毎月、今が見頃を迎える花や収穫期の植物、タネが実る時期の植物などから一つにフォーカスして、その植物の美容成分を使用した優秀コスメを美容ライターの徳永幸子さんがご紹介していく連載『旬花秀粧(しゅんかしゅうしょう)』。
第2回目は、童謡『たき火』でもおなじみのサザンカです。ツバキによく似た花を咲かせますが、開花期は椿より早く、10~12月が見頃。
サザンカのタネから採れる良質なオイルは、さまざまなコスメに使用されていますが、今回はヘアアイテムに絞って、2つピックアップします。
目次
サッとひと塗りでアホ毛を抑える! クラシエホームプロダクツ「いち髪 ヘアキープ和草スティック」
和草の力でダメージを補修し、未来のダメージも予防するという“予防美髪”をブランドコンセプトとする『いち髪』のヘアケアシリーズ。サクラや米などから抽出した和草エキスが、どの製品にも配合されています。
こちらの『いち髪 ヘアキープ和草スティック』は、まとめ髪のときに気になる“アホ毛”を整えてくれるスタイリング剤。ほんの数本ホワホワしているだけでも、とたんにだらしない印象になるにっくきアホ毛が、サッとなでつけるだけで簡単におさまるアイテムです。
そのほか、ぱらつきが気になる前髪やおくれ毛などの髪の乱れにも大活躍してくれますよ。
アホ毛の原因! 髪のダメージ補修&予防効果も
気になるアホ毛の原因は、スタイリング時の摩擦により毛髪強度が落ちて、切れやすくなることで発生する切れ毛ダメージ。この切れ毛対策には“摩擦予防”と“毛髪強度アップ”が大切なのです。
このスティックは、アホ毛や前髪、まとめ髪を整え、ヘアスタイルをキープしてくれるのはもちろんのこと、サザンカオイル(ユチャ種子油)、ツバキオイル、クルミオイル、コメEX-S(厳選された米の研ぎ汁由来成分)といった純・和草プレミアムオイル(補修&予防成分)が、摩擦による切れ毛を予防し、毛髪強度もアップ。アホ毛の原因となるダメージを補修・予防してくれます。
直塗りするだけなので、手を汚さないでどこでも簡単にスタイリングできるのも嬉しいポイントです。
ほわほわのアホ毛が…。
『いち髪 ヘアキープ和草スティック』をなでつけるだけで…
こんなにキレイに!
キレイなまとめ髪をパパッと完成させられるので、忙しい朝の頼もしい味方になってくれそうです。
【商品概要】
クラシエホームプロダクツ『いち髪 ヘアキープ和草スティック』
13g 価格:665円(税別、編集部調べ)
天然オイルなのに驚きのコスパでツヤツヤ髪に! 松山油脂「M-mark さざんかとホホバのヘアオイル」
高い効果をしっかり保ちながら、安全性が高く、自然環境にも配慮したデイリープロダクト(日常品)を生みだす「松山油脂」。昔ながらの釜焚き製法で作られる固形石鹸、泡立ちのよいボディソープ、地肌を清潔にするシャンプー、素肌を守る化粧水やクリームなど、どれも高品質なのにお手頃価格なものが揃います。
『M-mark さざんかとホホバのヘアオイル』は、髪の潤いを守り柔軟性を保つサザンカ油とホホバ油がバランスよく配合されたヘアオイル。髪の水分をキープし、乾燥による髪のパサつきや広がりを抑え、しっとりしなやかな感触に仕上がります。
また、頭皮にもみこんでマッサージをすれば、ホホバ油が毛穴の汚れをオフして皮脂のバランスも保ってくれるので、フケや地肌のかゆみが気になる人にもオススメですよ。
ラベンダー、ローズマリーの天然エッセンシャルオイル配合で、お手入れのたびにリラックスできる香りです。
ノンブローでもこのまとまり! この輝き!
オイルは、無色透明でさらりとしたテクスチャー。シャンプー後、タオルドライした髪にも、朝のスタイリング時にも使えます。
上の写真は、朝起きたての髪に、右半分だけ使用したもの。ブローはおろか、ブラッシングさえしていません。いつも朝の髪は、寝ぐせで“うねる”、“広がる”、“はねる”の三重苦な私の髪が、さっと手ぐしで塗っただけで、丁寧にブローしたかのようなまとまり! さらに、まるでバージンヘアのような輝きが出現しました。
ほんの数滴でOKなので、ただでさえコスパがいいのにかなり長持ちしてくれそう。静電気や乾燥で広がりやすくなるこれからの季節には、頼れる1本になりそうです。
【商品概要】
松山油脂『M-mark さざんかとホホバのヘアオイル』
100ml 価格:1,200円(税別)
髪が美しいと、それだけで美人度がグッと底上げされるもの。潤いやツヤを与えてくれるサザンカコスメで、絹糸のように美しい髪の毛を手に入れちゃいましょう。
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Credit
写真&文/徳永 幸子(とくなが さちこ)
早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない44歳。
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