つる性植物の代表ともいえるアイビーは、星のような形の葉が愛らしい人気の観葉植物。学名でもある「ヘデラ」と呼ばれることもあります。葉色や斑入りのバリエーションが豊富で、寄せ植えやフラワーアレンジメントなどにもよく使われます。ここではアイビーを育てる際の日々のお手入れから、育て方のコツ、寄せ植えの楽しみ方までを紹介します。
目次
アイビーを育てる前に知っておきたいこと
鉢から垂れ下がるように伸びたつるが、ナチュラルでさわやかな雰囲気のあるアイビー。常緑の観葉植物で、花よりも葉を観賞する植物です。実際、開花するアイビーの品種は限られており、開花品種であっても花がつくまでには数年かかり開花時期も短いため、アイビーを長く育てている人でも花を見ることができるのはめずらしいようです。
■ アイビーの基本データ
学名:Hedera
科名:ウコギ科
属名:キヅタ属
原産地: 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
和名: キヅタ
英名:Ivy
開花期:9〜12月
花色:黄緑、黄、ピンク
生育適温:0〜30℃
アイビーは丈夫な性質のため初心者でも育てやすく、トピアリーなどに這わせた立体的な楽しみ方も気軽にできます。鉢植えのインテリア・グリーンとして育てる人が多い植物ですが、寒さや暑さに強く日陰でも比較的よく育つため、フェンスに這わせたりグランドカバーにしたり、庭で活用するのもおすすめです。
ホームセンターや街の花屋さんはもちろん、インテリアショップや雑貨店などでも鉢植えされたアイビーを見かけることができます。小さなミニ観葉であれば100円ショップなどでも苗を購入でき、そういったものでも上手に管理すれば大きく育てることができます。
また、土いじりが苦手という人には、ハイドロカルチャーという手も。ハイドロカルチャーとは水耕栽培のことで、ふつうの用土の代わりに水耕栽培用の素焼きの土を使用します。アイビーはハイドロカルチャーでも育てられる植物なので、室内を土で汚すことなく楽しめます。
種類を知ると、選び方がわかります
アイビーの学名はヘデラといいますが、ヘデラには、ヘデラ・ヘリックス、ヘデラ・カナリエンシス、ヘデラ・コルシカなどいくつかの種類があります。この中でも、店頭などで一番よく見かけるものはヘデラ・ヘリックスで、ヘデラ・ヘリックスだけでも、500種以上の園芸品種があるといわれています。
ヘデラ・ヘリックス
イングリッシュ・アイビーやセイヨウキヅタとも呼ばれる種類で、ヘデラの中でもっとも園芸品種の多いタイプです。インテリア・グリーンとして室内で育てることが多く、アイビーといえば、一般的にはヘデラ・ヘリックスのことを指すこともあります。
ヘデラ・カナリエンシス
オカメヅタ、カナリーキヅタとも呼ばれ、グランドカバーとして使われることの多い種類です。クリーム色の斑が入るヘデラ・カナリエンシス ‘バリエガタ’は寒さにあたると紅葉するので、冬の庭を彩ってくれます。ヘデラ・ヘリックスに比べるとやや寒さに弱いので注意が必要です。
ヘデラ・コルシカ
イランやコーカサス地方原産でペルシアン・アイビーとも呼ばれ、葉が大きめで丸みがあります。葉が歯の形をしたヘデラ・カナリエンシス ‘デンタータ’は屋外緑化などで使われます。
アイビーを育てるときに必要な準備は?
アイビーは生育が旺盛なため、庭で地植えにするとどんどん繁殖してしまいます。手入れなどを考えると、鉢植えで育てるのがおすすめです。ビニールポットなどに入った苗または鉢植えを購入して楽しみましょう。ホームセンター、園芸店、街のフラワーショップ、インテリア雑貨店などで購入することができます。
準備するもの
・アイビーの苗
・鉢または横長プランター *鉢植えの場合
・鉢底ネット *鉢植えの場合
・土
・肥料
室内で育てる場合には、インテリアにあったデザインの鉢や鉢カバーを用意するとよいでしょう。つるが下に垂れやすい性質のものなら、高さのある鉢やハンギングバスケットなどに植え替えると、アイビーらしい枝垂れた姿が楽しめます。また、動物の形や円錐形の支柱を鉢に立ててつるを誘引すればトピアリーも作れます。
ハイドロカルチャー(水耕栽培)で育てる場合は、次のものを用意しましょう。
ハイドロカルチャーで準備するもの
・アイビーの苗(根に土がついていてもOK)
・ガラスの器(底穴のないもの)
・ハイドロボール
・根腐れ防止剤(ケイ酸塩白土など)
ハイドロカルチャー専用の苗というのはあまりありませんので、準備するときはビニールポットや鉢に植えられたふつうの苗でかまいません。根についた土を落としますが、その方法は育て方のポイントの章でご紹介します。土は専用のものがありますので、次の土作りの章でご説明します。
適した土作りが、育てるコツの第一歩
アイビーを鉢植えで育てる場合は、水はけや通気性のよい土を用意します。小粒の赤玉土だけでもよいですが、水はけをよくするために、小粒赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜ合わせてもよいでしょう。もっとも手軽に使えるのは、市販されている観葉植物用の培養土です。
地植えにする場合は、庭の土を少し掘り返し、腐葉土などを混ぜ込んで水はけをよくしておきましょう。ただしアイビーは繁殖力が強いので、地植えにすると周囲の植物まで巻き込んでしまうことがあります。スペースの限られた庭やガーデニングの手入れがマメにできない状況の場合は、鉢植えを庭に置いて楽しむほうが手間がかからず安心です。
ハイドロカルチャーで育てる場合は、水耕栽培専用の土を使います。一般的なのはハイドロボールと呼ばれるもので茶色の小粒状のものです。ホームセンターや園芸店で買うことができます。さらにハイドロカルチャーの場合は、根腐れを防ぐために土と一緒に根腐れ防止剤(ケイ酸塩白土)を使います。
アイビーの育て方にはポイントがあります
丈夫な性質のアイビーは苗から育てるのが一般的です。初心者でも育てやすい植物ですが、注意したいのが強い日差し。とくに夏の直射日光は、強い日差しで葉が変色する「葉焼け」を起こします。葉焼けした葉は元には戻らず、ひどくなるとアイビー全体が枯れてしまいます。
ただし、基本的にアイビーは太陽の光を好む植物なので、完全な日陰は避けたほうが無難です。北向きなどの日の当たらない場所でも成長はしますが、茎だけがひょろひょろと伸びてしまう「徒長」を起こしやすいですし、斑入りの品種は光がないと斑が消えてしまうことがあります。原則は明るい場所に置くことを意識しましょう。直射日光を避けて、木漏れ日などで明るさが保てる半日陰がベストです。室内であれば、日の当たる窓辺のレースのカーテン越し程度が理想です。
また、生育が旺盛すぎるために気をつけたいこともあります。アイビーは土の中だけでなく、地上に出ているつるの途中にも根を伸ばします。このように空中に伸びる根を「気根」といいますが、この気根がアイビーの繁殖を手助けします。とくに地植えにしてしまうと、庭の樹木や建物の壁にまでつるが伸びてしまい、気がついた時にはアイビーで一面が覆われていたということもあります。こうなると取り除くのが困難になり、建物やほかの植物が傷む原因になります。スペースの限られた庭では、鉢植えのものをフェンスやグランドカバーで楽しむほうがよいでしょう。
アイビーはハイドロカルチャーでも育てることができますが、ハイドロカルチャーでは根腐れに注意します。ふつうの用土を使う時は鉢の下に水がたまらないようにしますが、ハイドロカルチャーは底穴のない容器に水をためて管理します。そのため、水やりが適切でないと根腐れを起こしやすくなります。
アイビーの育て方〜土で育てる〜
苗の選び方
ビニールポットに入っている苗も、鉢植えのものも選び方は同じです。葉につやがあり適度に厚みのあるものを選びましょう。茎が間伸びして葉の数が少ないものや下葉が枯れているものは弱っている可能性があります。あきらかに病気があるもの、弱っているものはNGです。底穴から根がたくさん飛び出しているものは根詰まりしている可能性があるので、できれば避けます。どうしてもの場合は、一緒に大きめの鉢を用意しすぐに植え替えます。ただし、10〜3月頃の時期(最低気温10℃以下になる時期)は植え替えに向きませんので、その場合はすぐに植え替えが必要なものは避けましょう。
植え付け時期と方法
植え付けに最適な時期は生育期の4〜9月です。ビニールポットに入った苗は、鉢に植え付けましょう。
① ビニールポットよりもひと回り大きな鉢を用意し、鉢穴をふさぐように鉢底ネットを入れます。
② 鉢に水はけのよい新しい土(観葉植物の培養土)を鉢の4分の1ほど入れます。
③ ビニールポットから抜いた苗は土を崩さずに、新しい土を入れた植え付け用の鉢に置きます。
④ 鉢に土を加え、鉢と根の隙間にも土が入るように棒などでつついて土を入れ込みます。この時、つついた棒で根を傷めないように注意しましょう。
⑤ 鉢の上部2〜3cmのところまで土を入れ、鉢底から水が流れ出すまでたっぷり水をやります。
植え付け後は、直射日光を避けた明るめの場所に置いて管理します。
アイビーの育て方〜ハイドロカルチャーで育てる〜
苗の選び方
ハイドロカルチャーの苗も土で育てるものと同様に、葉につやがあり適度に厚みのあるものを選びます。茎が間伸びして葉の数が少ないものや下葉が枯れているものは弱っている可能性があります。ハイドロカルチャー用として販売されている苗もありますが、土に植えられているものでもかまいません。
植え付け時期と方法
植え付けに最適な時期は生育期の4〜9月です。苗を購入したらハイドロボールを使って植え付けましょう。
①ハイドロボールは水洗いし、乾燥させておきます。
②アイビーを鉢から抜き出し、根についた土を水で洗い流します。
③底穴のない容器に底面が完全に隠れる程度、根腐れ防止剤を入れます。
④ハイドロボールを容器の3分の1程度入れます。
⑤アイビーの苗を入れ、ハイドロボールを加えて植え付けます。苗がぐらつかないように、根の隙間などにもハイドロボールが入るようにしましょう。
⑥水を容器の5分の1程度まで入れます。
アイビーと仲よくなる日々のお手入れ
アイビーの水やりのタイミング
生育期は鉢の表面の土が乾いたタイミングで、たっぷり水やりをします。鉢底から水が流れるまでやりましょう。鉢皿にあふれた水はそのままにせず捨てておきます。気温が5℃以下になってくると休眠期に入ります。水やりも控えめにし、鉢土が完全に乾いてから2〜3日後で大丈夫です。
ハイドロカルチャーの場合は、容器の中の水がなくなってから2〜3日後に、容器の5分の1程度まで水を入れます。水の量が多かったり、つねに水がある状態だったりすると根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。冬は鉢植え同様、乾かし気味にします。容器の水がなくなってから1週間ほど経ってから水を入れます。
アイビーの肥料の施し方
アイビーは肥料が控えめでも育つので、肥料のやりすぎはNGです。生育期の4〜9月は、液体肥料を2週間に1回程度与えます。水やりと合わせて行うとよいでしょう。ハイドロカルチャーの場合も水やりの水に肥料の濃度を合わせて、水やりと一緒に与えるようにします。どちらも冬は肥料を与える必要はありません。
アイビーの花が咲いたら…
アイビーは花よりも葉を鑑賞する植物ですが、品種によっては花を見ることもあるようです。開花時期が短いのでそのままでもよいと思いますが、気になるようなら、花がしぼんだ後に花首からつまむように取り除くとよいでしょう。
立派に育てるための、植え替え時期と方法
植え替えに適した時期は5〜6月です。鉢植えの場合は、鉢底から根が出ていたら植え替えのタイミングです。アイビーは生育が旺盛なので1〜2年に1回の目安で植え替えましょう。ハイドロカルチャーの場合は、半年〜1年に1回、土の洗浄と根腐れ防止剤の入れ替えが必要なので、そのタイミングで植え替えを行います。
鉢植えの植え替え
植え替えをする前は、水やりを控えて土を乾かしておきましょう。それまでの鉢よりもひと回り大きい鉢を用意します。
①新しい鉢の鉢穴をふさぐように鉢底ネットを入れます。
②鉢に水はけのよい新しい土(観葉植物の培養土)を鉢の4分の1ほど入れます。
③鉢からアイビーを抜き、手で根の下の方についた古い土を少し崩します。黒く変色した傷んだ根はハサミでカットして取り除きます。
④土を入れた新しい鉢にアイビーを置きます。
⑤鉢に土を加え、鉢と根の隙間にも土が入るように棒などでつついて土を入れ込みます。この時、つついた棒で根を傷めないように注意しましょう。
⑥ 鉢の上部2〜3cmのところまで土を入れ、鉢底から水が流れ出すまでたっぷり水をやります。
ハイドロカルチャーの植え替え
根が長く伸びているようなら、ひと回り大きめの器を用意します。アイビーの根が、器の側面につかないように植え替えましょう。
①器から、アイビー、ハイドロボール、根腐れ防止剤を取り出します。
②ハイドロボールは根などを取り除き水洗いをして、乾燥させておきます。
③アイビーは根を洗って、傷んでいる根を取り除きます。
④底穴のない容器に底面が完全に隠れる程度、根腐れ防止剤を入れます。
⑤ハイドロボールを容器の3分の1程度入れます。
⑥アイビーの苗を入れ、ハイドロボールを加えて植え付けます。苗がぐらつかないように、根の隙間などにもハイドロボールが入るようにしましょう。
⑦水を容器の5分の1程度まで入れます。
剪定を行うときは、時期に注意しましょう
剪定は生育期間の間に行いましょう。4〜9月が適期です。伸びてバランスの悪くなったつるをハサミでカットします。アイビーは丈夫なので、ある程度バッサリ切ってしまってもそれほど問題ありません。葉が混み合っている部分はつるを付け根からカットし間引きしましょう。病気のない元気なアイビーであれば、剪定で切り落とした茎を挿し木にできます。挿し木の方法は、次の章でご紹介します。
知りたい! アイビーの増やし方
アイビーを増やしたいときは、挿し木がおすすめです。発根しやすいので、土に挿すほか、水挿しでもOKです。
アイビーの挿し木の時期と方法
暑い時期は発根しにくいので、4〜5月頃(八重桜が咲く時期)と9月下旬〜10月上旬頃(彼岸花が咲く時期)が最適です。
①元気のある茎を10〜15cmの長さに切ります。節が2〜3節ついている状態です。
②下のほうについている葉を切り落とし、上部の葉3〜4枚だけ残したものを、土や水に挿します。土は観葉植物の培養土、水は清潔なもので。
③明るい日陰で管理し、土に挿したものは土が乾いたら水やりをします。
10日〜2週間ほどで根が出ます。新しい葉が出てきたら3号ポットに鉢上げしましょう。その後は生育するにしたがって植え替えをしていきます。水差しのものは、ハイドロカルチャーで育ててもいいですし、土に植えることもできます。
毎日の観察が、病気や害虫を防ぐコツです
育てるときに注意したい病気
風通しが悪かったり、湿度が高すぎたりする環境だと、すす病や炭疽病にかかってしまうことがあります。
すす病
すすがついたように枝や葉が黒くなってしまう病気です。すす病になると見た目が悪くなるのはもちろん、放置しておくと、黒くなった葉が落葉し株が枯れてしまいます。害虫であるアブラムシの排泄物が原因で発生することが多い病気ですが、年間を通して注意が必要です。まずは、アブラムシがつかないように注意しましょう。すす病が発生した枝葉は、剪定したり葉を摘み取ったりして被害が広がらないようにします。
炭疽病
葉に褐色や黒の丸い斑点ができる病気です。進行する発病した部分が枯れ込んできます。斑点を見つけたら、その部分を早めに切り捨てましょう。風通しや日当たりが悪いと出てくるので、葉やつるが混み合ってきたら、適宜剪定をして風通しをよくしましょう。
育てるときに注意したい害虫
害虫では、アブラムシ、ハダニ、カイガラムシなどに要注意です。特に、初夏〜初秋にかけては害虫が出やすいため、鉢のまわりや鉢底を確認し、見つけたらすぐに駆除しましょう。
アブラムシ
2〜4mm程度の虫です。アイビーが生育する4〜10月に発生し、茎や花から養分を奪い生育を妨げます。春暖かくなったら、粒状の浸透移行性殺虫剤を1カ月に1回、株元に置いて予防します。アブラムシがつくとすす病を誘発することがあるので、ついてしまったら、即効性のあるスプレー式の浸透移行性殺虫剤で駆除します。
ハダニ
黄緑や赤色の0.5mm程度の虫で、風通しが悪いとつきやすくなります。ハダニは葉の裏から養分を吸い取り、無数の白い斑点をつけます。水に弱いので、毎日、霧吹きで葉に水をかけると予防できます。もしハダニがついてしまったら、シャワーのような勢いのある流水を葉の裏にかけるとハダニが流れて駆除できます。大量になった場合は、即効性のあるハダニ駆除の殺虫剤を散布しましょう。
カイガラムシ
3mm程度の虫で、貝殻のような殻をかぶったり、白いロウ物質や粉状の物質で覆われたりしています。カイガラムシがつくと株が弱り、そのまま枯れてしまうことがあります。 排泄物ですす病を誘発することもあります。風通しが悪いと出てくるので、適宜剪定をして風通しをよくします。カイガラムシ専用スプレー剤を散布するか、枝についたものは歯ブラシなどでこすり落としましょう。
アイビーと相性のよい寄せ植えの植物は?
つる性のアイビーは寄せ植えにもよく使われます。鉢から溢れるように枝垂れるグリーンは、シクラメンなどのように上に伸びる花や、小花がたくさんついてこんもりと育つパンジーやビオラなどどんな花とも相性がよく、花を引き立てる脇役として重宝します。また、葉の色や形のバリエーションが豊富なアイビーは、種類の違うものを選んで、アイビーだけの寄せ植えにするのも素敵です。その場合は、つるが垂れるだけの姿にならないよう、リースやトピアリー仕立てにするのがよいでしょう。
アイビーを寄せ植えに使うと、アイビーだけがどんどん増えてしまうことがあります。こまめに刈り込んでほかの植物とのバランスを保つようにしましょう。
Credit
監修/矢澤秀成
園芸研究家、やざわ花育種株式会社・代表取締役社長
種苗会社にて、野菜と花の研究をしたのち独立。育種家として活躍するほか、いくとぴあ食花(新潟)、秩父宮記念植物園(御殿場)、茶臼山自然植物園(長野)など多くの植物園のヘッドガーデナーや監修を行っている。全国の小学生を対象にした授業「育種寺子屋」を行う一方、「人は花を育てる 花は人を育てる」を掲げ、「花のマイスター養成制度」を立ち上げる。NHK総合TV「あさイチ」、NHK-ETV「趣味の園芸」をはじめとした園芸番組の講師としても活躍中。
構成と文・ブライズヘッド
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