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花の庭巡りならここ! 老若男女が集う花いっぱいの総合公園「響灘緑地(グリーンパーク)」

花の庭巡りならここ! 老若男女が集う花いっぱいの総合公園「響灘緑地(グリーンパーク)」

「響灘緑地(グリーンパーク)」は、第8回全国都市緑化フェア「グリーンルネッサンス北九州’91」の開催跡地にオープンした総合公園。四季を通して花々で彩られるほか、動物とのふれあいコーナーやサイクリングコース、グラウンドゴルフコースもあり、幅広い世代が集う憩いの場となっています。地産地消をテーマにしたカフェでおいしい食事を楽しめるうえ、週末を中心に魅力的なイベントが開催されているので、何度でも訪れたい公園です。

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市民に愛されている総合公園は
ガーデニングに関するイベントも多彩

「響灘緑地(グリーンパーク)」は、1991年に開催された第8回全国都市緑化フェア「グリーンルネッサンス北九州’91」の跡地に、1992年4月にオープンした公園です。面積は196ヘクタールで、周遊には大人の足で2時間ほどかかります。

公園の基本テーマは「水・緑・動物たちとのふれあい」。響灘の海洋と頓田貯水池の「水」、広大な芝生広場と樹林地などの「緑」、ポニーやカンガルーなどの「動物」とも親しめる自然に恵まれた公園は、市民の憩いの場となっています。

園内の花緑は、四季を通して開花リレーでつながれ、いつ訪れても花々で華やかに彩られる景色を楽しめます。その他、サイクリングコースやサイクルボート、グラウンドゴルフコースもあり、老若男女を問わず幅広い層が訪れて楽しめる総合公園です。

また、花や緑の講習会・教室など、一年を通して約80回の「Open Class」も開催。バラの育て方、野菜づくり、樹木の手入れ法などの講座のほか、開花が終了したチューリップの活用のため、チューリップ畑の球根をプレゼントする「チューリップほりほり体験」など、ガーデニングに関するイベントも多数催されています。

ほかにも週末を中心にコンサートやマーケットも開かれ、年間来場者数は49.3万人(2017年実績)にも上り、年々増加傾向! 市民に愛されている、花でいっぱいの総合公園にぜひ出かけてみませんか?

いつ訪れても色とりどりの開花を楽しめ
季節に応じたイベントを多数開催

響灘緑地(グリーンパーク)

「響灘緑地(グリーンパーク)」では、3月上旬〜5月上旬に「ファミリーフラワーフェスティバル」を開催。この時期はチューリップやパンジー、ネモフィラ、キンギョソウなど、春の花々15万株が華やかに咲き誇ります。特にチューリップは2万1000株(2018年実績)が群植され、写真のように斜面を豊かに彩る景色は必見!

この時期は「花と音楽と遊び」をコンセプトに、ミュージシャン出演の「ファミリーフラワーコンサート」などを開催しています。

響灘緑地(グリーンパーク)

「響灘緑地(グリーンパーク)」には1万3000㎡の敷地を持つバラ園があり、320種、約2,500株が植栽されています。見頃は、春が5月中旬〜6月中旬、秋が10月中旬〜11月中旬。日本のバラの発展を支えた育種家、故・鈴木省三さん作出の品種を集めた「鈴木省三コレクション」、皇室・王室の名前のついたバラを集めた「皇室・王室のバラコーナー」、世界ばら会連合世界大会で殿堂入りに選ばれた名花を集めた「殿堂入りのバラのコーナー」など、テーマ性のある植栽が見られます。

響灘緑地(グリーンパーク) ショップ

バラが見頃の時期には、地元の音楽団体のコンサート「Roses Garden Concert」や、バラ園をライトアップして夜間公開する「Night Roses Garden」、バラの苗木販売・栽培相談コーナーなど、楽しいイベントが開催されています。

また、春・秋のバラフェア期間限定のショップが登場。バラにちなんだ雑貨やお菓子などが販売されます。特に地元の若松区で「若松のお土産コンテスト」を受賞したお土産品がオススメ。主な価格帯は600円前後で手に取りやすく、来園の記念にぴったりです。

響灘緑地(グリーンパーク)のヒマワリ

夏はアジサイ、コキア(緑)、ペチュニアなどによる開花リレーが、公園を華やかに彩ります。写真のヒマワリの見頃は、7月中旬〜8月下旬です。

夏は子ども向けイベントが充実しており、世界中から集められたカブトムシ・クワガタの展示、園内で幼虫から育てられたカブトムシとのふれあいや販売も行っています。園内の「じゃぶじゃぶ池」をはじめ、「サイバーホール」「滝プール」などの水場では水遊びイベントも開催。夏休みは、特にファミリー層で賑わいます。

響灘緑地(グリーンパーク)のコスモス

9月中旬〜10月末にはコスモスが見頃を迎えます。約6万株(2018年実績)が植栽された花畑を背景に、記念写真を撮るのもいいですね。同時期にマリーゴールドやケイトウも咲いています。

秋はレジャーに適したシーズン。週末を中心に動物とふれあうイベント、食イベント、スタンプラリー、音楽とダンスの祭典「TOMATO FESTIVAL」など、さまざまな催事が目白押しとなっているので、ぜひホームページでの告知を参照して出かけてみましょう!

3棟の温室で熱帯の動植物を展示
冬のイルミネーション夜間開園も見応えあり

響灘緑地(グリーンパーク)温室

「響灘緑地(グリーンパーク)」には、3棟の温室があるのも注目ポイント。特に冬は暖かな室内にホッとするうえ、青々とした葉を元気いっぱいに茂らせる熱帯植物の生気から、エネルギーをもらえそうです。急に天候が悪くなった場合の雨宿りにもいいですね。

「熱帯生態園」は約1,500㎡もの建築面積を誇り、熱帯花木、ヤシ、熱帯果樹、水生植物など約130種4,000株が見られます。「第2温室」では熱帯に育つ珍しい植物やサボテンなどを展示、「第3温室」では熱帯生態園に舞うオオゴマダラの黄金に輝く蛹(さなぎ)を観察できます。

響灘緑地(グリーンパーク)熱帯生態園

「熱帯生態園」では、ヤシや熱帯花木が壮大に枝葉を広げる姿を楽しめるだけでなく、熱帯地域に生息する鳥、爬虫類、日本一大きな蝶オオゴマダラなど、ふだん見ることのできない動物や昆虫類も展示。ほかにカピバラ、カワウソ、オニオオハシ、リクガメなどの動物も飼育しており、ふれあいイベントも実施しています。「熱帯生態園」は別途入場料として、一般300円、小・中学生150円(2019年4月1日より、一般350円、小中学生200円)が必要です。

響灘緑地(グリーンパーク) イルミネーション

「響灘緑地(グリーンパーク)」では冬季期間、週末を中心に夜間開園(雨天中止)を行っています。入場は17:00〜21:00で、最終入園は20:30。約13万球が灯されるイルミネーションのほか、樹木を照らし出す色とりどりのプロジェクションマッピングを実施、都市緑化センター内には巨大なリースも灯され、屋内外で楽しめます。2019年は2月24日までの土・日曜に開園、夜間の入園料は無料です。

地元の旬の味を楽しめるカフェはメニュー充実!
動物とふれあえるスポットは子どもに大人気

AgrizmCafe

「響灘緑地(グリーンパーク)」園内には、地元産の旬の素材を使った地産地消カフェ「Agrizm Cafe」があります。園内の菜園で栽培された野菜も使われていますよ。営業時間は10:30〜16:30(L.O. 16:00)、冬季期間中(12〜3月中旬)は土・日・祝日のみの営業となります。屋内34席のほか、テラス席も12席あり、天気のよい日はテラス席で過ごすのもいいですね。

Agrizm Cafe ランチプレート

写真は、フライドチキンがメインのランチプレート(若松地KINGプレート)1,080円です。ランチプレートは、ほかにパスタ、フィッシュフライ、スープカレー、ピザトースト(平日のみ)が選べます。その他カレーライス、ケークサレ、フライドチキン、フライドポテト、ソフトドリンク、デザートなど、メニューは充実! サイドメニューをテイクアウトして、園内のベンチや芝生広場でゆったりいただくのもオススメです。

「響灘緑地(グリーンパーク)」内「ポニー広場」

「響灘緑地(グリーンパーク)」内には「ポニー広場」があり、乗馬、馬車乗車、エサやり体験ができるので、子ども連れの家庭に人気です。福岡県ではここでしか体験できない「ヤギ&ポニーショー」も開催。障害物をジャンプで越える様子や、小さな足場に4本脚で乗るチャレンジを見られます。

乗馬料、馬車利用料は別途料金です。ポニーの乗馬は体重70kg以下、小・中学生300円、幼児200円、一般(高校生以上)500円。馬車は一般200円、中学生以下100円、乳児〜1歳無料(2019年4月1日から料金が変更となります。詳細はホームページをご確認ください)。

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