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バラの苗木は今が買い時!美しいニューフェイス&プロが教える秋バラの必須ケア大公開

バラの苗木は今が買い時!美しいニューフェイス&プロが教える秋バラの必須ケア大公開

秋はバラが今年2回目の最盛期を迎える季節ももう直ぐです。秋のバラは色も濃厚で香りも豊か。でも、そんな秋のバラを咲かせるためには今すぐやらなければならないケアがあります。猛暑の日照りと高温多湿で葉が縮れたり葉を落としたりしていませんか? 対処は一日でも早ければ早いほうがベスト! 手当てが遅れると来春の開花にまで影響してしまうことも。今すぐ行いたい秋のバラのお手入れテクニックと、大苗の予約がスタートした最新品種のバラを10種ご紹介します。

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2023年秋新品種・人気のバラの予約受付開始!

2023年秋登場の注目の新品種10種。

秋はバラの新品種発表の季節。秋から冬にかけて出回る“大苗”と呼ばれる苗は、プロの生産者が2年の歳月をかけて丹精込めて育てた充実した苗ばかりです。

いち早く秋に苗を入手して、冬を越せば来春の素晴らしいバラ景色が期待できます。平田ナーセリーではイングリッシュローズをはじめとした海外有名ブランドのバラ苗や日本作出品種など、今年秋に本格的にデビューするバラ苗も予約販売スタート。平田ナーセリーのバラ苗は苗がしっかりと発根し、初期成育が良いように独自のブレンドをした培養土で植え付け管理を行った、安心の一鉢をお送りしています。

今年もオーガニック栽培に適した丈夫な苗をラインナップ! その中でもおすすめの10品種をご紹介します。

ダナヒュー

Dannahue (Ausa6b15)/DAVID AUSTIN社2023年発表の新品種
コンパクトで整った樹形は鉢植えでも扱いやすく、マンションのベランダなどの少し陰になる所でもよく育ちます。アプリコットイエローの明るい花色は他の植物との調和も良く、バラ栽培初心者からベテランの方まで納得の品種です。

アレキサンドラ・ダビッド・ニール

Alexandra David-Néel/仏デルバール社
淡いモーヴピンクのウェーブがかった花弁は、いかにもフレンチローズといった華やかさが特徴、樹形は中型のシュラブでトゲが少なく扱いやすい。耐病性も言うことが無くオーガニック栽培にはうってつけのバラ。オベリスク仕立てやコンパクトなつる仕立てにおすすめの品種です。

コート・ドール 

Côte-d’Or/仏デルバール社
見ているだけで元気が出てくるビタミンカラーの黄色の花は、春・秋の涼しい時期にはオレンジがかった別の表情を見せてくれます。四季咲き性が強く春~秋まで繰り返し花が咲き続けてくれます。

ル・タン・デ・スリーズ 

Le Tepms des Cerises/仏デルバール社
華やかな赤紫の花色を持つバラは、香りの強いものが多く、この ‘ル・タン・デ・スリーズ’ も、ローズとフルーツの香りを辺り一面に漂わせてくれる芳香花が魅力です。強香種の中では花もちが良いというのも嬉しいポイント。名はフランスのシャンソンの名曲「さくらんぼの実る頃」から。

レヴリ 

Réverie/河本バラ園
ブラウンがかった藤色の美しい花びらが優しく波打つロゼット咲き。 コンパクトな樹形で房咲き。繰り返し良く咲き、耐病性も良い性質です。

エミル・ドゥ・フォレ 

Miel de Forêt/河本バラ園
和紙を重ねたようなロマンチックなカップ咲き。耐病性が強く、樹形もコンパクトで初心者の方にも扱いやすいバラです。

シャーウッド

Sherwood/ロサオリエンティス
独特な雰囲気のある色調が楽しめるバラ。うどんこ病・黒点病に強く、耐暑性が強い品種なので、暖地での栽培にもおすすめの品種。花もちが良く、切り花にして楽しむこともできます。

サマルカンド 

Samarkand/ロサオリエンティス
名前は “青の都” とよばれる、シルクロードのオアシス都市から。藤色の落ち着いた花色で、非常に花付きが良く、群生して咲く様は名前の通り青いタイルで覆われた美しい建造物が並ぶサマルカンドそのもの。

ディコン 

Dickon/ロサオリエンティス
美しさ、耐暑性、耐寒性、さまざまな病気への耐病性、連続開花性等といったバラに求められる性質を多数兼ね備えた画期的な黄色のバラです。株もコンパクトで扱いやすく、初めてのバラにおすすめの一株。

プリマヴィスタ 

Prima vista/ロサオリエンティス
形の整ったロゼット咲きに美しいピンクの花色、そして濃厚なダマスクの香り。この3拍子揃ったバラは、その名の通り見る人すべてを一目惚れさせてしまう魅力に満ちています。

バラ栽培デビューはお得な「初めてのオーガニック栽培」セットでスタート!

平田ナーセリーではできるだけ化学肥料を使用しないオーガニック栽培をおすすめしています。

オーガニック栽培をすることの利点は、より自然に近い状態で栽培することにより、化学肥料を使った栽培に比べ ①土壌が傷みにくく、長くバラを良い状態に保てる ②有機素材を使用することで花・葉の色・根の張りが良くなる ③病害虫に負けない健康な株が育つ ④何よりも、天然由来の有機素材は環境に優しく、人・動物などの自然にも優しい といった良い所がいっぱい。

平田ナーセリーのオーガニック素材は、従来の油粕や牛糞などとは違い、すぐに使えるうえ根焼けを起こさないものです。初めてバラをオーガニックで栽培する方におすすめの「オーガニックバラ栽培植え込みセット」を、ぜひご利用ください。

弱ってしまったバラを超回復‼︎ この秋やっておきたい「土壌改良テクニック

皆さんのお庭や鉢植えのバラの状態はいかがでしょうか? 新しいバラをお迎えして、いろんな品種を楽しむこともバラの楽しみの一つですが、何年もかけて愛着のある株を維持して、美しく咲かせることもまたバラの楽しみの一つです。

秋は今年2度目のバラの最盛期。葉っぱも青々と茂っていて、後は秋の開花を待つばかり……という理想的な状態ならバラ栽培の達人です。

バラ
春とは違った美しい花姿が楽しめる秋咲くバラたち。

しかし今年の連日の猛暑、大雨などの異常気象によって、屋外に出て手入れするのも億劫で、次第に元気がなくなっていくバラを眺めているばかりといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

9月下旬から10月にかけては、さすがに日中の気温も落ち着いて外での作業もしやすくなる時期です。さあ、今すぐお持ちのバラをチェックしましょう!

あなたのバラは今どんな状態ですか? 葉が縮れたり、黒点病が蔓延していたり、ほとんどの葉が落ちてしまったなんていう株もあるかもしれません。

夏バテのバラ

それらは「バラの夏バテ症状」です。そんな夏バテしたバラをそのままにしておくと、来春の花にまで悪影響が及んでしまうことも。今すぐ手当てを行えば春の花が、うまくいけば、秋バラも元気に咲くかもしれません。
では、どのような手当てをすればよいのでしょうか? まずは鉢植えも庭植えも、バラの株元の土の状態を確認しましょう。

日頃の水やりや雨によって、何もしなければ表土は少しずつ溶けて固まってしまいます。ぎっしり土が詰まってしまうと根に空気が届かなくなり、水をやっているのにすぐに水切れしてしまいます。
水をやったとき、以前はすーっと水が吸収されていたのに、今は水たまりができて、じわじわとしか土に吸収されなくなっている。そんな症状はないでしょうか?

このように表土がカチカチに固まってしまうとバラの根に新鮮な空気が届かなくなり、酸欠状態になってしまいます。そうなるとバラの根は水を吸い上げる力が弱くなってしまい、思うように枝葉を伸ばすことができなくなってしまいます。

また、上根がびっしりと生えて土の表面にむき出しになっていませんか? 上根はバラにとって肥料や水分を一番吸収する大事な部分です。そこに真夏の直射日光が長時間当たると、どうなるでしょう?

真夏の地表面の温度は50℃近くまで上がることもあります。さすがのバラの根もこの温度には参ってしまいます。根が人間で言うところの熱中症になってしまい、上根が傷んだり、枯れてしまいます。大事な上根が傷んだバラは、水も肥料も吸収できなくなって、やはり弱ってしまいます。

要チェック! 水やりしていても吸収できているとは限らない!

もう一つ、これまでのお手入れを振り返って思い出していただきたいのが、大切なバラを気遣って頻繁に水や肥料を与えていなかったでしょうか。そうした場合、本来は水を探し求めて伸びる根も伸びていないのです。

頻繁に水や肥料を与えられたバラの株は、地中奥深くまで根を伸ばさずとも水が与えられる状況なので、地上部分の枝葉だけはしっかりと成長することができます。そうやって甘やかされて育ったバラは、猛暑で地上部が緊急事態に陥っていても、根の量が少ないため、葉への水分補給が間に合わず、葉を落としてしまうというのも夏バテの原因になります。

そのような状態になった場合、改めて肥料や水を与えても回復するどころか、ますます元気がなくなってしまうことさえあります。ここで重要なことは、「十分な水やり=バラに足りている」ではないということです。夏から初秋のバラでよくあるのは、葉がしおれていて水切れしているように見えるのに、土は濡れていているという状態です。これはまさに、水不足ではなく「空気不足」と「根の減少」の典型例です。

水はあっても、空気不足でバラに水を吸い上げる力がなくなってしまっていたり、根の量が足りないために、バラの体内で脱水症状が起こり、本来芽吹くはずの新芽が出なかったり、春には青々と茂っていた葉が落ちてしまうのです。

バラの脱水症状を回復させるには土壌改良が必須

水不足のバラ
葉がだらりと垂れて、脱水症状を起こしたバラ。

この空気不足の解消と根の量を回復させる方法は、カチカチの表土をシャベルやフォークでほぐすこと。水が浸透すると同時に空気が根に届くように改善するのが、夏バテ株の回復方法の一つです。これは鉢植えでも庭植えでも同様に必要です。庭植えのバラは地中深くに根が張っているので「表土をほぐしただけではダメなのでは」と思われるかもしれませんが、水や栄養を吸い上げるのは地表近くに生えている根が一番重要ですから、空気不足を解消するためにはまず「表土をほぐす」ことが大切です。

夏のバラ

バラの根が張っている範囲の表土をほぐせば、空気不足が解消されますが、一度ほぐしただけでは、また秋雨や水やりで再びカチカチになってしまいます。そこで、すぐに土が固まってしまうのを防ぐために活躍してくれるのが、堆肥などの土壌改良材。農家では、収穫が終わった段階で必ず堆肥をすき込んで土を耕します。それは、作物が栄養を使い切って固くなった「やせた土」を「ふかふかのよい土」に戻すため。バラも同様に、堆肥などの土壌改良剤をすき込んで土をふかふかにすることが夏バテ回復の近道です。

この作業を行うことで嬉しい気づきもあります。バラに致命傷を与える2大害虫のテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)とネキリムシ(コガネムシの幼虫)を発見できるチャンスでもあるのです。夏のうちにこうした被害に気付くことができれば、手遅れになる前に駆除することもできます。

秋バラに即効性がうれしいバラの回復レシピ

「ふかふかのよい土」とは、「土の団粒構造を維持」することです。簡単にいうと、大・中・小の土の粒の間に隙間が空いていて、根が水分と酸素を無理なく取り込めて根が育つ環境をキープしている状態のこと。土の団粒構造を保つためには有機資材が一番です。
ここからは、夏バテしたバラの土壌改良におすすめの有機資材をご紹介します。

SOIL FOOD

SOIL FOOD(ソイル フード)は、花壇や畑、プランターなどの、劣化して固くなった土を改善するために生まれた土壌改良材です。有機物や腐植酸が多く含まれ、植物にとって欠かせないアミノ酸や微量要素が豊富なので、植物の成長を健全化するのに役立ちます。また、肥料内に含まれる多くの有用微生物たちが土の団粒構造化を促進し、ふかふかの土に蘇るので、特にバラの夏バテ症状を回復させるための土壌改良におすすめです。
このSOIL FOODは、公共浄化センターや食品メーカーから発生する有用資源残さを利用した製品で、自然環境に優しい循環型の有機質肥料です(この肥料は、国の安全基準以上の試験を行い、安全性の確認を行っています)。

<稲ワラ馬フン完熟堆肥>

稲ワラ馬フン完熟堆肥

平田ナーセリーがこだわりの製法で作る「稲ワラ馬フン完熟堆肥」は、使い始めてすぐにベストな働きを発揮できるようにと、3〜6カ月かけて完全に発酵が進んだ状態なので、いつ使用しても根の生育を妨げる心配がありません。

<夢油肥>

夢油肥

上記の「稲わら馬ふん堆肥」をベースに、バラに活力を与える油粕などを加え、善玉菌で発酵させた有機100%の完全オーガーニック肥料です。植物の成長に必要な多くの栄養素と、アミノ酸が濃縮されています。土の団粒構造の維持に加え、体力を落としているバラの株に負担をかけることなく、素早く栄養素を送り届けることができ、新しい根の発生を促してくれます。

<土のお守り>

土のお守り

天然の白い粘土、モンモリロナイト(珪酸塩白土)をパウダー状にして土にブレンドしやすくした土壌改良材です。夏バテで体力を失った根を刺激し、細根を早くに発生させるため、株の回復が早まる効果があります。また、土中にある雑菌などの不純物を吸着して土の中を掃除するなど、健全な土の状態にリセットしてくれます。

これらの「ふかふかのよい土に導く4つの資材」は、土づくりの研究を40年以上続けてきた平田ナーセリーオリジナルの資材から選ばれた夏バテ解消に最適のレシピです。土の状態を短時間で改善することに加え、いち早く新しい根を発生させることによって、通常の回復よりもより早くバラの夏バテを解消してくれます。

バラの猛暑対策&夏バテ解消の手順についてYouTube動画でご紹介しています。

バラの株張り(枝の先端がある位置)と同範囲の表土に、4種の資材を混ぜてばら撒き、表土5~10cm程度を掘り起こしながら資材をすき込みます。次に、株元付近にウッドチップを敷いてマルチングをし、仕上げに2種の液肥を希釈した水を葉にかかるようにあたえるだけの短時間で、夏バテしたバラの回復をスタートすることができます。表土を掘り起こしているとき、根が多少切れても全体量のたった5%程度ですから心配は無用です。

秋のバラもこれさえあれば大丈夫!【バラの土壌改良セット】

一石二鳥!有機の液肥、ニームケーキでオーガニックにバラの回復&病害虫予防‼︎

さらに、夏バテ回復とともに秋以降の病気の予防にも効果的な一石二鳥のお手入れテクニックを伝授。それが「葉面散布(ようめんさんぷ)」。「葉面散布」とは、水に規定量の液肥を溶かして霧吹きなどで葉の表面にまんべんなくかけることです。病気予防と栄養補給を同時に行うことができるおすすめの液肥は、うどん粉病の防除効果もある「有機100%液肥」と黒点病予防にもなる「菌の黒汁」の2種。バラに大敵の病気を予防しながら、土をふかふかにする効果も期待できます。

<有機100%液肥プラス>

有機100%液肥

「有機100%液肥」は、トウモロコシを納豆菌など多くの善玉菌で発酵させた液肥です。葉の表面に付着させることで、納豆菌がうどんこ病の原因菌を蔓延させない効果があります。さらに、液肥を葉が吸収することによって葉緑素が活性して光合成の能力が高まり、バテていた株が元気を取り戻します。

<菌の黒汁>

菌の黒汁

「菌の黒汁」は、水と牛フン、光合成細菌を原料につくられた土壌改良材です。“有用微生物”が主成分で、葉の表面にかけることで黒点病の病原菌の付着を阻止。光合成細菌は光を嫌がる性質があるため土中に深く染み込んで、植物の成長に必要なチッ素を土の中に固定したり、アミノ酸やビタミンなどの豊富な栄養を生み出す働きもします。




この「有機100%液肥プラス」と「菌の黒汁」の2つの液肥は、オーガニックなので取り扱いも簡単。液体を規定量混ぜて、1〜2週間に1度、水やりをするようにジョウロや霧吹きで葉にまんべんなくかけるだけ。液体に含まれている菌は、カルキ(塩素)でも減少しないので、家庭の水道水や雨水が使えます。葉面散布で今茂っている葉を活性させながら、滴り落ちた液肥は、土中深くに浸透し、良い土の維持にも役立ちます。

<GOOD SOIL ニームケーキ>

ニームの木(インドセンダン)を原料にした堆肥、ニームケーキを1㎡あたり100g程度を1~2週間に一回混ぜ込むことで有機成分による良質な窒素分の補給、健全な植物の成長の活性化・ニームに含まれているアザディラクチン等の成分によりコガネムシの幼虫やセンチュウの被害の軽減が期待できます。

秋も病気予防を!有機100%液肥と菌の黒汁、ニームケーキのお得なセット【オーガニック病害虫予防セット】

夏バテ回復とともに秋以降の病気の予防にも効果的な一石二鳥のお手入れにおすすめの、うどん粉病の防除効果もある「有機100%液肥」と黒点病予防にもなる「菌の黒汁」、害虫予防の効果も期待できる「ニームケーキ」3種をセットにした「オーガニック病害虫予防セット」もおすすめ。葉面散布とのお手入れで、バラに大敵の病害虫を予防しながら土をふかふかにしましょう。

YouTubeで話題の超便利グッズ、スイス製【アクアミックス】

アクアミックスの使い方の動画はこちら

液肥の効果は分かっているけれど、薄めたり、ジョウロを持って蛇口の間を何往復もしたりするのは大変です。特に夏場は屋外で長時間水やりをしていると植物よりも自分の方が参ってしまいそう……。仕方なく、せめて水切れしないようにとホースで水やりを済ませている方も多いのではないでしょうか? 今 、YouTubeでも話題のスイス製の液肥混入器【アクアミックス】があればその悩みも即解決!

容器に液肥の原液を入れ、シャワーヘッド部のダイヤルを薄めたい倍率に合わせてホースにつなぐだけ。アクアミックスを通った水に液肥が混入されます。

さらに水やり軽減&ストレス軽減に役立つアイテム【ウッドチップ】

ウッドチップ

表土が露出したままだと雨や水に打たれて固くなり、栽培環境が悪くなったり、根が熱中症になることをご紹介しましたが、表土から受けるダメージを軽減させてくれる便利アイテムがあります。それがウッドチップ。真夏に日差しが直接当たる表土の温度は50℃以上になりますが、ウッドチップに隠れた土の温度は、30℃以下まで下がるという実験結果があり、バラの根にとってこの温度差は、天国と地獄のようなもの。バラの株元にウッドチップを5〜10cm厚で敷き詰めることで、表土が固くなることを防ぐだけでなく、日差しによる表面温度の上昇までも防いでくれるのです。

ウッドチップ

さらには、雑草発生防止にも抜群の効果があり、生えてしまった雑草もスッと簡単に抜けます。真夏でも、常に土中がひんやりと適度な湿度を保つ天然素材のウッドチップは、間伐材を利用した環境に配慮した商品です。

秋バラ
つぼみが見えたら秋バラ開花まで嬉しいカウントダウン!

株元の表土には4種の土壌改良剤をすき込み、水やりのタイミングに葉面散布を施せば、効率的に夏バテからバラが回復できます。毎年、暑さを増す日本の夏では、バラの夏バテ対策は必須。この回復テクニックをマスターすれば、バラのダメージに都度心を痛めることもなくなり、バラ栽培のストレスから開放されます。

秋バラの開花も楽しみながら、来春の花のための準備もできるので、春以降、特に何もしてこなかった! というバラや、夏からの不調続きで手の施しようがなかったというバラに、ぜひ取り入れてみてください。

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