城ヶ崎海岸に佇む「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」は、背景に青い海が広がるナイスビューが強みの観光スポット。ティファニーミュージアムのほか、温暖な気候に恵まれて一年中花々であふれるガーデンは、SNS映えするとして話題を呼び、人気が高まっています。

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ミュージアムもガーデンも眼福!
年に何度も訪れたい観光スポット

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

1963年に開園した「伊豆海洋公園」は、もともとハワイ風の南国ムードにあふれるガーデンビーチとして人気のスポットでした。50年以上に及ぶ長い歴史の中で、階段式花壇のオープンや名称変更など、幾度かのリニューアルを変遷。2017年には「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」として、新しい観光スポットとなりました。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」の敷地は42,000㎡にも及び、ガーデンとミュージアムをゆっくり散策して40〜60分の規模。城ヶ崎海岸に佇む立地条件は素晴らしく、ダイナミックな断崖絶壁と紺碧の海を園内のどこからでも眺めることができます。四季を通して季節の花々で彩られる楽園さながらの景色に癒やされること間違いありません。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

園内にある「ティファニーミュージアム」も見どころ。約120年前に制作されたアンティークティファニーのステンドグラスランプやウィンドウパネルなど約70点を展示。ランプシェードの内側やランプベースの縁、パネルに隠し絵のように入っている「TIFFANY STUDIOS NEW YORK」の刻印を確かめたり、貴重なティファニー作品を至近距離で鑑賞できます。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

美しいガーデンとミュージアムが一体となった、新しい観光スポットは、早くも年間約5万人が訪れるほどの人気ぶり。来場者からは「外国みたい!」「絶景!」「世界に引けを取らない素晴らしい場所」との声が寄せられています。ガーデンはもちろん、なんとミュージアムでも撮影OK。アンティークドレスのレンタルも行っており、ロケーションを生かした写真撮影も大好評です。ショップやカフェなどの施設も充実しているので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。

海を見渡せる眺望のよさに癒やされる!
四季を通して爛漫と咲く圧巻の花景色も見どころ

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」3〜5月頃、青い海を背景にマーガレットが咲き誇る景色。クリサンセマム・パルドサム‘ノースポール’と合わせ、合計1,000株を植栽しています。摘心を繰り返して大株に育て、こんもりと茂った草姿を覆うように、花数たっぷりに見事に咲いています。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

すらりと花穂を立ち上げて、ダイナミックに咲き誇るルピナスの群植も見応えがありますね。こちらは3〜4月が見頃。同じ時期にはリナリア、クリサンセマム・ムルチコーレなどが、敷地いっぱいに広がる花壇をカラフルな花色で彩ります。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

園内の「あじさい苑」は特筆もので、見頃は6月初旬〜中旬頃。もともと城ヶ崎海岸付近はアジサイの改良種の交配親となった‘城ヶ崎’、‘伊豆の華’などのふるさとで、アジサイの変異が多いエリアです。地域性を生かし、「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」ではアジサイの品種を200種以上コレクション。日本原種のヤマアジサイ、アナベルを中心としたアメリカアジサイ、華やかな改良品種などにエリア分けして植栽しており、バラエティー豊かなアジサイの表情を楽しめます。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

こちらは7〜8月のポーチュラカが群生する景色。草丈が低く、這うように広がる性質を生かして、華やかな花の絨毯に仕立てています。写真は3,000株が植栽されたシーズンの様子ですが、2020年はヒマワリ「サンフィニティ」を追加する予定。夏らしい景色を楽しめそうです!

植栽の工夫により冬も見どころたっぷり!
1月から桜やチューリップが満開に

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

1月上旬〜2月上旬には、‘寒桜’が見頃になります。寒緋桜と山桜の交配種で、1973年より植栽が始まり、現在では約100本が早春の城ヶ崎海岸をピンクに染め上げます。花色はソメイヨシノよりもややピンクの色味が濃く、より華やかなのが特徴。一足先に春の足音を感じられます。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

1月初旬頃には、冬に開花するように調整され、開花期間が長いのが魅力のアイスチューリップが、見応えのある景色をつくります。エントランス付近の海を見渡せる花壇約1,000㎡に、2019-2020冬期シーズンは‘ダイナスティ’、‘ファーストクラス’、‘ハクウン’、‘リンファンダマーク’、‘オスカー’、‘イエローフライト’、‘ピンクツイスト’、‘フラッシュポイント’、‘ダブルプリンセス’などを植栽。約3,600球が華やかに咲き競います。

ミュージアム、ショップ、カフェが充実
観光スポットとして大満足のラインナップ

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

「ティファニーミュージアム」に展示されているアンティークティファニーの作品群は、植物や昆虫などをモチーフにしたものが多いのが特徴です。シーズンにより、スイセン、チューリップ、モクレン、ナスタチウム、バラなど、展示品のモチーフとなっている植物をガーデンにも植栽するなどの工夫もしています。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

館内には、「アンティーク&ショップ さくらさくら」があり、ショッピングも楽しめます。雑貨、アンティーク小物、菓子類、伊豆のお土産など豊富なラインナップで、特におすすめは、オリジナルトートバッグ1,410円、モザイクアロマランプ(コンセント型)2,180円。レンタルドレスコーナーもあるので、変身して撮影会を満喫するのもいいですね。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

「ミュージアム別館」には、ステンドグラスランプやアンティーク家具が並ぶカフェがあり、客席数は41席。厳選した豆を使用したコーヒー、原料にこだわったオーガニック紅茶、エディブルフラワー(食べられる花)を使用した手づくりスイーツやプレッツェルのランチなどが楽しめます。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

写真はランチメニューの「プレッツェル スモークサーモンとソーセージ〜甘酸っぱいバルサミコソースとともに」スープ、コーヒーまたは紅茶、プチデザートのセット1,680円(単品は1,080円)。他にもランチはプレッツェルとローストビーフとソーセージのセット、パスタセットなどがあり、アップルパイやチーズケーキ、デザート盛り合わせなど、スイーツも充実しています。

「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」

城ヶ崎海岸や伊豆大島を望む、オーシャンビューが楽しめるテラス席は、25席。こちらはペット同伴OKです。天候の悪い日以外は、年間を通してテラス席を開設しています。絶景を前に、ランチやデザートも一層おいしくなりそうですね。また、アンティークティファニーの作品を見ながらくつろげる室内席にも「ペット連れ優先席」があります。ペットキャリーやペットカート(カバーを閉めること)で利用可能です。

Information

ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン

所在地:静岡県伊東市富戸841-1
TEL:0557-51-1128

https://nylfmuseum.com/

アクセス:電車/熱海駅よりJR伊東線で伊東駅へ、伊東駅から伊豆急行線に乗り換え、伊豆高原駅にて下車 伊豆高原駅から東海バスで約9分、またはタクシーで約7分 伊豆海洋公園バス停すぐ前
車/東名高速道路、厚木ICより小田原厚木道路・国道135号線経由で約85km

オープン期間:通年

休園日:なし

営業時間: 9:00~17:00(3~10月)、9:00~16:00(11~2月)
※最終入園は閉園30分前まで

料金:大人(中学生以上)1,200円、小学生600円、幼児無料 ※小学生以下のお子様は要保護者同伴
※お得な年間パスポート発売中 有効期限:販売日より1年間 価格:3,600円(シニア割引、福祉割引あり)

駐車場/300台、入園者は無料、入園しない場合は普通車700円

Credit


取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/
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