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11月の庭仕事をチェック! ガーデニングカレンダー November

11月の庭仕事をチェック! ガーデニングカレンダー November

Natalia Greeske/shutterstock.com

晩秋は、来春に向けてさまざまな作業を始める季節です。枯れた枝葉を切り取ったり、落ち葉を集めて捨てたり。庭の掃除もこの時期の大切な作業です。屋外作業は、寒さ対策を万全に。また、日没が早いので、明るいうちに庭仕事が完了するよう、計画的に行いましょう。

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落ち葉の掃除

maxbelchenko/shutterstock.com

芝生の上に降り積もった落ち葉を集めるなら、熊手やガーデンレーキを使うのがおすすめ。掃き取りにくい場所は、ブロアーを使うと効率よく作業ができます。病害虫などを翌年に持ち越さないために、掃除はとても大切な作業の一つです。

雨どいの中など、日頃見えていない場所も落ち葉が積もっていないかチェックしよう! Ground Picture/shutterstock.com

バラの植え付け&植え替え

購入時、鉢に植え込まれた大苗(右)は春の開花までこのまま育てることができますが、ロングポット苗(中央)や裸苗(左)は、植え付けが必要。

バラの苗が流通する時期です。新しく買った苗は、2月までに庭や鉢に植え付けましょう。鉢植えで育てている株は根鉢を抜き、古い土を軽く取って、同じ鉢か一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。植え替えは年内が理想的です。

宿根草や球根類の枯れ枝の整理

左/初夏に庭を鮮やかに彩ってくれたサルビア・ネモローサ‘カラドンナ’。中&右/9月中旬は茎がまばらに残っていましたが、秋が深まると葉が茶色くなってくるので、カットします。

宿根草や球根は冬に地上部がなくなっていくものがほとんどですが、11月くらいまでは茎が残っているものも多々あります。春から伸びている茎は、曲がったり葉の縁が茶色くなっていたり。そのまま残しておくと庭にくたびれた感じが出てしまうので、秋にはカットしてすっきりさせましょう。遅かれ早かれ冬には寒さで枯れてしまうので、美しくないなと思ったときが切りどきです。

茎を除去したら、すでに芽生えてきた新芽だけが残ってスッキリしました。
ユリなどの球根類は、葉が光合成をして球根に栄養を送ります。球根を太らせるために、葉は黄変するまで残しておきます。黄色くなったら、株元で切って大丈夫。

花木の剪定

Marcel Paschertz/shutterstock.com

ツバキやキンモクセイの枝を剪定しましょう。一度に多くの枝を切ると反動でおかしなところから勢いよく枝が出てきてしまいます。一度に切らず、毎年少しずつ切るのが樹形を保つコツです。

樹木の移植

BLGKV/shutterstock.com

落葉樹の移動ができる時期です。庭のレイアウトを変えたいならこの時期がチャンス。大きな木の場合は、専門家に依頼したほうが安全です。

冬咲く花苗の購入

ビオラやパンジー、ガーデンシクラメンなど、春まで楽しめる冬咲きの苗が園芸店に並び始めます。毎年新品種が登場する個人育種家の苗は、数が限られている場合が多く、早く売り切れてしまいます。お気に入りの花を見つけたら、早めに入手しましょう。

ローズヒップの収穫

日本に自生するハマナス(ロサ・ルゴサ)の白花種、ロサ・ルゴサ‘アルバ’の実は大きく、果肉は食用にもなります。

ローズヒップ(バラの実)の収穫をしましょう。スワッグにしたり、リースにして飾ったり。束ねて置いておくだけでも絵になります。お茶にできるのは、ロサ・カニ(ドッグ・ローズ)やロサ・ルゴサなど。中身のタネと細かい毛は、よく取り除きましょう。残っているとお腹をこわすことがあります。

【要チェック】11月の庭仕事! ガーデニングカレンダー

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