四季がはっきり変化する日本には、豊かな自然と幅広い植物群、そして花を美しく咲かせる技術力があり、海外からも注目されているガーデンがたくさんあります。全国各地で育まれ、訪れる人々を感動させる花咲く数々のスポット。人生で一度は訪れてほしい観光ガーデンへご案内します。

Print Friendly, PDF & Email

広大な大地に咲き継ぐ花々は圧巻

北海道・札幌から車で約60分の由仁町にある「ゆにガーデン」は、英国風庭園をコンセプトにデザインされた観光ガーデンです。「スペシャルガーデン」「ノットガーデン」「ホワイトガーデン」「ローズガーデン」「ウェディングガーデン」「ブロードウォーク」など15のガーデンエリアで構成され、くまなく散策すれば、大人の足で40〜60分ほどかかります。

春はグローリー・オブ・ザ・スノウ、サクラ、ナノハナ、初夏はリナリア、シャクヤク、夏はバラ、ユリ、アジサイ、サルビア、秋はコスモスと開花リレーがつながれ、四季を通して花々で彩られます。「ゆにガーデン」では、ウェディングも行えるだけに、ロマンチックなガーデンのディスプレイも見どころです。

ペットの同伴は「わんわんカート乗車」のみで可、園内とカフェテラスの一部までOK(有料)です。北海道の澄み切った青空の下、美しい森の借景とも相まって、日常とはかけ離れた癒しのひとときを過ごせること間違いありません。

四季を通して花々で埋め尽くされる
ロケーションの素晴らしい英国式庭園

「ゆにガーデン」といえば、リナリアで演出するダイナミックな植栽が見どころ。見頃は6月中旬〜7月中旬です。「リナリアの丘」の芝生広場に、紫やピンクの花が咲き誇るロケーションは、一度は見ておきたいもの。写真のように、リナリアのピンクとレディースマントルの黄色い花とのコントラストも素晴らしく、ぜひ写真に収めておきたいシーンです。

「ゆにガーデン」内のエリアの一つ、「ブロードウォーク」は、7〜8月が一番の見頃です。芝生を挟んだ通路の両脇に、全長160mにわたって宿根草で構成されたボーダーガーデンが続きます。北海道の冷涼な気候だからこそ実現できる、宿根草たちの華やかな競演を楽しみましょう。

7月下旬〜8月上旬は、「ユリ・アジサイまつり」のイベント期間。「アジサイの小路」では、爽やかな青や白のアジサイが約400株植栽されています。アジサイは太陽の光に燦々と照らされるよりは、緑陰の下でこそ潤いを帯びた魅力が発揮されるもの。木漏れ日の中、アジサイが彩る小道の散策を楽しみましょう。

「彩りの丘 リリーガーデン」では、約5万球ものユリが植栽されています。見頃は7月中旬〜8月中旬で、さまざまな品種が群植されてカラフルに彩る景色は見応え十分。ユリは馥郁とした香りを放つため、辺りが甘く優雅な香りに包まれます。

8月上旬〜9月上旬は「サルビア・ミントまつり」を開催。赤、紫、白のサルビアが約1万本植栽され、園内にカーペットを敷いたかのような、雄大な景色が広がります。また、園内にはさまざまな種類のミントが植栽されているので、アップルミントやパイナップルミントなど、種類によって異なる香り比べをして楽しみましょう。

コルチカムは葉よりも先に花茎を伸ばして花を咲かせる性質があり、群稙すると色がかたまりとなって見応えがあります。「ゆにガーデン」では毎年秋に、花壇の縁どりのコルチカムが開花。また、9月中旬〜10月中旬は「コスモスまつり」が開催され、1万5,000㎡のコスモスエリアでは約50万本のコスモスが咲き競います。

モフモフのジャンボウサギと
触れ合える「ウォーターガーデン」

「ゆにガーデン」園内の「ウォーターガーデン」にはウサギ小屋があって、ジャンボウサギが5羽います。なまら・・・大きい! ここではジャンボウサギたちと自由に触れ合えます(無料)。おやつ(100円)もあげることができますよ! お子さんがいる家庭なら、ぜひ一緒に遊んではいかがでしょうか。

レストランやカフェ、土産物店が充実!
美食やショッピングを楽しもう

「ゆにガーデン」にはチロリアン風の外観が目印のセンターハウスがあります。バイキング形式の「レストランチャイブ」、オリジナルソフトクリームやピザを楽しめる「カフェテリアバジル」、オリジナルハーブティーやアロマグッズが揃う「フレグランスショップ」、地元の野菜や土産物が充実の「ファーマーズマーケット」と、飲食店やショップが入っています。園内を歩き疲れたら、休憩がてら食事やティータイムを楽しむのもいいし、お土産に気のきいたアイテムを見て回るのもいいですね。

「レストランチャイブ」は客席数が250席あり、地元近郊の野菜を使用したヘルシーなランチバイキングを楽しめます。ハーブティーやドリンク、デザートを含め約40種が揃う充実のメニュー! 営業時間は11:00〜14:30(ラストオーダー14:00・平日)、11:00〜15:30(ラストオーダー15:00・土日祝)。ランチバイキング料金は大人1,950円、シニア1,450円、小学生1,000円(6〜9月)、大人1,750円、シニア1,350円、小学生900円(4・5・10月)、。

「ファーマーズマーケット」では、花やハーブの苗、由仁の特産品、旬の新鮮な野菜、お惣菜、お土産品などを販売しています。ここでしか手に入らないレアアイテムも満載なので、ぜひパトロールを! 特に「レストランチャイブ」監修の「オリジナルスープカレー」530円や、ごはんが進む「黒胡麻ごぼう」648円がオススメです。

Information

ゆにガーデン

所在地:北海道夕張郡由仁町伏見134-2
TEL:0123-82-2001
http://yuni-garden.co.jp/

アクセス:公共交通機関/千歳線由仁駅行、乗換2回(新千歳空港駅→南千歳駅→追分駅→由仁駅、タクシーで約5分)
車/札幌から車で約50分(国道36号線 → 国道274号線または道道札幌夕張線、約40㎞)、新千歳空港から車で約35分(国道337号線→国道274号線→国道234号線、約30㎞)

オープン期間:4月21日~10月21日(2018年)

営業時間:10:00~17:00(平日)、9:00~17:00(土日祝日)

料金:大人620円、シニア(65歳以上)420円、小学生300円(6〜9月)、

大人310円、シニア(65歳以上)210円、小学生110円(4、5、10月)

駐車場:有り 800台(無料)

併せて読みたい

花の庭巡りならここ! 北海道スケールの花畑を愛でよう「展望花畑 四季彩の丘」
花の庭巡りならここ!花と色と農のテーマパーク北海道「十勝ヒルズ」

Credit

取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/

Print Friendly, PDF & Email