パネル状で軽く、特に道具も使わずに手軽にウッドデッキができる「ウッドデッキパネル」も、塗装のひと手間をかけるだけで、木目の風合いがよくなるうえ、持久性もアップします。夏の直射日光を受けて、少し傷んだウッドデッキパネルを塗装する手順をご紹介します。
直射日光で経年変化したウッドパネル
購入してすぐに、ルーフバルコニーに張ったウッドパネル(写真左)が、真夏の直射日光を受けて2カ月ほどで少し色あせてしまいました(写真右)。経年変化しやすい木材の場合は、塗装をするだけで持久性が格段にアップします。
塗装するために用意するもの
塗料で周囲を汚さないようビニールシートとハケ、軍手、ゴム手袋、塗料を入れる容器を用意。塗装材は、防虫防腐効果がある、浸透性の木部着色剤を選びました。水性なのでハケは水洗いでき、乾きが早いので、塗装時間もスピーディーに済みます。
塗装をきれいに早く仕上げる秘策
右利きの人なら、まず左手にゴム手袋をし、その上から軍手をします。右手にはハケを持ち、左手の軍手で塗料をデッキ材にこすりつけるという方法。両手を使うことで、手早く作業が終わりますよ。
利き手にハケを持ち、軍手を装着して塗装スタート!
ハケで塗料を塗ったら、軍手をした手でこすりながら塗料をデッキ材に浸透させていきます。1枚1〜2分で塗装完了。
左写真の右側がハケで塗っただけの部分、左が軍手でこすった部分。余分な塗料が軍手で拭き取られつつ、木部に塗料がよく浸透していることが分かります。10枚のパネルなら、15〜20分で塗装が終わります。乾燥が早い塗料なら、すぐに2度塗りに移ることもできます。
左が塗装前、右が塗装後。塗装後はかさかさした表面がしっとり、落ち着いた雰囲気に。
デッキ材が乾燥したら、再びパネルを好みの方向にはめて塗装が終了。ベランダガーデンとルーフガーデンがリフレッシュしました。半年〜一年に一度、塗装をするとデッキ材も使い込まれた味が出てきますよ。
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