初めて植物に触れる子どもたちにとって、地植えの庭や大きな植木鉢でのガーデニングはちょっぴりハードルが高いもの。ここでは、誰でも手軽に楽しめるプラスチックコップでのタネ播き方法をご紹介します。教えてくれるのは、ガーデニングカウンセラーの岡井路子さん。自分で播いたタネから緑色の芽が出る様子はきっと、小さな子どもたちの好奇心を刺激するはず。食べられる野菜のタネを播けば、食育としてもオススメです。

撮影場所/ハローウッズ(ツインリンクもてぎ内)

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誰でも簡単! プラスチックコップで種播き&栽培を楽しもう

小さな子どもと一緒にガーデニングを楽しみたいとき、重い植木鉢だとちょっと大変かもしれません。そこでオススメしたいのが、この「カップDE野菜」。プラスチックコップにタネを播いて、ガーデニングを楽しむことができます。スペースを取らないので、ちょっと日の当たる場所があれば、だれでもどこでも栽培でき、いろいろな種類の野菜を少しずつ育てるのにも便利。自分で育てたとれたて野菜を収穫することは、子どもたちにとっても素敵な経験になりますよね。

「カップDE野菜」で野菜を育ててみよう!

準備するもの

プラスチックコップ 2個

培養土 適量

千枚通しや錐(きり)など、穴をあけられる道具

スコップ

ジョウロ

霧吹き

作り方

1. 千枚通しなどを使い、片方のコップの底に水抜き用の穴を5~6カ所あけておきます。この工程は危ないので、大人が行うとよいでしょう。

2. 穴をあけたコップに培養土を8分目ぐらいまで入れ、ジョウロで土を湿らせます。

3. 2のコップを、もう片方のコップに重ねます。

4. お好みの植物のタネをパラパラと入れ、その上に薄く土をかけます。光を好むタネの場合、あまり厚く土をかけてしまうと発芽しないことがあるので、入れすぎないように注意しましょう。土をかけるときは、子どもにも作業がしやすいスプーンを使うのがオススメ。

5. 小さなタネが流れてしまわないよう、霧吹きでそっと水やりします。霧吹きがなければ、目の細かいハス口のついたジョウロでも。

6. 播いたタネの種類が分かるように、プランツタグを挿して完成! 日当たりがよく、気温が高めの場所に置いて発芽を待ちましょう。早く芽を出してほしいときは、車のダッシュボードに置いておくのもオススメです。芽が出るまではタネが乾かないように水切れに注意。

カップDE野菜にオススメのタネは、栽培期間が短く手軽に摘んで食べられるもの。秋冬にオススメなのが、ルッコラ、リーフレタス、シュンギクなどの葉もの野菜です。どれも育てやすく、発芽率が高いので、誰でも失敗なく楽しめます。収穫までにかかる期間も短く、タネを播いてから約1〜2週間ほどで発芽しますので、子どもと一緒に気軽に栽培にチャレンジできます。

使い捨てのコップを使うので、ガーデニングをしたことがない人でも、誰でも気軽に楽しむことができます。コップを二重にすれば、泥水や土がこぼれにくいので、芽が出るまで室内に置いて観察できるのも嬉しいですね。水やりは、土の表面が乾いたら。霧吹きなどで優しく行います。小さなタネから若草色の芽が顔をのぞかせる様子は本当に可愛らしいもの。芽が出た後は、日の当たるベランダなど、外で育てるとよいでしょう。

カップが小さいので、間引きしながら育てることが大切。間引いたベビーリーフも柔らかくて、サラダなどで美味しくいただけますよ。

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Credit

アドバイス/岡井路子

ガーデニングカウンセラー。ライフスタイルとしてのガーデニングを提唱する「マイ・ガーデニング・オフィス」を主宰。NHKテレビやラジオのほか、セミナーなどで活躍中。

取材協力/ハローウッズ(ツインリンクもてぎ内)

いろいろな生き物を観察できる自然体験フィールドや、クラフト工房、キャンプ場などを備えた遊びと学びの場。アウトドアを楽しむさまざまなプログラムも開催。

http://www.twinring.jp/hellowoods/

栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 Tel. 0285-64-0001

入場料:大人1,000円、小中学生500円、幼児300円

駐車料金(特別イベント・レース開催日を除く) 4輪1,000円、2輪500円

写真&文/3and garden

ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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