玉コレステロールを減らしたりといった作用があり、アンチエイジング効果も期待できます。
さらに、アンズにはプルーンの2倍以上の鉄分が含まれ、カリウムや食物繊維も豊富。貧血や便秘といった女性特有のお悩みを、アンズで美味しく改善できたら一石二鳥ですね。
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写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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