アニメ『アルプスの少女ハイジ』のテーマビレッジとして知られる「ハイジの村」は、フラワーパークの一面も持っている観光名所です。特にバラ専門家・後藤みどりさん監修による日本一長い「バラの回廊」は、バラ好きさんには心躍るスポット。ハイジの世界観を表現する展示物のほか、土産物店やカフェ、レストランが充実しており、何度でも訪れたくなる観光スポットです。

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物語の世界観を表現する「ハイジの村」
花で彩られた異国情緒漂う風景が魅力

前身の「山梨県立フラワーセンター」からリニューアルし、2006年にオープンした「ハイジの村」。1974年に放映されたアニメ『アルプスの少女ハイジ』は、21世紀になった今でも愛されている名作ですが、その世界観を楽しめる観光スポットです。

ハイジの村

そして、「ハイジの村」は、花の名所としても愛されています。「パノラマ花壇」「天使の庭」「シェードガーデン」「農夫のポタジェ」など、エリアごとに異なるスタイルのガーデンを展開。広さは約10ヘクタールにも及び、くまなく見学すれば約2〜3時間はかかります。

ハイジの村

春はクロッカス、チューリップ、ビオラなどから始まり、初夏はフジ、バラ、ラベンダー、夏はアジサイ、ヒマワリ、秋はコスモス、ヒガンバナ、秋バラへと、一年を通して四季折々の花が見頃を迎えます。特にバラの季節は、日本一長いバラの回廊が必見。バラの専門家、後藤みどりさんによるプロデュースで、230mも続くバラのトンネルは圧巻。何度も往復したくなりそうです。

ハイジの村

年間約22万人が訪れる大人気の観光スポットなので、レストランやカフェ、土産物のショップも充実。ハイジの物語の中に入り込んだかのような「アルムの山小屋」や、ヤギと触れ合える「ペーターのヤギ小屋」のほか、体験イベントなども多数用意されています。何度訪れても楽しく過ごせるレジャースポットに、ぜひお出かけください!

ハイジが来たら「わあ、お花畑!」と
裸足で駆け出しそうな花爛漫のテーマパーク

ハイジの村

「ハイジの村」では、4月中旬〜5月上旬に色とりどりのチューリップが咲き誇ります。6品種、約25万球が一斉に開花するシーンは、スイス風の建物とも相まって異国情緒たっぷり。赤や黄色のチューリップが見せる色のコントラストも素晴らしいですね。同じ時期、園内ではビオラや桜、菜の花なども見られます。

ハイジの村

5月中には、ジャーマンアイリスを見に出かけましょう。約180品種、約4万株が植栽されています。品種によって花色が豊富なジャーマンアイリスの特性を生かし、花色をミックスして群植。ワイルドガーデン風のナチュラルな景観が楽しめます。同じ時期には、フジやポピーも見頃です。

ハイジの村

5月下旬〜6月下旬は「ハイジの村」のバラの季節。約1,200品種、約7,000本のバラが植栽されています。バラの専門家、後藤みどりさん監修のローズガーデンは、バラの樹齢を生かしてデザインされ、なかでも日本一長い、全長230mのバラの回廊が見どころ。バラの香りのシャワーを浴びながら、カーブの先にはどんな景色が待っているのか、歩みを進めるのが楽しくなりそうです。後藤みどりさんによる「バラ講習会」が定期的に開催されているので、ぜひ公式ホームページをのぞいてみてください。

ハイジの村

7月には、ラベンダーが見頃になります。紫色に染め上げられたラベンダー畑を散策すると、そよぐ風が運ぶ癒やしの香りに包まれますよ! 毎年7月1〜30日は摘み取り体験を実施しています。参加費用は500円(税込・入園料別途)です。

ハイジの村

8月中旬には、約5,000本のヒマワリが見頃になります。750mに位置する北杜市明野町は、日照時間日本一を誇るうえ、標高夏でも涼しい風が吹いて、ヒマワリがご機嫌に咲き誇る環境。観光名物になっている「北杜市明野町サンフラワーフェス」に協賛する「ハイジの村」でも、2019年は8月1日〜25日に「ひまわり祭り」を開催。21:00まで開園時間を延長しています。プロジェクションマッピングやアルプホルン演奏体験、スタンプラリーなど、夏休みらしく楽しいイベントが次々に開かれるので、ぜひ参加を!

ハロウィンやイルミネーションも楽しもう!
予約いらずの手作り体験は毎日開催

ハイジの村

「ハイジの村」では、9月1日〜10月31日にハロウィンと収穫祭を開催。中庭を中心に観賞用の大きなカボチャや愛らしい人形たちがディスプレイされます。期間中にはハロウィン仮装大会も実施されるので、参加して「Trick or Treat!」と言葉を掛け合ってはいかが? また、ハロウィンジェルキャンドル作り、ジャック・オ・ランタン作り、箱庭コンテストなど、さまざまなイベントも催されます。

ハイジの村

12月は、開園時間を21:00まで延長、イルミネーションイベントが開催されます。写真は約40万球のLEDを用いた、ダイナミックな光の演出の様子。毎年テーマやデザインが変わるので、楽しみに訪れるリピーターも多く見られます。期間中は、プロジェクションマッピング、クリスマスリースコンテスト、天体観測、クリスマスジェルキャンドルのクラフト体験など、さまざまなイベントが目白押しです。

ハイジの村

「ハイジの村」では、ハーバリウム、モイストポプリ、ドライフラワーを使ったボタニカルガーランドやボトルフラワーなどの手作り体験を毎日開催しています。女性や子ども連れに大人気! 写真左のハーバリウムは2,100円、写真右のモイストポプリは500円(各税込・入園料別途)です。受付は10:00〜15:00、場所は「スイスの花屋さん」にて。

ハイジをテーマにしたカフェやレストラン、
テイクアウトスタンドも大充実!

ハイジの村

「ハイジの村」では、レストランやカフェが複数店舗あります。写真は「レストラン ボルケーノ」で、営業時間は11:00〜17:00、15:00〜17:00は飲み物・軽食メニューのみ)。パスタやオムライス、カレーなどの洋食メニューが揃います。オススメは、本場スイス産のグリュイエールチーズとエメンタールチーズを溶かしてブレンドしたチーズフォンデュ(注文は2名から)。写真の「特製ハイジのアートドリア」はスープバーとサラダバー付きで1,200円(税別)。

ハイジの村

テイクアウトスタイルの「ロッテンマイヤーズカフェ」にも、ぜひ立ち寄って。ハイジの白パンラクレットバーガーや、桔梗信玄ソフト+などが人気です。写真は、ハイジのカップが可愛い「やぎミルクのアイスクリーム」500円、ハイジのアニメストーリーには欠かせないアイテム、ふかふかの「白パン」1個102円(いずれも税別)。すぐ前にテラス席があるので、休憩スポットにもなっています。

Information

花と幸せのテーマビレッジ ハイジの村

所在地:山梨県北杜市明野町浅尾2471
TEL:0551-25-4700
http://www.haiji-no-mura.com/

アクセス:JR中央線韮崎駅から茅ヶ岳・みずがき田園バスで約30分
JR中央線韮崎駅からタクシーで約20分
中央自動車道韮崎I.C.から車で約15分
中央自動車道須玉I.C.から車で約10分

休園日:1~3月末までの火曜日定休(火曜日が祝日の場合開園)

営業時間:
9:00〜18:00(4〜7月、8月下旬〜11月)
9:00〜21:00(8月〈下旬まで〉、12月)
9:00〜17:00(1〜3月)

料金:高校生以上700円、中学生及び小学生350円※季節により変動あり

駐車場:200台(無料)

Credit


取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/
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