お庭で育てた野菜を美味しく、飽きずにいただくために、簡単で手早くできるレシピを世界各国から集めてご紹介するシリーズ。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​今回は、中国生まれとフランス生まれのピーマンを使ったあの料理のレシピをご紹介します。お庭でピーマンを栽培する際のコツも合わせてご案内。

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青椒肉絲 from 中国

細く切ったピーマンや肉などを、中華鍋で一気に炒め合わせる青椒肉絲は、中華料理の定番メニュー。「青椒」とは青いピーマンのこと、「絲」とは細切りを意味しています。強火でさっと火を通すため、調理時間が短く、忙しいときにも手早く作れるのもうれしいところ。大皿にたっぷり盛って食べたい一品です。

青椒肉絲の作り方(4人分)

青椒肉絲(チンジャオロース)
青椒肉絲(チンジャオロース)

【材料】豚ロース肉(牛肉でも)150g、ピーマン5~6個、パプリカ2個、ニンニク1片、ショウガ1片、ごま油大さじ1、塩少々、片栗粉、合わせ調味料:オイスターソース大さじ1、しょうゆ大さじ1、酒大さじ2、砂糖小さじ1、中華スープの素小さじ1

  1. 豚肉は細切りにし、塩少々で下味をつけて片栗粉をまぶしておきます。合わせ調味料はよく混ぜておきます。
  2. ピーマン、パプリカは種を取り除き、縦に細切りにします。ニンニク、ショウガは細かく刻みます。
  3. フライパンにごま油を入れ、ニンニク、ショウガを入れて香りが立つまで中火で熱します。
  4. 肉を入れて色が変わるまで炒め、ピーマン、合わせ調味料を入れて強火で手早く炒めます。ピーマンは火を通しすぎない方がシャキシャキと歯ごたえよく仕上がります。お好みで茹でたタケノコの細切りを加えても美味しいです。

 

ラタトゥイユ from フランス

プロヴァンス地方、ニースの郷土料理のラタトゥイユは、ナス、ピーマン、ズッキーニ、玉ねぎなどで作る夏野菜の煮込みです。新鮮な夏野菜で作る、野菜のうまみたっぷりのニース風のラタトゥイユは夏にぴったり。そのままはもちろん、パスタと合わせたり、ソテーのソースにしたりとアレンジしても美味しい料理です。

ラタトゥイユの作り方(4人分)

ラタトゥイユ
ラタトゥイユ

【材料】ピーマン4個、パプリカ2個、ナス4個、ズッキーニ1本、玉ねぎ2個、トマト4個、ニンニク1片、オリーブオイル大さじ3、ローリエ1枚、塩コショウ少々

  1. ナスとズッキーニは2㎝厚ほどの輪切りにします。ピーマン、パプリカ、玉ねぎも2㎝角ほどに切り、トマトは粗く刻みます。ニンニクはつぶしておきます。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクを入れて香りが立つまで熱します。
  3. 玉ねぎを加えて炒め、ナス、ズッキーニ、パプリカ、ピーマンの順に加え、その都度よく炒めます。油が足りない場合はオリーブオイルを足しましょう。
  4. トマト、ローリエを加えたら蓋をして、時々かき混ぜながら野菜が柔らかくなるまで煮込みます。塩コショウで味を調え、さらに5分程煮込んで出来上がりです。

 

お庭でピーマン栽培にチャレンジ

独特のほろ苦さがあるピーマンは、子どもの頃は苦手だったという方も多いかもしれませんが、ビタミンやカロチンが豊富で栄養価の高い緑黄色野菜です。

一般的な緑色のピーマンは、まだ若い実のうちに収穫されていて、シャキッとした歯ごたえが特徴。これを真っ赤になるまで完熟させたものが赤ピーマンで、混同されがちですがパプリカとは別のものです。果肉が柔らかく、甘みが強い赤ピーマンは、出荷まで時間がかかるので市場にはあまり出回りません。

自分でピーマンを育てれば、完熟した実を味わえる楽しみもあります。ピーマンを育てる時には気温に注意が必要です。高温には強く、低温に弱いため、早く植えすぎるのは失敗のもと。5月上旬~6月ごろにかけて植えます。

また、乾燥を嫌うのでたっぷりの水やりも欠かせません。脇芽は伸ばしたままでも大丈夫ですが、葉が混みすぎると病気の発生原因になりますので、風通しを良くするように時々剪定すると良いでしょう。

開花してから2週間ほどで収穫できます。あまり長く実をつけたままにしておくと、エネルギーを取られて株が弱り、収穫の量が減ってしまうので、完熟させない場合は早めの収穫を心がけることで長期間楽しむことができます。

Photo/ 2,3)gontabunta/ 4)Valerio Pardi/ 5)Africa Studio/ 6)Brent Hofacker/ Shutterstock.com

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