ホウレンソウやキャベツ、ブロッコリーなど葉や花蕾を食べる野菜を「葉菜・花菜類」と呼びます。自分で育てた野菜をサラダにして食べる─── 安全で、とびきり新鮮、きっと美味しいはずですよ!
葉菜・花菜類を上手に育てよう!
Q.葉菜・花菜類とは?
A.葉や花蕾の部分を食べる野菜です
葉菜類とは主に葉の部分を食べる野菜のことで、ホウレンソウなどの非結球性のものと、キャベツやハクサイなど葉が内側に球状に重なる結球性のものとがあります。花菜類とは、花や蕾を食べる野菜で、代表的なものにブロッコリーなどがあります。
Q.苗づくりのポイントは?
A.早めに間引きをしてしっかりした苗に!
葉菜・花菜類の野菜は、種から育てられるものが多く、丈夫な苗をつくることが大切。品種によって春まき、秋まきがあるので、種まき適期を確認してください。発芽後、こまめに間引きをして、しっかりした苗に仕立てます。乾燥を防ぐために、育苗ハウスの利用もおすすめ。市販の苗で手軽に育てることもできます。
Q.育て方のポイントは?
A.株を根づかせるために、土寄せをします
野菜の株元に土をかき寄せることを「土寄せ」といいます。土寄せすることで、根がしっかりと張り、株が倒れるのを防ぎます。土寄せは、追肥の時に行います。寒冷紗でトンネルがけをしている場合は、追肥と土寄せのときだけ寒冷紗を外します。
Q.おすすめの資材は?
A.害虫対策として、寒冷紗を使いましょう
キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどの好物。種まきや苗の植えつけ後、すぐに寒冷紗でトンネルをつくりましょう。害虫の発生前にトンネルがけすることがポイント。すでに卵が産みつけられていることもあります。よく観察し、被害が大きくなる前に駆除しましょう。

葉菜類の特徴を生かそう
タマネギは根菜類?
土の中で生長するタマネギは、一見すると根菜類のよう。けれど、普段食べている実の部分は、地下茎のまわりの葉の部分が球状になったもの。ですから、分類としては葉菜類になります。
葉菜の種まきは同時に
ホウレンソウ、水菜、ルッコラなどの種を同時にまくと、発芽や間引きのタイミングも同じになります。作業がまとめてできるうえ、間引き菜はベビーリーフミックスとしていろいろな味が楽しめます。
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