【庭のリフォーム事例】樹木の手入れに困っていた庭をおしゃれに大変身!
年月とともに大きく育ってしまった樹木の手入れに困っている家は少なくありません。手入れに困難を感じたときこそ、庭のリフォーム時期。今回は、デッキのあるナチュラルな庭からガラリとデザインを変え、シンプルモダンな高級感あふれるアウトドアリビングに生まれ変わらせたリフォーム事例をご紹介します。庭とともにリフォームした玄関まわりのデザイン効果で、ラグジュアリーに大変身した外観も必見!
目次
手入れが困難になったら庭のリフォームどき

リフォーム前の庭はオープン外構でウッドデッキがあり、庭を囲んでいたコニファーやシンボルツリーのシマトネリコは、14年を経て10m以上に育っていました。シマトネリコは小葉の美しい常緑樹ですが、春には新葉に入れ替わるため落葉します。
「その落ち葉の掃除や剪定などの手入れが徐々に大変になり、加えて大きく育った樹木は台風や大雪などで倒木の心配も出てきました。そこで、以前から家にもっと似合うよう外構を変えたいと思っていたこともあり、定年退職を機に庭を含めた外構全体をリフォームすることにしました」(施主の高橋さん)

庭はよりメンテナンスが楽になるよう高木は抜去し、ブラックを基調とした家の外観に合わせてシンプルモダンなデザインを目指しました。庭を囲っていたコニファーの代わりに、当初は格子状のスクリーンフェンスの設置を考えていましたが、88種類の模様から選べる「エバーアートボード®️」という化粧建材に出合ったことで、屋外空間のデザイン性に一気に広がりが出たと高橋さんは話します。
屋根つきポーチを組み合わせた快適なアウトドアリビング誕生

家の外壁に合わせたマットブラックのフレームとエバーアートボード®️を組み合わせて庭を囲い、床面も色を合わせたタイル敷きにして統一感を持たせました。壁にはグレーの壁に映える黒のデザインパネルを飾り、ギャラリーのようなスタイリッシュな雰囲気もプラス。さらに、ダイニングの掃き出し窓に面して、屋根付きの「ポーチスカイルーフ®️Ⅱ」を設置したことで、屋外でありながら部屋のような居心地のよい空間に生まれ変わりました。

「屋外の壁をこんなに豊富なバリエーションから選べるとは思っていなかったので、最初にショールームを訪れたときは本当にびっくりしました。まるで壁紙を選ぶようにいろいろなデザインを眺めながらコーディネートを考えることができました。3mという高さもエバーアートボード®️を選んだ理由です。しっかり囲われている安心感があり、お風呂上がりに涼んだり、本を読んだり、もう一つのリビングとして家族それぞれが活用しています」(高橋さん)
快適なアウトドアリビングは室内の居心地もアップ

ダイニングテーブルでPCを操作することが多い奥さまは、特に窓からの眺めにこだわったと話します。
「椅子に座ると、ちょうどポーチの屋根とエバーアートボード®️の壁が目隠しになって、隣家からの視線が遮られるようになりました。お隣さんにとっても、うちにとっても余計な気づかいをしなくてよくなり、室内の居心地のよさもアップしましたね」(奥さま)

車庫の屋根にもエバーアートボード®️を用いてデザインを統一し、空間をより広く感じさせています。階段状のテラスや作り付けのベンチの小口にはライン状のライトが設置されており、夜の風景がドラマチック。ライトの陰影が美しく見えるようにという奥さまからの注文に応え、職人が数ミリ単位で小口を削って美しいラインに仕上げました。直線的なラインを生かしたデザインでは、そうした職人の細やかな仕事が完成度の違いを生みます。

家と合わせたエクステリアデザインで外観がラグジュアリーに大変身!

モノトーンで縦のラインが特徴の家に合わせて、ファサードもリフォーム。マットブラックのフレームとエバーアートボード®️、格子状の引き戸を組み合わせたデザインは、家に堂々とした風格を与え、広さも感じさせます。植栽も白砂利に3株のトクサというミニマムに徹し、シンプルでありながら住人の美的感性が伝わるファサードです。



黒い壁に明かりが映える印象的な夜のファサード。「夜、ライトがつくと雰囲気がまたグッと変わり、レストランか何かと勘違いされることもあるんです(笑)。私自身も、我が家ながら帰宅が楽しみになる美しさです」(高橋さん)

内側の玄関ポーチもエバーアートボード®️と格子を組み合わせ、モノトーンでスタイリッシュにコーディネート。自然光の効果も緻密に計算され、シンプルな空間ながら、光の角度で表情がガラリと変化する面白さがあります。

設計・施工した株式会社ネクストの小岩淳一さんは、今回のシンプルモダンな高橋邸の施工ではラインを重視し、ミリ単位でディテールにこだわったと話します。
「庭はグレーのエバーアートボード®️とマットブラックのポーチという組み合わせですが、グレーを背景にポーチの黒い駆体はとても際立ちます。ですから駆体自体がデザインの一部として空間に効果的に映えるよう、現場であらゆる視点から確認し、配置の微調整を行いながら仕上げていきました。幸い、うちには腕のある芸術家肌の職人がいますので、さまざまな難題をクリアしながら最終的に施主様にも喜んでいただけるエクステリアデザインが完成しました」
ライフステージが変わったら庭のリフォームも考えてみよう
庭の年数が経つにつれ、樹木などの植物は大きく育つ一方で、手入れをする側は体力が追い付いていかなくなるものです。手入れが大変だなと感じたら、プロに相談してみましょう。エバーアートボード®️のような最新の建材を取り入れながら、ライフスタイルに合った快適な庭の形を提案してくれますよ。
まるで壁紙のよう!手軽におしゃれな外壁を可能にする「エバーアートボード®️」

「エバーアートボード®️」とは、エクステリアメーカー、タカショーによる屋内・屋外両用化粧建材で、壁や天井などの構造物に取り付け、簡単にデザインのドレスアップができる注目の建築資材です。その魅力はなんといっても88種類という豊かなデザインバリエーション。単に色幅があるだけでなく、大理石やオーク、ウォールナットなど高級家具にも用いられる素材感や、職人技が求められるレンガや石積み、竹垣などの風合いがアルミの複合板に忠実に再現されています。ですから、通常は屋内使用される大理石の風合いを屋外にも演出することができ、これまでにはなかった洗練されたエクステリアデザインも可能にします。


さらに、エバーアートボード®️はその施工性のよさとローコストな点も大きな魅力。施工にはコンクリートなど乾燥を必要とする資材を用いないため、養生期間がなく工期が短期間で済み、コストを抑えながら上質な屋外空間が演出できます。例えば、古びたコンクリートブロック塀を、翌日には高級感あふれる大理石風の壁に生まれ変わらせることも、重厚感あるレンガ積み風の壁に生まれ変わらせることも可能です。
取材協力/株式会社ネクスト
Credit
撮影・取材・まとめ / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
- リンク
記事をシェアする
おすすめアイテム
バードハウス Green -GARDEN STORY Series-
まるで英国の田舎町にありそうなガーデンシェッドを思わせる、小さな家の形をしたバードハウス。鉢植えやジョウロ、寝そべる犬など、ミニチュアのような細かな装飾が施され、オブジェとしても心惹かれる愛らしさがあります。 入り口の穴は直径27mm。シジュウカラやヤマガラなどの小型野鳥が安心して出入りできるサイズです。
新着記事
-
育て方

香りに癒やされるバラ8選|春に迎えたい「新苗」とプロが教えるオーガニック栽培PR
桜の開花が待ち遠しいこの季節。バラ科の桜が咲き始めると、いよいよバラのシーズンももうすぐ。春は、手頃な価格で入手でき、1から育てる楽しみがある「新苗」が出回る時期です。バラを育てはじめるのにもベストタ…
-
園芸用品

同じ苗なのに差が出る理由。花が“わんさか”咲く人の春の仕込みPR
ガーデニングシーズンの本番。Instagramなどには、鉢いっぱい、花壇いっぱいに花があふれるように咲く風景が並びます。 「こんなふうに咲かせたい」と思って植えたのに、なぜか自分の鉢は憧れの風景に近づかない。…
-
ガーデン&ショップ

都立公園を新たな花の魅力で彩る画期的コンテスト「第4回 東京パークガーデンアワード」夢の島公園【3月開…
新しい発想を生かした花壇デザインを競うコンテストとして注目されている「東京パークガーデンアワード」。第4回コンテストが、都立夢の島公園(東京都江東区)を舞台に、スタートしています。2026年2月、5人の入賞者…
























