四季がはっきり変化する日本には、豊かな自然と幅広い植物群、そして花を美しく咲かせる技術力があり海外からも注目されるガーデンがたくさんあります。全国各地で育まれ、訪れる人々を感動させる花咲く数々のスポット。人生で一度は訪れて欲しい観光ガーデンへご案内します。

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冷涼な気候で広大な大地が広がる北海道には、本州とは異なる庭文化があります。個性溢れる名園8つを結んだ、大雪から富良野、十勝を結ぶ全長250kmは、「北海道ガーデン街道」として近年、国内外から人気を集めるルート。道央から南下し、北海道ガーデン街道の8つの庭の内、後編では4つの庭をご紹介します。

「真鍋庭園」

60年以上かけて世界中から収集した樹木が育つ樹木の見本園。2万5,000坪の敷地にはコニファーを中心に数千種類の植物が育ち、それらが日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園として構成されています。それぞれのテイストでの樹木の使いこなしが豊富に提案されており、個人の庭づくりはもちろん、公園やテーマパークの造園の際の参考として視察が絶えない貴重なガーデン。空を仰ぐように見上げる高さの木や枝垂れた枝ぶりがモンスターのように奇妙なもの、豊かな葉色のバリエーションなど、コニファーの多彩な魅力が発見できます。

庭巡りにオススメ!珍しい植物に出合える北海道「真鍋庭園」

Information

「真鍋庭園」

帯広市稲田町東2線6番地
TEL 0155-48-2120
http://www.manabegarden.jp/

Open 4月中旬~12月初め
8:00〜日暮れ(夏期最終入場18:00)※時間変更の場合あり

入場料 大人(高校生以上)800円/小・中学生200円/幼児無料

「十勝ヒルズ」

十勝平野を見下ろす眺めのよい丘の上にあるガーデン。食と農をコンセプトに、「ヴィーズ・ポタジェ」と名付けられた可愛らしいキッチンガーデンやファームなどがあります。花好きにオススメなのはイングリッシュローズを揃えたローズガーデン。北海道でも特に冷涼な気候のため、冴え渡る花色の鮮やかさはここならでは。とりわけ夕刻の斜陽で眺めるバラと宿根草の色彩のハーモニーは圧倒的。光を受けて輝くような幻想的な花風景は、目と心に焼きつく美しさです。

花の庭巡りならここ!花と色と農のテーマパーク北海道「十勝ヒルズ」

Information

「十勝ヒルズ」

幕別町字日新13番地5
TEL 0155-56-1111
http://www.tokachi-hills.jp/

Open 4月下旬~10月末
9:00~18:00

入場料 大人800円/中学生400円/小学生以下無料

「紫竹ガーデン」

「紫竹おばあちゃん」として親しまれる紫竹昭葉さんが、62歳の時からつくり始めた花いっぱいの庭。見渡す限りの麦畑やジャガイモ畑に囲まれて、2,500種の花々が色とりどりに咲き継ぐ庭には、90歳を超えた今も現役で庭仕事に立つパワフルな紫竹さんの姿があります。朝8時30分〜10時までは北海道・十勝ならではの新鮮な食材を使ったビュッフェ形式の朝食サービス(1,620円・要予約)があり、庭を眺めながら食事ができます。ワイルドフラワーガーデンに咲く花のタネを集めたオリジナルミックスシードもお土産に人気。

野の花のようにのびやかに育つ花々と色彩の庭「紫竹ガーデン」

Information

「紫竹ガーデン」

帯広市美栄町西4線107番地
TEL 0155-60-2377
http://shichikugarden.com/

Open 4月中旬~11月初め
8:00〜18:00

入場料 大人800円/小・中学生200円

「六花の森」

北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」のガーデン。画家、坂本直行氏が包装紙に描いた「十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)」の山野草が季節ごとに咲く自然豊かな森です。庭園内には坂本直行をはじめ、十勝にゆかりの深い画家や写真家の作品を集めた美術館が点在し、自然の中でアートが楽しめます。十勝の子どもたちが書いた詩を50年以上収録し続けている児童詩誌『サイロ』の記念館では、この雄大な自然に育まれた瑞々しい子どもたちの感性に触れることができます。

Information

「六花の森」

中札内村常盤西3線249-6
TEL 0155-63-1000
http://www.rokkatei.co.jp/facilities/index2.html

Open 4月末~10月中旬
10:00〜17:00(6/1〜8/31は9:00〜、9/25〜は16:00まで)

入場料 大人800円/小・中学生500円

前編はこちらへどうぞ。

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Credit

文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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