花の庭巡りならここ! ヨーロッパの街並みがバラで埋め尽くされる長崎「ハウステンボス」
四季がはっきり変化する日本には、豊かな自然と幅広い植物群、そして花を美しく咲かせる技術力があり、海外からも注目されるガーデンもたくさんあります。全国各地で育まれ、訪れる人々を感動させる花咲く数々のスポット。人生で一度は訪れてほしい観光ガーデンへご案内します。
長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」では、以前からテーマパーク内に再現されたヨーロッパの街並みを彩る美しいガーデンで、訪れる人々を魅了してきました。そして2010年よりバラを主役にした「ローズガーデン」へのリニューアルが行われ、さらに魅力が増しています。息を呑むような素晴らしい景色のローズガーデンは来場者からの評判もよく、年々見所も増え、今や2,000種のバラが植栽され、アジア最大級、日本一のイベントを行うまでになりました。美しい街並みを借景にバラが煙るように咲く、夢のようなローズガーデンに出かけてみませんか。
目次
バラが煙るように咲く圧巻の景色

水路を中心に130mに及ぶカスケードガーデン。

草花を白で統一した中、ピンクのバラのアーチが映えるホワイトローズガーデン。

「ハウステンボス」内のガーデンは、2万6000㎡にも及ぶアートガーデンをはじめ、宮殿の前庭を彩る2種のローズガーデン、運河沿いの溢れんばかりのバラなど、さまざまなガーデンが展開されています。一番の見所はアートガーデン内のカスケードガーデン。修景バラとつるバラで仕立てたタワーを、水路を挟んでシンメトリーに配したデザインが130mも続き、水面にもバラの花が映り込んで迫力のある景色が広がります。
園内に咲くバラの品種は2,000にも及び、イングリッシュローズをはじめとするブランドローズのほか、オールドローズや香りの強いバラ、国際ローズコンテストで受賞歴のあるバラなど多様に揃い、見たことのないバラに巡り合うこともできそう。「バラ祭」のイベント期間は「ローズマーケット」が立ち、さまざまな苗を販売しているので、一目惚れしたバラがあったらぜひ立ち寄ってみましょう。ローズガーデンの見頃は5月上旬〜6月上旬と、11月上旬です。
船から眺めてみたり、イルミネーションを堪能したり。楽しみ方も多彩

運河船に乗って、バラの景色を楽しむ。

「ハウステンボス」の「バラ祭」期間は、盛りだくさんのイベントが催されます。園内の全長6㎞に及ぶ運河には客船が運行し、運河沿いに1㎞にわたって垂れ下がるように植栽された、壮大なバラの景色を楽しむことができます。また、閉園の22時まで、夜はイルミネーションで照らし出され、明るい日中とは違った表情を楽しめるのもイベント期間ならでは。ほかにもパレードや音楽のステージ生演奏、バラの専門家によるセミナーなども行われます。
チューリップの季節にはヨーロッパらしい風景が広がる!

格式あるオランダ王室が公認する宮殿の前庭を彩るチューリップ。

「ハウステンボス」の花のハイシーズンは、バラの期間だけではありません。3月中旬〜4月上旬に見頃を迎える「チューリップ祭」も人気のコンテンツです。バラにバトンを渡した後は、6月にアジサイ、夏にユリ、ヒマワリが見頃になります。秋には、世界各国のアーチストが集結する「世界フラワーガーデンショー」を華やかに開催。そして冬にはコチョウランの展示が行われ、年中美しい花の景色が楽しめます。花を愛する人にとって、何度でも足を運びたいテーマパークです。
Information
「ハウステンボス」
所在地:長崎県佐世保市ハウステンボス町1−1
総合案内ナビダイヤル0570-064-110
https://www.huistenbosch.co.jp/
アクセス:JRハウステンボス駅下車すぐ
西九州自動車道大塔ICから約10キロ
休園日:無休
Open:9:00~22:00(時期により変動あり)
入園料:【1DAYパスポート】大人6,900円、中人5,900円、小人4,500円、シニア6,400円 http://www.huistenbosch.co.jp/guide/ticket/
Credit

取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/
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