【冬の庭仕事15選】剪定、寄せ植え、ペインティング…冬のTO DOリスト!
Svetlana Gorbacheva/Shutterstock.com
秋に庭の冬支度をしたからもう大丈夫、そう思っていませんか? 冬の間にやっておきたい庭仕事は、意外とたくさんあるもの。樹木の剪定や土壌改良、構造物のメンテナンス、鉢の片付けなどなど、植物が休眠中だからこそできることがあります。また、室内では観葉植物を寒さに合わせて管理したり、鉢植えの球根花の水やりも忘れずに。そして、冬は寄せ植えに最適な季節でもあります。庭をすっきり片付け、素敵な寄せ植えを作って、冬もガーデニングを楽しみましょう!
目次
【1】まだまだ球根の植えどき!

来春咲くチューリップやスイセンなどの球根を植える時期は、一般的には10〜11月と言われていますが、雪で地面が覆われていない限り、まだまだこの時期も植えどきです。園芸店の端っこには、球根のセールワゴンを見つけることもしばしば。大量買いでお買い得に素敵な球根ガーデンができるかもしれません。
【2】木製の構造物のメンテナンス

門扉や塀、ガーデンシェッド、デッキなど木製の構造物は、塗り直しすることで劣化を遅らせることができます。塗装作業は空気が乾燥する冬期が最適。天気予報と相談して行いましょう。
【3】鉢・ポットの整理

植物が増えるとともに、いつの間にか増えてしまっているのが鉢。使わないのに積み上げられた鉢が庭の片隅でタワーになっていませんか? そのタワーが虫の温床になることもあります。来年も確実に鉢は増えるので、使わないものは整理して捨てましょう。
【4】落ち葉掃除

11〜12月は枯葉や落ち葉が多くなるので、掃き掃除を意識的に行いましょう。雨の直後を避け、なおかつ風がない日を狙うと効率的に掃除ができますよ。また、木を揺らして落ちそうな葉を事前に落としておくのも手です。落ち葉が風に舞って飛び広がると隣接する住宅の敷地内に入る場合もあるため、場合によっては近隣へ声かけのうえ掃除を申し出ることも検討するとよいでしょう。
【5】土壌改良

冬の園芸作業に、「天地返し」と呼ぶものがあります。土を深く掘り起こして2週間ほど寒風にさらし、土中の害虫や病原菌を駆除するための作業です。前年度に使用した鉢の土も含めて天地返しをしましょう。腐葉土や油かすなどの堆肥を混ぜれば、再びふっくらとした土に生まれ変わります。
【6】施肥
庭の肥料分は植物が生育していく過程で消費されるので、シーズンごとに追加する必要があります。冬は来春の芽生えのために宿根草やバラなどに施肥を行います。多くの植物が休眠中の冬季に与えるため、ゆっくり効いて土壌改良にもなる遅効性の有機質肥料が向いています。春先以降に効果が出るものとしては、堆肥を主体に肥料分の多い油粕(あぶらかす)や鶏ふんを組み合わせるのがおすすめです。
【7】マルチング

地面が凍り付いて霜柱ができると、根や球根が持ち上げられ植物が傷むことがあります。強い霜が降りそうなときは、植物の株元の表土をバーク堆肥や腐葉土などで覆う「マルチング」をすると、霜害を防ぐことができます。
【8】落葉広葉樹の剪定

12~2月は落葉広葉樹の剪定適期です。アオハダやアオダモ、ヤマボウシ、ハナミズキ、ジューンベリーなど、よく庭木に用いられる樹木が該当します。大きくなりすぎると台風や雪の影響を受けやすいので、定期的に剪定してサイズをコントロールしておきましょう。ノコギリや剪定バサミなどの刃物を使う際は、手袋が必須です。
【9】常緑針葉樹の軽い剪定

マツやモミの木などの常緑針葉樹は、冬にかけて軽く剪定して枯れ枝を整理しておきましょう。雪の重みがかかると折れて、一気に落雪する危険があります。剪定枝はクリスマスリースやお正月飾りなどのアレンジに使うといいでしょう。針葉樹は触れるとチクチクするので、手袋をはめての作業がおすすめ。
【10】クリスマスローズの古葉取り

クリスマスローズはこの時期、株の中心部に花芽ができ、それに押し広げられるように古葉は横に開いて倒れてきます。この古葉を取り除くと株元によく日が当たるようになり、地温も上昇して花芽の生育を促進します。病気の発生を防ぐ効果もあるので、株元から5cm以上残して茎を切りましょう。
【11】冬の花の寄せ植え

園芸店にはパンジー、ビオラ、ガーデンシクラメン、スイートアリッサム、チェッカーベリーなど愛らしい花が多数並んでいます。冬は植物の生育がゆっくりで蒸れの心配もないので、ギュッと植え込む寄せ植えが楽しめます。クリスマスやお正月に玄関を飾る寄せ植えを作ってみましょう。
【12】室内での観葉植物の管理

熱帯や亜熱帯といった暖かい地域を原産地とするものが多い観葉植物を上手に冬越しさせるには、それぞれの最低温度に達しないように管理することが重要です。また、成長が止まる冬は、春から秋とは育て方も変わります。育てている観葉植物の性質や耐寒性を正しく把握して、適した環境で管理しましょう。また、室内ではエアコンやファンヒーターなどの暖かい風によって高温になったり、乾燥することで観葉植物がダメージを受けるので注意が必要です。
【13】冬の水やり

冬はほとんどの植物が休眠期に入り生育がゆるやかになるため、水やりの頻度を減らすのが基本です。一般的に冬の水やりは、地植えならほとんど不要。もし極端な乾燥で水やりが必要と判断した場合は、霜が降りる朝晩や夜間は、土中に残った水分で根も一緒に凍ってしまう恐れがあるので、日が出ているうちに水やりを終えるようにします。
また、鉢植えの宿根草や球根植物への水やりはお忘れなく! 地上部に何もないと水やりを忘れがちですが、極度に乾燥させると枯れてしまうので、週に1回は水やりをしましょう。
【14】冬から育てる野菜

ホウレンソウやコマツナ、ネギ、カブなどは、冬の時期に種まきから栽培することができます。種まきから1〜2カ月で収穫できるもの、来春に収穫できるものとさまざまあるので、収穫のタイミングが異なる野菜を栽培して楽しむのもよいでしょう。冬季の野菜栽培のメリットは、病害虫の発生が少ないこと。ただし、環境によっては被害に遭うことがあるので、水やり時などにパトロールをしながら、気温や天候にも注意して栽培しましょう。もし、冬季は屋外での栽培が叶わない地域では、窓辺を利用した栽培方法もあるので、以下記事を参考に。
【15】ライトアップを楽しもう

冬のシーズンは、春に比べて庭の彩りが少なくなったり、落葉樹が葉を落として寂しい印象になりがちですが、光の演出があれば、この季節ならではの楽しみが生まれます。植物やガーデンオーナメントを浮かび上がらせるライトアップや、つる植物や樹木に絡めるイルミネーション、ツリー形の明かりなどを使えば、庭やベランダに華やかな世界が広がりますよ。
春に向けて庭仕事を計画的に進めよう!

この時期の庭の手入れによって春の景色にも違いが出てきます。この記事でご紹介した庭仕事を、自分の庭に当てはめてリスト化し、天気予報で気温や天候を確認しながら計画的に庭仕事を進めましょう。春に美しい庭が広がることを想像すると、冬の庭仕事も楽しくできそうですね。
Credit
文&写真(クレジット記載以外) / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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