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さあ、クリスマスシーズンです。フレッシュなグリーンのリースを手作りしませんか。吸水性スポンジリングを使うと、アレンジメントの感覚で、初心者さんにもとても簡単におしゃれに作れます。そして何よりフレッシュさがより長もち! リングは20cm、30cmなどサイズがいろいろあります。丸いリースと、近年人気のハーフムーンスワッグの作り方をご紹介します。

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フレッシュグリーンのクリスマスリースの作り方

フレッシュグリーンのクリスマスリース
リースとスワッグ用のリング
右はハーフムーンスワッグ用のリング。

<用意するもの>

  • 吸水性スポンジリング 直径25cm
  • 吊り下げ用のワイヤー(丈夫な紐やリボンでも代用可)
  • コニファー・ブルーバード・ブルーグリーン 3本
  • グニユーカリ 2本
  • ポプラスベリー 2本
  • バーゼリア 2本

コニファー・ブルーバード・ブルーグリーンの代わりに、ヒムロスギ、クジャクヒバ、モミなど、素材は常緑針葉樹の類ならなんでも。ベースとなるヒバ、スギなどの色に合わせて、サブとなる花材を選びましょう。今回は、ブルーグリーンのコニファーに、似た色目のユーカリを合わせました。

クリスマスリース作りには、グルーガンで素材を接着していく方法もありますが、グルーガンの扱いには慣れが必要ですし、一度接着するとやり直しがきかないという緊張感があります。一方、スポンジリングは円形の土台に挿していくだけで整ったリングが作れるうえに、挿し直しができるので、初心者にもオススメ。さらに、植物が吸水できる分、長い期間生き生きとしたグリーンを楽しめるのも大きな魅力です。

<手順>

  1. 吸水性スポンジリングを水につけて、しっかりと吸水させます。また、壁掛け用のワイヤー(紐)を取り付けておきます。
  2. コニファーでベースを作ります。
    コニファーを挿す
    10~15cmの長さに枝をカットして、リングに挿していきます(長めの枝の場合は大きめのリースに仕上がります)。挿すときには、45°くらいの角度をつけて、一定方向に順番に挿していきます(角度が浅いと薄めのリースになります)。はじめはリングの上面をぐるりと一周します。
  3. 同じコニファーを、リングの外側の面と、内側の面にも入れていきます。上面に入れた時と同じ方向に挿します。ここまでで、リースのベースができ上がります。
    リングの外側、内側にもコニファーを挿す
  4. グニユーカリ、ポプラスベリー、バーゼリアを同じ要領で入れます。
    4. グニユーカリ、ポプラスベリー、バーゼリアを挿す
    コニファーと同じくらいの長さに枝をカットして挿します。
  5. お好みで、松ぼっくりやリボンなど、オーナメントを付けてでき上がり。
    リースのでき上がり
    フレッシュさを保つには、スポンジ部分に水を補給してください。水分がなくなると、そのままドライリースになっていきます。
グリーンのリース

水が含まれている時はどうしても重みがありますので、ドアや壁にかける際には気をつけてください。ドアや門扉に取り付けるほか、リース中央にキャンドルを置いてテーブルリースとしても楽しめます。

リースにキャンドルを入れて

ハーフムーンスワッグの作り方

ハーフムーンスワッグのつくり方

リースと同じ手順で作ります。使用する花材は、リースよりも少なめで大丈夫です。

<用意するもの>

  • コニファー 1~2本
  • グニユーカリ 1本
  • ポプラスベリー 1本
  • バーゼリア 1本

<手順>

  1. 水を含ませた後、左右両側にある紐通しにリボンを通しておきます。
  2. 3分の1ほどのところ(左右どちらでもよい)を出発点として、コニファーを交差させて挿します。
    コニファーを挿す
    ベースのカーブに沿って、左側、右側に続けて挿していき、自然な感じになるようにします。前面、上側、下側、全部に挿します。
    コニファーを挿す
  3. グニユーカリ、ポプラスベリー、バーゼリアなどを入れてでき上がりです。
    グニユーカリ、ポプラスベリー、バーゼリアを入れる

どうぞ、よいクリスマスを!
Joyeux Noël!

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Credit

アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki)
パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
http://www.annegarden.jp

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