バラが花開く初夏は、バラ園やオープンガーデンを巡るなど、ガーデナーにとって楽しみの多い季節。この季節には、バラ園やショップで新たなバラとの出合いも多くあります。成長期のバラの鉢植え苗を購入したら、まずはじめに行いたい作業の「植え付け」をご紹介します。
目次
購入したバラ苗はまず植え付けを

春から初夏にかけて、成長期にあるバラの鉢植え苗を購入したら、まずは植え付けを行います。「鉢に入っているから」と安心して、購入したままの状態で育てる人もいますが、これはNG。鉢植え苗の鉢は、購入後に運びやすいよう株に比べて小さなサイズになっていることが多く、そのままでは少し根が成長すると、すぐに根詰まりしてしまうなど、順調に生育しない恐れがあります。また、季節が進むにつれ気温が高くなり、水を多く必要とする初夏以降は、鉢が小さいと水切れしやすいという難点も。これらのことを防ぐためにも、バラの鉢植え苗を購入したら、まずは新たな鉢へと植え替えましょう。
植木鉢の選び方は、こちらの記事もご参照ください。
『専門家が解説! バラを育てる植木鉢の素材は何がベスト?』
植え付けの方法
用意するもの

・植木鉢(元のサイズより二回りほど大きいもの)
・鉢底石
・培養土
植え付けの手順
1.用意した植木鉢に、鉢底石を底が見えない程度に敷き、その上に培養土を入れます。培養土を入れる際には、鉢土の表面が鉢の縁の3~5cmほど下にくるよう、根鉢の大きさを考えながら入れます。

2.元の鉢から外します。その際、根鉢は崩しませんが、表土は軽く落として雑草のタネなどを除いておきます。また、接ぎ口にテープが巻かれている場合は外しましょう。

3.苗を鉢の中心に据え、隙間ができないようにしっかりと培養土を入れます。鉢や苗を軽く揺すると、うまく土を入れることができます。

4.最後に、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

水やりをしたら植え付けは終了です。
植え替えた苗は、日当たりのよい場所に置いて育てましょう。肥料はすでに施されている場合が多く、肥料分が多すぎると、花が開かないなど、正常な生育が阻害される場合があるため、通常であればこの時点での施肥は必要ありません。施肥は花後に行います。特に‘フンショウロウ’や‘ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール’などのバラは、多肥による害が出やすく注意が必要です。
Credit
写真&文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
- リンク
記事をシェアする
季節のおすすめアイテム
テーブルクランプ -GARDEN STORY Series-
これからの時期のガーデンパーティーにぴったり! テーブルに取り付けるだけで簡単にデコレーションスペースを作れるテーブルクランプ。室内・屋外を問わず使用でき、ガーデンの装飾アイデアが広がります。
新着記事
-
イベント・ニュース

【5月のGWは横浜へ!】日本最大級の花と緑の祭典「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026」開催
「GREEN×EXPO 2027」開幕1年を切り、盛り上がりを見せる横浜で、今年も日本最大級の園芸イベント「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026(通称:横フラ)」が5月2日(土)〜4日(月)の3日間、開催されます。…
-
ガーデン&ショップ

まちまるごとローズガーデン!広島・福山市、100万本のバラと400の庭を巡る春の旅PR
広島県福山市は「ばらのまち」として知られ、市内には約100万本のバラが咲きます。公園や街路、学校、企業、そして個人の庭まで——。市内には400以上のバラ花壇が点在し、まるでまち全体が一つのローズガーデンのよ…
-
育て方

春に迎えたい香りのバラ8選|初心者でも失敗しない「新苗」の育て方と土づくりPR
桜の開花が待ち遠しいこの季節。バラ科の桜が咲き始めると、いよいよバラのシーズンももうすぐ。春は、手頃な価格で入手でき、1から育てる楽しみがある「新苗」が出回る時期です。バラを育てはじめるのにもベストタ…

























