四季がはっきり変化する日本には、豊かな自然と幅広い植物群、そして花を美しく咲かせる技術力があり海外からも注目される花の名所がたくさんあります。全国各地で育まれ、訪れる人々を感動させる花咲く数々のスポット。人生で一度は訪れて欲しい、花の観光スポットへご案内します。

Print Friendly, PDF & Email

2001年6月にオープンした「展望花畑 四季彩の丘」は、14万㎡もの広大な敷地を持つ観光ガーデン。北海道美瑛地方特有の丘陵と大雪山連峰を背景に、季節の花々で絨毯のように彩るダイナミックな景色が大きな魅力です。

大小約30に畑が分割され、約30種類45万株の草花を植栽。チューリップからムスカリ、パンジー、ポピー、ルピナス、マリーゴールド、サルビアへと、季節が進むたびに見頃の花も徐々に変化していきます。年間80万人が訪れる、北海道屈指の観光ガーデンに、ぜひお出かけください!

さわやかな北海道の夏空のもと
壮大に広がる花のカーペット

「展望花畑 四季彩の丘」の一番の見頃は7〜8月。写真は中央エリアで、ピンクの濃淡のクレオメが植栽されています。抜けるような青空のもと、地平線まで広がるような花畑に、北海道ならではのスケールの大きさを実感することでしょう。花畑をひと通り巡るのにかかる時間は、大人の足でゆっくり歩いて1時間くらい。見る角度や高さによって印象も変わってくるので、訪れた記念にぜひ写真をたくさん撮りましょう。

写真は「展望花畑 四季彩の丘」の中央エリア。マリーゴールド、シルバーダスト、青と赤のサルビアが整然と植栽され、遠くから見ると美しいストライプ状になります。どの季節に訪れても素晴らしい景色が見られますが、毎年同じ景色にならないように、植える花の場所を変えているので、リピーターも多いとか。外国からのお客様が多く、写真映えするように色鮮やかな配色を心がけているそうです。

ちなみに、花畑へのペット同伴はOK、飲食の持ち込みは不可となっています。

ノロッコ号に乗っての周遊もオススメ!
アルパカと触れ合える牧場エリアも近接

広大な敷地、かつ傾斜のある丘のため、普段歩き慣れていない方にはノロッコ号(トラクターバス)の利用がオススメ。園内を15分かけて一周し、中央の高台まで行くと、フォトジェニックな写真が撮れるスポットで5分ほど停車します。利用料金は、大人500円、小・中学生300円、幼児無料。カートの貸し出しも行っています。

「四季彩の丘」の入り口近くには、アルパカ牧場エリアがあります。入場料は大人500円、小・中学生300円、幼児無料。柵越しに餌やり体験(餌100円)ができ、モフモフの毛をなでて触れ合うこともできます。愛らしいクリクリの瞳、ふわふわの毛並み、シャイながらも好奇心旺盛なアルパカに癒されること間違いなしですね(アルパカ牧場はペット同伴不可)。

自社農園で採れた新鮮野菜も販売!
メニュー充実のレストランにも立ち寄ろう

「四季彩の丘」には、売店、レストランもあります。1階が売店で、おみやげコーナーにはラベンダーグッズ、ポストカード、北海道限定のお菓子や、リースなどクラフト雑貨も揃い、自社農園の「四季の丘FARM」で採れた農産物も販売しています。2階がレストランで、客席数は100、営業時間は8:30〜18:00(ラストオーダー17:00)、夏の最盛期は10:00〜15:00(混み状況で異なります)。

1階の売店では、ソフトクリーム(300円)も販売。ミルク、ラベンダー、メロンの3種類があります。オススメは北海道のおいしいジャガイモでつくられる「丘のじゃがいもコロッケ」1個130円。男爵薯とキタアカリの2種があります。屋外にベンチがあるので、気軽におやつ感覚でどうぞ。

2階のレストランでは、北海道ならではのメニューが目白押し。なかでもスープカレー(1,100円)、彩りうどん(700円)に人気があります。写真は鹿ジンギスカン定食(1,000円)。花畑の景色を楽しんだあとに、地元の名物料理を味わえるのも魅力の一つですね。

Information

展望花畑 四季彩の丘

所在地:北海道上川郡美瑛町新星第三
TEL:0166-95-2758
https://www.shikisainooka.jp

アクセス:公共交通機関/JR富良野線「美馬牛駅」より徒歩25分、JR富良野線を「美瑛駅」より車で12分(タクシー在中あり)
車/旭川方面からは国道237号線から道道824号線に入り、美馬牛駅方向へ。
富良野方面からは国道237号線より、トリックアート美術館を目印に右折し直進。

オープン期間:通年

休園日:12月31日、1月1日

営業時間:9:00〜17:00(4〜5月、10月、※アルパカ牧場は営業時間の30分前で閉園)
8:30〜18:00(6〜9月)
9:00〜16:30(11月)
9:00~16:00(12月〜翌2月)
9:00~16:30(3月)

料金:無料(花畑維持管理費用として、任意で一人200円の募金をお願いしています)

駐車場:大型バス30台、乗用車300台(無料)

Credit

取材&文/長田節子
ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。
https://twitter.com/passion_oranges/

Print Friendly, PDF & Email