お庭で育てた野菜を美味しく、飽きずにいただくために、簡単で手早くできるレシピを世界各国から集めてご紹介するシリーズ。今回は、スイーツでも食事でも大活躍のかぼちゃ!カボチャのポテンシャルは想像をはるかに超えます。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​そんな数あるカボチャレシピの中から、イタリア生まれの料理とアメリカ生まれのあの定番メニューをご紹介!

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カボチャのリゾット from イタリア

イタリアではカボチャは「ズッカ」と呼ばれ、とても一般的な存在。このカボチャを使ったリゾットも定番料理の一つです。イタリアのカボチャは日本のカボチャより水分が多く、甘みが少ないものが多いのが特徴ですが、栗カボチャを使っても美味しく作れます。大人はもちろん、子どもも食べやすい、ほんのり甘い黄色のリゾットです。

カボチャのリゾットの作り方(4人分)

カボチャのリゾット
カボチャのリゾット

【材料】カボチャ350g、玉ねぎ1個、米320g、ブイヨン1000cc、白ワイン200cc、パルミジャーノチーズ50g、オリーブオイル、塩コショウ

  1. カボチャは3㎝角くらいにカットし、玉ねぎはみじん切りにします。
  2. ブイヨンを鍋で温めておきます。
  3. 別の鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを透き通るまで弱火で炒め、カボチャを加えてさらに炒めます。
  4. 米を洗わずに加え、焦げ付かないように注意しながら炒め、透き通ったら白ワインを加えて蒸発させます。
  5. ブイヨンを少しずつ加え、かき混ぜて蒸発させつつ15分程度煮ます。ブイヨンが足りない場合は適宜追加します。米がアルデンテ(中心に少し芯が残る状態)になったら火を止めます。
  6. パルミジャーノチーズを加えてよく混ぜ、塩コショウで味を調えたら出来上がりです。

 

パンプキンパイ from アメリカ

サンクスギビングデイ(感謝祭)に欠かせないお菓子、パンプキンパイ。アメリカが原産のカボチャは、ハロウィーンなどの伝統行事とも深く結びついています。アメリカでは缶詰を使ったパンプキンパイが一般的ですが、ここでは生のカボチャでつくるフィリングをご紹介。カボチャのまったりした甘みとたくさん入ったスパイスが好相性です。

パンプキンパイの作り方(直径23cm 1台分)

パンプキンパイ
パンプキンパイ

【材料】カボチャ(正味)360g、卵2個、砂糖120g、塩小さじ1/2、牛乳240cc、生クリーム360cc、パイクラスト※1台
スパイス:シナモン小さじ1、ショウガ(粉末)小さじ1/2、クローブ小さじ1/4
※パイクラストとは、ビスケットに似たさくっとした食感のパイ台のこと。焼き上げられたものや、簡単に作れるミックス粉が輸入食品店や通信販売などで販売されています。もちろんご自分でつくられても。

  1. カボチャは蒸してつぶし、ピューレ状にしておきます。
  2. カボチャ、卵、砂糖、塩、牛乳、生クリーム、スパイスを、泡だて器でよく混ぜ合わせ、フィリングを作ります。
  3. パイクラストにフィリングを流し込み、175℃のオーブンで50分程度焼きます。フィリングが固まったら出来上がり。お好みで泡立てた生クリームを添えてどうぞ。

 

お庭でカボチャ栽培にチャレンジ

カボチャの種類はとても豊富で、大きさも形も色も千差万別。ちょっとユーモラスな姿は可愛らしく、オブジェとしても人気があります。日本でよく流通している緑色の皮の黒皮栗カボチャのほか、クリーム色でヒョウタンのようにくびれたバターナッツや、100㎏を超すこともある大きなお化けカボチャなどがあります。

カボチャは調理した残りの種からも芽を出すほど発芽率が良く丈夫な野菜なので、家庭でも簡単に育てることができます。カボチャを育てるときに気を付けたいのが、スペースのこと。つるを長く伸ばして広がるので、ある程度の広さが必要ですが、支柱やネットで棚を作って立体的に育てれば、省スペースでの栽培も可能です。

カボチャの種まきは4月下旬ごろが適期。種まき後、一週間程度で発芽します。つるが伸びだしたら、混みすぎないように子づるは1~2本残して整理しましょう。

花が咲いた後、おしべをめしべにこすりつける人工授粉をすると確実に実をつけさせることができます。実が成長する間、時々向きを変えて全体に光が当たるようにすると形の良いカボチャに。へたの部分が白くコルク状になってきたら収穫のサインです。

Photo/ 2,3)IriGri/ 4,5)Brent Hofacker/ 6)Krzysztof Slusarczyk /Shutterstock.com

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