いつも家に花を飾りましょう。誰のためでなく、自分のために飾りましょう。あなたの心を養うために、みずみずしい感性が錆びついてしまわないように。花屋で買った花でも、庭に咲いている花でも、道端の花でもよいのです。立派なブーケである必要はありませんし、素敵な花瓶がなくても大丈夫。水の張れる器があれば、なんだって。余裕がない時こそ、あえて花を飾ってみましょう。花は無言のままに、人を癒やしてくれるものです。

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プロのフローリストのような技がなくても、花をかわいく飾れます。束にしなければよいだけです。いくつかの小さな器を用意し、1〜2輪ずつ少なく挿して、器を好きなようにレイアウトします。キャンドルやフォトフレームと一緒に飾っても素敵です。少ない花でも、彩りのあるコーナーが生まれます。

 

英国の庭の中には、カッティングガーデンと呼ばれる切り花専用のエリアがあります。遠くのフラワーショップまで行かなくても、日常的に室内に飾るだけの花は庭から供給されてきました。カッティングガーデンには、花数の多い一年草や切っても次々とよく分枝する花が選ばれており、庭で咲く季節ごとの花を室内に美しく飾るのも庭師のセンスの見せどころでもあります。そんな専用の花エリアを持っていなくても、普段使いの花ならベランダガーデンの花だって上の写真のように十分、かわいく飾れます。

 

シロツメクサのような草丈の低い野の花も、花瓶に飾ってよくみると、こんなに愛らしい表情で楽しませてくれます。

 

花を挿す器はお家にあるもので大丈夫。コーヒーカップやカフェオレボウル、ガラス瓶なども花瓶になります。アンティークの香水瓶や薬瓶も小さな花のアレンジにぴったりです。

 

ジャムの空き瓶もリボンでおしゃれに変身。真っ赤なリボンがスズランの白い花を際立たせています。花色とリボンの色を揃えるほか、麻紐などでラフに演出しても素敵です。

Credit

文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
Photo/1)Daria Myronets/2)Pavel Korotkov/3)Shebeko/4)Olga Miltsova/5)Julia Tsokur,melnikof/6)Boryana Manzurova/Shutterstock.com

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