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乗り物酔いや時差ボケ対策にも♪ 旅のお供に精油を持っていこう

乗り物酔いや時差ボケ対策にも♪ 旅のお供に精油を持っていこう

旅行が楽しみな季節になりましたね! 夏休みの旅行計画を立てている方もいらっしゃるかもしれません。私は、旅行や出張の際には、必ず、精油を持っていきます。普段と違う場所で過ごす時には、少なからず、心身は緊張していますから、翌日に疲れを残さず、旅行を楽しむためにも、上手にその環境に慣れて、リラックスしたいですよね。
旅のお供に精油があると、より旅行が楽しめるかもしれません。今回は、旅行のシチュエーション別に活躍する精油をご紹介します!

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精油ってどんなもの?

楽しい旅行で、時差ボケで眠くて、観光するのが大変だった…とか、乗り物酔いをしてしまった…という状況は、もったいないですよね。そんな時には、精油の力を借りてみましょう。

こんな小さな小瓶に入っている精油は、エッセンシャルオイルとも呼ばれます。

精油は、植物の花・果皮・果実・根・葉など、様々な部位から抽出された、天然の揮発性物質です。アルコールや水などは一切添加されていない、純度100%のものを精油と呼びます。100%の天然香料は、数十~数百種類の化学成分から成り、植物ごとに異なる芳香成分と、血圧を下げる作用や脳の働きを活発にする作用など、身体に作用する様々な効能を持っています。

そんな精油を使ってできる、旅行のシチュエーション別トラブル時の対処法をご紹介していきますね。

乗り物に酔っちゃった…

乗り物に酔いやすい方には、ペパーミント、レモン、グレープフルーツの精油がおすすめです。これらには、吐き気や胃のむかつきを抑える作用がありますよ。

対処法:ハンカチに精油を1滴

ペパーミント、レモン、グレープフルーツの精油の中から、好きなものを選びます。

気分が悪くなってきたら、選んだ精油をハンカチに1滴垂らし、鼻を近づけ、ゆっくりと深呼吸してみましょう。

旅行時に精油を持ち歩くのが大変な場合には、ティッシュやコットンなどに事前に香りをしみこませ、密閉容器に入れておくと安心です。

時差ボケで眠い…

時差ボケで眠い時には、頭をすっきりさせる、ペパーミント、レモン、ローズマリーを選びましょう。

対処法:シャワーを浴びる

上記の精油の中から、好きな香りを1~2種類選び、お風呂の隅のタイル(床)の上に精油を2~4滴ほど垂らします。

しばらく、シャワーを出しっぱなしにしておくと、蒸気とともに香りがたちこめてきますので、香りをかぎながら、熱めの温度でシャワーを浴びてみましょう。

枕が変わると眠れない…

眠れない場合には、神経の緊張をほぐし、リラックスできる、オレンジスイート、ラベンダー、ベルガモットがおすすめです。

対処法:ティッシュに精油を1滴

スイートオレンジ、ラベンダー、マンダリンの精油の中から、好きなものを選びます。

選んだ精油をティッシュに1~2滴落とし、枕元に置いておきましょう。目を閉じて、ゆっくりと深呼吸します。

それでも眠れない場合には、湯船につかるのもおすすめです。その際、精油を数滴、湯船に垂らしてもいいのですが、お湯に精油は溶けません。肌が弱い方には、刺激になることもありますので、お風呂の隅のタイル(床)の上に精油を垂らす方法で、芳香させてください。

私は、旅行に行くときには、精油を厳選して持っていきます。その時、行く場所によっても変えたりもしますが、基本の2本は、いつも決まっています。

1本は、気持ちを落ち着かせてくれるラベンダーを。そして、2本目は、気持ちをシャキッとさせてくれるペパーミント+レモンをブレンドしたものにしています。

以前の私は、旅行に行くとよく眠れないタイプでしたが、精油を持ち歩くようになってからは、そういう不安はなくなり、全力で旅を楽しめるようになりましたよ。

ぜひ、旅のお供に精油を活用してみてくださいね♪

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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