花の庭巡りならここ! 広大な花畑を楽しめるレジャースポット「ひるがの高原 牧歌の里」
「ひるがの高原 牧歌の里」は、標高約1,000mの高原に広がるレジャー施設。牧場や温泉施設のほか、レストランやショッピングも充実する中、特にオススメのスポットが、広大な敷地を埋め尽くすような花畑です。春から秋まで開花リレーでつながれ、面を生かしたダイナミックな景色が楽しめます。昼夜の気温差が大きい高原ならではの、発色の素晴らしい花々に、きっと驚かれることでしょう。
目次
標高1,000mの高原に広がる花畑
花色が冴え冴えとし、見応え満点!
1996年にオープンした「ひるがの高原 牧歌の里」は4万㎡の敷地を持ち、大人の足でゆっくり歩いて1時間半ほどかかるレジャー施設です。標高約1,000mの高原には、自然に恵まれたロケーションを借景に、四季を通して彩り豊かな花畑が広がります。
花畑のエリアは、「名古屋から車で1時間半という立地で、広大な敷地の強みを生かした、北海道のようなラベンダー畑を楽しんでもらいたい」という思いからスタートしたもの。今や四季の花畑を楽しみに訪れる、リピーターの姿も多く見られます。主な開花リレーは、春はチューリップ、初夏はラベンダー、夏はアルストロメリア、サンパチェンス、秋はマリーゴールド、ゴールデンピラミッド、コキアなどです。
花畑のほかにも、クラフト体験コーナーや動物と触れ合えるスポット、老若男女が楽しめるさまざまなレジャー施設が揃っています。5店舗のバラエティーに富んだ飲食店、オリジナル商品のスイーツが大人気の土産物ショップにも、ぜひ足を運びましょう!
年に数回の植え替えを行う花畑は
シーズンによって表情がガラリと変わる
「ひるがの高原 牧歌の里」では、広大な敷地を生かした花畑が大人気。年に数回の植え替えを行っており、いつ訪れても花々に彩られるダイナミックな景色を満喫できます。それでは、園内の四季をご紹介しましょう。
写真は5月上旬〜中旬に見頃になるチューリップの花壇。23種類30万球を植栽しています。毎年配色デザインを変えて、インスタ映えする写真が撮れるスポットを用意。春はほかに、スイセンが4月中旬〜下旬、ムスカリが5月上旬〜中旬に見頃になります。
写真は6月下旬〜8月上旬に見頃を迎える、ラベンダー一色に染まった花畑です。7種類、約1万株を植栽。そよ風とともにラベンダーの甘い香りがフワッと漂ってきて、癒し効果抜群! 後ろの建物は、実際にウェディングも行われる教会で、園内のシンボル。ツタの這う三角屋根を背景に、フォトジェニックな写真が撮れそうです。
写真はアルストロメリアの花畑で、7〜9月中旬が見頃。ロマンティックなピンクでまとめて、花のカーペットをつくりだしています。高原の涼しい風が心地よく吹きわたり、耳をすませば小鳥のさえずりが聞こえてくる、自然豊かなロケーションです。
写真は7月中旬〜10月中旬に満開になる、サンパチェンス。約4,000株が植栽されています。白や赤の花色を組み合わせたボーダーがきれいですね! 園内では飲食施設以外なら食べ物の持ち込みOKなので、青空の下でランチやスイーツを広げて味わうのもいいですね。
写真はチューリップの後に植栽されるマリーゴールドの花壇。マリーゴールド2種類、スーパーチュニア3種類、サルビア1種類が咲き競います。
「ひるがの高原 牧歌の里」の四季を彩る花畑の景色はいかがでしたか? 標高の高い地域では昼と夜の気温差が大きいので、花が冴え冴えと発色するのも魅力。平地では真夏の暑さで開花が少なくなる時期も、元気に咲き誇っています。美しい花々の景色を見に、ぜひ出かけましょう!
一日かけて遊んでも飽きない!
老若男女が楽しめる多様なレジャーが揃う
広い園内では、蒸気機関車を模した2台のロードトレインが運行しています。ちゃんと名前がついているんですよ! 写真の赤い列車は「ドット君」で、別の緑色の列車は「マックス君」。10分かけて園内をゆっくりと巡るので、幼い子ども連れやシニア世代にオススメです。料金は300円。
「ひるがの高原 牧歌の里」の広大な牧場では、たくさんの動物たちが草を食む、ほのぼのとした姿を見学できます。牧場にいるウマ、ウシ、アルパカ、ヒツジ、ウサギ、モルモット、ヤギと触れ合えるイベントも。写真はアルパカのだいや君(左)とバンビ君(右)で、2019年の春〜秋は「ふれあいテント」にて、15:00から写真撮影なども行います。いい思い出づくりができそう!
親子で楽しめるクラフト体験が人気!
飲食店は5店舗、土産物店も充実の品揃え
「ひるがの高原 牧歌の里」では、クラフト体験コースのイベントも行っています。写真は「ハーバリウムづくり」の完成品。予約なしでOK、当日体験会場にてお申し込みを。20〜30名までの定員制です。時間は20〜30分で料金は\1,500と\2,500。ほかに「ネームプレートづくり」、「ネームストラップづくり」、「スノードームづくり」などがあり、いずれも親子で楽しめる内容となっています。
「ひるがの高原 牧歌の里」では、飲食店や土産物店も充実。飲食店は「屋内型バーベキュー ハウス 味広場」、「イタリアンレストランヒルトップ」「ファストフード ぱっくん」「ミルクハウス ムー」「高原のぱんやさん」の5店舗があります。
写真は「屋内型バーベキュー ハウス 味広場」の飛騨牛のバーベキューが楽しめる「ぼっかセット」3,200円。営業時間は11:00〜15:30、450席。麺類や軽食のメニューもあります。土産物店では、牧場ならではのオリジナルスイーツが大人気です。
Information
ひるがの高原 牧歌の里
所在地:岐阜県郡上市高鷲町鷲見2756-2
TEL:0575-73-2888
https://www.bokka.co.jp/
アクセス:東海北陸自動車道「ひるがの高原SAスマートIC(ETC専用)」から約4分
オープン期間:グリーンシーズン/4月20日~11月23日
ウインターシーズン/12月21日~3月31日
休園日:グリーンシーズン/無休
ウインターシーズン/火曜
営業時間:グリーンシーズン/10:00~17:00(土・日・祝日は9:00~)※季節により変動あり
ウインターシーズン/10:00~15:30
料金:グリーンシーズン/大人1130円、中高生920円、小人(4歳以上小学生)610円
ウインターシーズン 中学生以上 600円、小人(4歳以上小学生)300円
駐車場:約2,000台(無料)
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Credit
取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/
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