お庭で育てた野菜を美味しく、飽きずにいただくために、簡単で手早くできるレシピを世界各国から集めてご紹介するシリーズ。甘酸っぱいオレンジはビタミンたっぷりの優れもの。今回はフランスとスペインで生まれたおしゃれなオレンジレシピをご紹介します。そのままのオレンジに飽きたら、ぜひ試してみてください。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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オランジェット from フランス

柑橘類の皮(ピール)を砂糖漬けにし、チョコレートで包むフランス生まれのお菓子。少し苦味と歯ごたえのあるオレンジなどの皮と甘いチョコレートが調和した、大人の味です。自家栽培したオレンジなら、皮も安心して食用できますね。鮮やかなオレンジ色とチョコレートの色彩も可愛く、庭でのティータイムにぴったり。

オランジェットの作り方

オランジェット
オランジェット

【材料】オレンジ1個、砂糖30g、水、氷、チョコレート(ビター味がオススメ)、お好みでリキュール少々、ココアパウダー

  1. オレンジをよく水で洗ったら、茹でた時、アクが抜けやすくするために皮全体に20〜30カ所、竹串で刺します。
  2. 水を入れた鍋にオレンジを入れ、中火にかけて沸騰したら弱火にして2分ほど茹でます。
  3. 取り出して冷ましたら、厚さ5㎜の輪切りにし、さらに半分に切ります。
  4. 鍋に切ったオレンジを並べ、全体にひたる程度の水を入れたら火をつけます。皮が柔らかくなったら砂糖を入れ、煮詰め て照りが出たら火を止めてキッチンペーパーや網に並べて乾かします。冷蔵庫に入れてもOK。
  5. 乾かしている間に、熱湯を入れたボールの上にチョコレートを入れたボールを乗せて溶かし、冷水の入ったボールで一度冷ま して、再び熱湯のボールにチョコレートを入れたボールを乗せて溶かします。2度溶かすことで艶のあるチョコレートになります。
  6. 乾かしたオレンジをチョコレートにつけるか、オレンジの上にチョコをスプーンなどでかけます。チョコレートが固まったら完成!

 

サングリア from スペイン

スペインでよく飲まれている果実を入れた国民酒。スペイン産の赤ワインにオレンジやレモンなど、果汁を入れて作ります。赤ワインの鮮やかさに、柑橘類の爽やかな酸味や風味が移って、飲みやすいお酒になります。氷を入れて冷たくし、グラスの縁に輪切りのオレンジやライム、ミントを浮かべるとおしゃれ。

サングリアの作り方

サングリア
サングリア

【材料】赤ワイン1本、オレンジ1個、レモン1個、お好みでイチゴやグレープフルーツ、りんご、はちみつや砂糖、シナモンスティック、ミントなど

  1. 赤ワインを耐熱のカップなどに100㎖ほど入れ、はちみつや、砂糖を小さじ2杯ほど入れたら、レンジにかけてはちみつや、砂糖を溶かし混ぜます。古くなった酸味が強い赤ワインには、はちみつや砂糖を少し多めに入れると飲みやすくなります。
  2. オレンジなどのフルーツを切り、タネは取り除いて赤ワインを入れたジャグなどにすべての具材を入れます。皮の苦味が苦手な場合は、皮をむくとよいでしょう。
  3. 冷蔵庫で一晩おけば完成。夏は炭酸で割ったり、冬は温めてホットワインもフルーツの香りが立ち上り美味しいですよ。

 

お庭でオレンジ栽培にチャレンジ

自家栽培だからこそ、安心して皮まで使えるので是非お庭に1本、柑橘類を植えることをオススメします。オレンジの仲間には、バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ、ダイダイ、ベルガモットなどがあり、少しずつ味わいや収穫時期が異なります。

寒さは苦手ですが、暑さには強く温暖化により栽培可能地域が広がっています。ほとんど薬剤を使わずに育つ丈夫な果樹で、受粉樹も必要がなく、鉢植えでも育ちます。植え付けは3〜4月が適期です。剪定は花が咲く前の4月中旬までに終わらせます。7月から香りのいい小さな白花が咲き、品種によって12〜7月にかけて実を収穫できます。

明るい葉色の新芽の展開から開花、緑の小さな実が少しずつ膨らみ、オレンジに色づき、収穫までと一年中変化がある常緑樹です。葉が茂りすぎると日当たりが悪くなるので、剪定で樹形を整えて長くつきあいましょう。

Photo/ 1)VAlekStudio/ 2)Simone Andress/ 3)Sann von Mai/ 4)Brent Hofacker/ 5)Oleksandra Naumenko/ Shutterstock.com

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