いざ自分の家を建てるとなった場合やリフォームをしたいと思っても、信用のできる業者さんと一緒に満足のいく庭を完成させられるかは不安なものです。今回は、そんな不安を払拭する庭づくりの工程と業者へ確認しておくべきポイントを紹介します。

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まずは見積もり 信用できる業者を見極める

写真/yuttana Contributor Studio/ Shutterstock.com

専門業者に頼む場合、庭づくりのイメージができて、実施計画に進むと、いよいよ見積もりです。まず念頭においておきたいのが、何もかも造ってしまわないこと。というのも、その専門業者が引き渡しだけの業者か、それともメンテナンスをしながらこれからのリピーターとして対応してくれるのか、そこをきちんと見極めることが重要だからです。リピートをきちんとしてくれそうなら、すべてを急いで造る必要はありません。

庭は暮らし、年月を重ねるごとに変化するもの。基本部分はしっかりと施工し、後は計画として持っておくことです。

基本計画案〜正式見積もりまで 抑えておきたい確認事項

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納得のいく施工業者を選択したら、基本計画案を経て実施計画に入り、詳細を詰めます。樹木や資材はショールームなどでサンプルや商品を見て決定。実施計画の図面が完成したら、これに基づいての必要な費用が算出され「見積書」が提示されます。見積書では、各項目の金額をチェックするだけでなく、工事に関する不明な点や工事期間まで含んで確認。ここは納得するまで話し合い契約です。

見積もりの中には、生垣や屋上緑化、雨水タンクの設置など、自治体によって異なりますが、補助金を交付している場合もあり、知識のある地元で経験の多い施工業者は、決め手の一つにもなります。

また業者を見極める上で大切なのが「気配り」という点。工事には、多くの作業員や工事機器、樹木や材料を運ぶトラックなどが頻繁に出入りします。近隣への挨拶やマナーから仮設トイレ、電気、水の使用まで、きちんと教育された業者はそこまでの細かな配慮がなされています。

引き渡し時 抑えておきたい確認事項

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さて工事が終わり、いよいよ引き渡しの日。エクステリア製品や設備の使い方について説明を受け、これらの説明書や保証書を図面や契約書とワンセットにして、何年か経ってもすぐに取り出せるように、きちんと保管しておいてください。住宅は比較的、法律がしっかりとしているのですが、エクステリアは業界の標準品質や、場合によっては社内品質基準さえない会社や企業もあります。

植物の場合は、その育て方やメンテナンスのコツも引き渡し時にしっかりと説明を受け、忘れないようにきちんとメモをしておきましょう。命ある植物は庭の施主さんの責任で、工業的な商品はメーカーの品質責任です。専門業者によっては、定期的な点検やアフターメンテナンスの契約も行われています。より良い庭を継続させるために、これらの制度を利用するのもおすすめ。また顧客を対象にしたガーデニングセミナーなどにも積極的に参加して、これからの庭造りに生かしていくことも大事です。

命ある樹木や植物などは、手を入れれば入れるほど、成長して育っていきますが、エクステリア製品の場合は通常、ブロックやレンガ、タイルなどの白化現象や木製品のささくれ、スチール製品の錆び、コンクリートや左官の微細なクラック等が、年月を経て悪くなってきます。タイミングよくメンテナンスをすることが必要になってくるので、誠実さや実績があって、ある意味「面倒見がいい」、長い付き合いのできる業者を選ぶことが何よりも重要になってきます。

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