3月の庭仕事をチェック! ガーデニングカレンダー March
Svetlana Gorbacheva/shutterstock.com
Hello Spring! 春の到来です。冬の間、じっと寒さに耐えていた草花が一斉に芽吹き始めます。日ごと空気が温む3月ですが、急に寒さが戻る日もありますから、お出かけ前には天気予報の温度に注意して風邪をひきませんように。そして、草花たちの寒さ対策もお忘れなく。また、暖かさとともに昆虫たちも活動を始めます。草花への被害を減らすには、最初が肝心。今月の庭作業をチェックしてみましょう。
目次
「寒の戻り」にご注意を

もうすっかり春! と嬉しくなるような暖かな日があるかと思えば、首をすくめるような寒い日があったり。3月は暖かな日と寒い日が交互にやってきます。いったん暖かい日が続いたあと、一時的に急に寒くなることを「寒の戻り」といいます。ちょうどこの頃植物は芽吹いてきますが、霜に当たると新芽が傷むので、天気予報に注意して寒くなるようなら室内に取り込むなど、防寒対策を忘れずに。
春野菜のタネの播きどき。でも播きすぎに注意

温暖地では春野菜のタネの播きどきです。ジャガイモ・ニンジン・キャベツ・レタス・ルッコラ・ブロッコリー・カブetc。ジャガイモやタマネギなど保存のきく野菜以外は、1週間程度ずらして数回に分けてタネ播きをすると、少しずつ収穫できて長く楽しめます。タネ袋に入っているタネを全部播いてしまうと、一度に大量のレタスやキャベツができて途方に暮れることになります。タネを播くときには家族でどれくらい食べられそうかなど、収穫時のことも考えましょう。ベビーリーフ類はタネ播きから20日程度で収穫できるので、初心者にもオススメ。
花がら摘みで開花期間を長く

パンジーやビオラは暖かくなるにつれ、次々に花をつけます。咲き終わった花がらをそのままにしておくと、タネをつけて咲かなくなってしまいますが、こまめに花がらを摘んでいれば5月まで花を楽しむことができます。また、プリムラ類はこの頃に一回り大きな鉢に植え替えをするか、地植えにすると開花期間が長くなります。

スイセンやムスカリ、ヒヤシンス、スノーフレークなどが順番に咲いては花期を終え、しおれ始めます。花が咲き終わったら、切り取る手入れを。房咲きの花は、しおれた花だけを切り取り、ヒヤシンスのように1茎に何輪もまとまって咲くものは、地際付近の花茎の根元で切り取ります。
「啓蟄(けいちつ)」に虫現る

毎年3月5〜6日頃は「啓蟄」といい、冬の間に眠っていた虫たちが活動を始める頃とされています。春の最初の頃に出てくる虫といえば、テントウムシ。テントウムシは可愛らしいだけですが、テントウムシを見つけたら餌のアブラムシもいると思って植物をチェックしましょう。アブラムシは爆発的に数が増えるので、まだ少ないうちに駆除しておくのがベター。昆虫の被害は最初が肝心ですから、お出かけ前のチェックを習慣にしてしまいましょう。
バラの「芽かき」をしましょう

バラが一斉に芽吹いてくる頃です。その中で1箇所から同時にたくさん芽が出ている場合があるので、株の内側に向かっている芽は若芽の時点で取り除きます。この作業を「芽かき」といいます。全ての芽を育てると、枝が混みすぎて病気や害虫の温床になりがちです。芽の時点である程度間引いておくと、病害虫コントロールも楽に済みます。ただし、ミニチュアローズ系は枝が多いほうがこんもり華やかに咲いてくれるので、そのままでも構いません。
観梅シーズン&梅まつり

お花見といえば桜ですが、桜の前に日本各地の梅林で花が見頃になります。暖かな週末にお出かけしてみては。白梅は特に香りがよいものがあるので、枝に顔を近づけて香りも楽しみましょう。全国的にも有名な偕楽園のある茨城県水戸市では、例年2月中旬~3月中旬頃まで梅まつりが開催されています。
※梅まつりの開催の最新の情報は各主催者のHP等でご確認ください。
Credit
写真&文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!
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