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ガーデニングにもピッタリ! 麻紐でバッグづくりにチャレンジしてみよう

ガーデニングにもピッタリ! 麻紐でバッグづくりにチャレンジしてみよう

バラや野菜苗の誘引などのガーデニングで活躍する麻紐を使って、かぎ針編みでおしゃれなバッグを手づくりしましょう。庭作業の合間や料理の待ち時間などの隙間時間を使って、約2〜3時間で完成する編み物のプロセスを紹介します。

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主な材料は、英国・スコットランド生まれのナッツシーンの麻紐。1922年からずっとつくり続けられているカラフルな紐は、ガーデニング作業だけでなく、手芸材料としても世界中で愛されています。カラーバリエーションも、落ち着いたオレンジの「テラコッタ」や明るいグリーンの「ライム」、色むらのない濃紫の「ライラック」など、ガーデンをイメージさせるネーミングも親しみを感じますね。ナッツシーンの麻紐は、丈夫でしっかりよってあり、クズの含有が少ないので作業性がよく、手芸素材にもぴったり。ここで紹介するバッグづくりには、玉状の約130m巻きを使用しました。好きな色の糸玉2個と8号のかぎ針を用意して手づくりスタート!

 

約2玉で取っ手をつけた幅約30㎝のバッグは、汚れても簡単に水洗いができる丈夫なつくり。ピクニックの道具などかさばるものをざっくり入れてラフに使えます。

 

革の持ち手とポイントにラベルをとめつけた四角のアースカラーのバッグ。写真の作品は「グリーン」を使用しました。緑系の糸にはほかに、青みがかった「マリン」や「オリーブ」、明るい「ライム」があります。麻紐はとても丈夫なので、一度つくれば長く使えるのも嬉しいですね。

 

底面が円形の丸底バッグは、鉢カバーとしてもgood! 植え替え待ちのポット苗を入れただけで、寄せ植えしたかのような雰囲気に。手前のバッグは、持ち手部分を10段ほど糸の色を変えただけでツートンの鉢カバーに。後方のバッグは、途中に2本、ナチュラルカラーを混ぜて、オリジナル模様のバッグが完成!

 

 

1.丸底バッグをつくる手順です。まず輪っかにした糸の端を親指と中指でつまんだ状態で、人差し指に糸をピンと張ります。

 

2.つまんでいる輪っかに針を通し、人差し指でピンと張っている糸を引っ掛けて引き寄せます。

 

3.1目立ち上げて鎖をつくります。これは準備目です。再び輪っかに針を通して、人差し指でピンと張っている糸に針を引っ掛けます。

 

4.引っ掛けた糸を引き、針に糸を引っ掛けて2つのループを一度に引き抜くと1目になります。これを6回繰り返します。

5.6目編んで、糸端を引いて輪を引きしめたら、土台となる基本目が完成です。1段目はすべての目に1目編み、次の2段目は、1目に2目編んでいって12目に増やします。3段目以降は、1段ごとに6目増やしていくと円形の編み目ができ上がります。

 

6.円形に13段編んだところ。直径約13㎝になります。プランターカバーのように底面が広い筒状のバッグの場合は、20段以上編んでから目の増減なしで側面を編んで完成。底面の円形を小さめに、側面を4段ごとに左右3目ずつ増やすと台形のトートバッグになります。

 

7.編み終わりは、糸を引き抜いて、残った糸を針で編み目に引き込んで完成。

 

持ち手に黒い革ベルトを糸で縫いとめて、オープンガーデン巡りや花苗の買物などにも大活躍しそうな大人かわいい台形トートバッグが完成しました!

Credit

写真&文/3and garden

ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

 

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