成長のよろこび、収穫の楽しみ。家庭菜園の楽しさは、育てることと味わうこと。ベランダなどの小さなスペースでも季節の実りを存分に楽しめます。家族や仲間との団欒のひとときを満喫しませんか?
成長のよろこび、収穫の楽しみ
キッチンガーデンの楽しみ
ここ数年、家庭で野菜を育てるキッチンガーデンの需要が、急激に増えています。「食の安全」や「地産地消」といったテーマが、毎日のようにマスメディアで取りざたされています。特に都心部に暮らす方々が、ベランダやテラス、庭の一角で小さな菜園を楽しんでいます。
野菜を育てる楽しみは、何よりも収穫にあります。さらに、自分が育てた野菜が食卓にあがる喜びは、経験すればやめられません。野菜づくりの基本は「土づくり」にあるといわれます。トマト、ナス、ピーマンなどのナス科やキュウリ、スイカなどのウリ科は、一度育てると嫌地になり連作障害を起こしやすくなります。したがって数年間は、別の作物を育てなければいけません。
広い畑スペースが確保できるところでは、輪作(同じ野菜を同じ場所で続けて育てないようにローテーションすること)することができますが、一般家庭の庭やテラス、ベランダではそういう訳にはいきません。最近、一般園芸流通においても「接木苗」というものが販売されています。例えば、トマトをカボチャの台木に接いだものは、タネから育てた実生の苗よりも金額的に高くなりますが、接木苗を使用することで連作をすることが可能になります。また、耐病害虫性も上がるのでキッチンガーデンでは接木苗を育てることをオススメします。
コンテナやプランターもおしゃれな資材を選択したいものです。欧米のキッチンガーデンを参考にすると、景観を損ねることなく、とても素敵なガーデンになっています。野菜づくりだけをただ単に楽しむのではなく、ほかの花や木たちと一緒に美しい景色をつくる「ポタジェガーデン」として考えたほうがよいでしょう。
さらに、野菜づくりは高齢化社会における「園芸療法」や子どもたちの「情操教育」にも大きな成果があります。夏場の節電対策としてブームにもなった、ゴーヤネットでの「緑のカーテン」なども環境的に見直されてきています。

コンパニオン・プランツ
欧米には、コンパニオン・プランツという概念があります。コンパニオンとは「仲よし」という意味です。
例えば、花壇の縁取りに線虫の発生を抑制するマリーゴールドを一緒に植えることにより、病害虫の対策になります。また、ラベンダーの芳香に蚊が寄りにくいことは人にとってありがたい効果といえます。このように、植物がほかの植物や人に対して効果をもたらす植物をコンパニオン・プランツと呼びます。



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