【庭のリフォーム事例】雑草に困っていた庭をおしゃれなアウトドアリビングへ大変身!
オールグラスポーチⅡとホームヤードルーフⅡ、パティオムーブを組み合わせ、さまざまな機能を持たせた快適なアウトドアリビング。ポーチ内の壁にはデザインパネルⅡユーカリ リーフをアクセントに飾って南国感を演出。
ライフステージに合わせて庭をリフォームすることで、暮らしの快適度は格段に変わります。雑草との戦いでもあった芝生の庭を南国リゾート風のアウトドアリビングへ生まれ変わらせた事例をご紹介。ポーチやデッキなどのエクステリアを巧みに組み合わせ、ジムやバーカウンターも完備した大人のための庭空間です。
目次
子どもが遊んだ芝生の庭から大人のための庭空間へ

周囲の田園風景を生かし、大きなヤシをシンボルツリーにして、芝生の広がるリラックスした庭づくりをしていた本間邸。これまでは子どもたちや愛犬が走り回り、バーベキューをしたり、楽しい家族の思い出をたくさん紡いできました。
「でも、10年以上が経過すると子どもたちも大きくなり、雑草取りに苦労する広い芝生の必要性も薄れてきました。そこで、今の自分たちのライフスタイルにもっと合うように、庭をリフォームすることにしたんです」と施主の本間さんは話します。

庭を大人が楽しめる空間にしたいという本間さん夫妻が選んだのは、ポーチを取り入れることです。
「ちょうど庭のリフォームを考えていた頃にコロナ禍になり、通おうと思っていたジムにも行けなくなってしまったんです。だったら、庭にそういうスペースができたらいいなと思い選んだのが、オールグラスポーチです」(本間さん)
複数のポーチとデッキを組み合わせた快適なアウトドアリビング

オールグラスポーチは、前面と側面がガラス戸で構成された屋根付きのポーチで、戸を閉めればサンルームのような個室として、開ければ屋外とつながる開放的な空間になるのが特徴です。設計・施工を担当した近藤建材店の宮坂達也さんは、本間さんの希望を受け、オールグラスポーチを中心にポーチとデッキを複数組み合わせ、庭をさまざまな機能を持ったアウトドアリビングへと生まれ変わらせました。

コンセプトは以前と同様、リゾート風。「主人が北海道の出身で、南国の温かで開放的な雰囲気に憧れがあったので、なるべくそういう雰囲気に近づくよう庭づくりを頑張ってみたこともあったんですが、やっぱり難しくて」という奥さま。その希望どおり、大きく育ったヤシの木とソテツは生かし、ポーチのガラス戸は南向きに配置し、光をいっぱい取り込むようにしました。おかげで冬は日差しがよく入り、日中はエアコンなしでも暖かく過ごせます。ポーチは住宅の外壁に接して設置されており、外壁の黒色とマッチするよう床面もグレーのタイルでシックな統一感を演出しました。
虫の音、風のそよぎに耳を傾けお酒を嗜むバーカウンター

住宅の勝手口とつながる場所には、お酒が好きというご夫妻のためにシンク付きのバーカウンターを設置。カウンターのすぐ背後がリビングへつながる扉で、料理を運んだり片付けをしたり、室内との行き来がしやすい動線になっています。


「ガラス戸には網戸もついているので、夏も虫の心配なく快適に過ごせます。ここは結構、田んぼからの涼しい風が抜けるので、夜は虫の声を聞きながらお酒を飲むのが気持ちいいんですよ。このアウトドアリビングのおかげで、コロナ禍でどこにも出かけられない間もストレスを感じずに過ごせました」(本間さん)
プライベートジム、仕事場、客間として多彩に活躍するポーチ

通りから見えにくい奥のスペースにはトレーニング器具を置き、ご主人のプライベートトレーニングジムに。エアコンも完備しているので、夏でも快適に過ごせます。一番眺めのよい場所にはソファを置き、くつろぎスペースに。ここは事業を営む夫妻の仕事場としても活用しており、仕事のお客さまのほか、子どもたちの友人もしばしば遊びに訪れると言います。「家の中を通らず庭からそのままご案内できるので、ゲストもこちらも気軽なのがいいですよね。娘の友人なんかは、しばしばここで写メしてSNSに載せてますね(笑)」(奥さま)

手入れの楽な人工木のウッドデッキで家事もスムーズ

ガラス戸にL字形で囲われたエリアはウッドデッキのテラスにして開放感を演出。ルーバーで開閉する天井つきのポーチを設置してあるので、雨でも天井を閉めればソファやテーブルが濡れる心配がありませんし、夏の強い日差しも避けられます。このデッキは木製に見えて、じつは天然木の風合いを忠実に再現した人工木ウッドデッキ。耐候性に優れ、塗料の剥がれや木材の傷みなどのケアが必要ありません。「掃除も楽だし、うちには犬が2匹いるので木のささくれでケガする心配もなく安心です」(奥さま)

バーカウンター側のもう一つのデッキは、リビングの掃き出し窓へと細長く伸びるようにL字に設置されています。掃き出し窓の前のスペースは幅が狭くデッドスペースになりがちですが、デッキを伸ばし洗濯物干しとしてスペースを有効活用しました。このデッキは2匹の愛犬たちのお気に入りのエリアでもあり、ここから降りた芝生のエリアと行き来し元気に走り回って遊んでいます。




設計を担当した近藤建材店の宮坂達也さん(右)と工事を担当した西村雅士さん(左)は、庭に非日常感を演出することと、暮らしの快適性を両立させることを追求したと話します。
「リゾートという非日常を演出しながらも、実際ここは住宅街の中で庭は公道に面しているので、プライバシーの確保とのバランスに配慮しながらポーチの向きや組み合わせを吟味しました」(宮坂さん)
「気持ちよく過ごしていただくためには、電源や給排水など見えない設備部分の充実も不可欠です。弊社ではエクステリアだけでなく、土木や給排水工事、電気配線工事なども行いますので、住まいに影響しないよう庭は庭でインフラの整備をし、快適性を高めました」(西村さん)
極上のリラックスタイムを演出するライトアップ

忙しく仕事をする夫妻のために、庭は極力ローメンテナンスで済むようにし、2人が一日の終わりにリラックスできる夜の空間演出にもこだわりました。ポーチ内はダウンライトにして明るさを抑え、落ち着いた雰囲気に。さらに、ウッドデッキにはライン状のLEDバーを、ヤシとソテツにはスポットライトを使用するなど、多彩な照明を駆使して昼間とは違うドラマチックな庭の表情を引き出しています。

「どこか遠くへ出かけなくても、室内から一歩出れば開放感あふれるこの空間があるので、オンとオフの切り替えがとてもしやすくなりました。夫婦2人で、いいときも悪いときもともに仕事をして、同じ家に帰ってくるわけですから、私たちにとっては、それがとても大事なことですね」(本間さん)
生まれ変わった庭で、新たな家族の思い出とかけがえのない時間が紡がれていきます。
協力/近藤建材店
素敵な庭・外構事例はこちら↓
https://www.takasho-lp.com/deck-terrace/?gardenstory3
Credit
撮影・取材・まとめ / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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