一年で最も寒い時期ですが、意外にも花のイベントが各地で開催されています。足を運んでみれば、新しい花との出合いがあるはずです。また、春の庭のための準備もスタートする時期。春は、もうすぐそこまでやってきていますよ! 今月の庭作業をチェックしてみましょう。
冬の花の展示会が目白押しです

冬は意外にも花の大きな展示会が開催されています。池袋サンシャインシティでは「クリスマスローズ展2023」(2023年2月17日(金)・18日(土) 10:00~19:00)が開催されます。展示会は、珍しい品種に出合えるチャンスです。
一年草のハーブのタネ播きをしましょう

チャービルやルッコラ、コリアンダー、ジャーマンカモミールなど、一年草のハーブはこの時期、室内でタネ播きをして苗をつくっておきます。成長に従って間引きが必要になってきますが、間引いた若葉も美味しくいただけます。タネから育てると、苗を買うよりコストが大幅ダウンです。
『植物に合わせた3つの「種まき」の方法』
『暖かく過ごす冬の園芸作業! 夢も広がるセミトロピカルレアプランツの種まき 概要編【乙庭Styleの園芸1】』
『暖かく過ごす冬の園芸作業! 夢も広がるセミトロピカルレアプランツの種まき。実践編【乙庭Styleの園芸2】』
鉢植えの球根花に水やりを

地植えの場合は水やりの必要はありませんが、鉢植えの球根花は芽が伸び始めてくる頃です。地上部に何もないとうっかり忘れがちですが、1週間に1回は水やりしましょう。鉢植えの宿根草も同様です。
『球根花が春を呼ぶ! スノードロップと早春の可愛い球根花』
『【二十四節気】スノードロップやクロッカスなど、立春に咲く早春の花々』
バラの剪定のリミットです

関東以西の雪深くない地域では、バラの剪定の最終リミットは今月です。2月中にシュラブやブッシュのバラの剪定を済ませましょう。鉛筆より細い弱々しい枝や枯れ枝は、春以降に虫たちの温床になるので、剪定時に一緒にカットしておきましょう。
『バラの専門家が教える! 鉢植えバラの剪定方法』
『実録! バラがメインの庭づくり第13話 「冬のバラ仕事第2弾~元肥から病害虫予防まで5つの作業」』
宿根草の株分けをしましょう

暖かくなって芽が動き始める前に、宿根草の株分けを済ませておきましょう。植え付けから数年を経て、大株になったホスタやシュウメイギクなどは、根を傷めないように掘り上げ、土をふるい落としてからハサミや刃物を使って根を切り分けます。植えつけ穴を掘って再び植え直し、たっぷり水やりをします。株分けをすることで風通しがよくなり、元気に育ちます。
Credit
写真&文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
- リンク
全国の花ファン・ガーデニング
ファンが集う会員制度です。
新着記事
-
育て方
シーズン到来! クリスマスローズ最新・人気品種&今やっておきたいお手入れ公開!PR
古くから茶花として親しまれてきたクリスマスローズは年々進化が止まらず、今年も新品種や人気品種が入手できる時期が到来しました! また、1株で何十輪という花を早春に咲かせる感動的な株に育て上げるためには、…
-
美容
シアバター、ホホバオイル、コメヌカ油など植物由来成分で「髪や頭皮もケアできる」一石二鳥なスタイリン…
植物の力を閉じ込めたコスメを、長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんがご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。今回は、髪をセットしながら、同時に髪や頭皮のケアも叶えてくれ…
-
ガーデン資材
取り出しやすく、失くしにくい! ガーデンツール収納のコツ
シャベルやスコップ、剪定バサミ、植木鉢など、ガーデニングの道具は庭の充実とともにいつの間にか増えていくものです。ツールはいつもきれいに見やすく収納し、使ったら定位置に戻しましょう。使いたい道具がサッ…