屋外にテーブルセットを置けば、そこはみんなで食事をするもう1つのダイニングへ。ソファとカフェテーブルを置けば、リゾートのような雰囲気を楽しめるもう1つのリビングへ。海外では、屋内と同じように庭にもファニチャーを置き、もう1つの部屋のように楽しむ文化があります。今回は、空間を一新するガーデンファニチャーについて、専門家からきいたこぼれ話をみなさんにも少しだけお話しましょう。

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屋外にもダイニングのようなコミュニケーションスペースをつくる

写真/タカショー

テラスやポーチなどを彩る存在として、欠かせなくなってきているのが「ガーデンファニチャー」です。屋外で使える家具のことで、テーブルセットやソファー、パラソル、ベンチなどがあります。これらの家具によって個性や雰囲気がつくり出され、庭での過ごし方も変わってきます。

欧米ではこの家具を置いた空間を楽しむ「アウトドアリビング」の文化が根付いており、招いた客人や家族とのコミュニケーションをする場として活用されています。室内での暮らしでは味わえない風や光などの自然を感じ、食事やワインなどを片手に、尽きることない会話を楽しみます。この空間があるのは敷地的には屋外ではありますが、室内と屋外をつなぐ、中間領域のようなイメージです。リビングでもあり、ダイニングでもあり、お客様を通しておもてなしをする応接室でもあります。住まいの中で、一言で表せないような重要な役割を果たしています。

自宅でリゾート気分を味わうゆとりある空間をつくる

写真/タカショー

住まいにガーデンファニチャーを置いて新しい空間をつくるのは、健康的で最高の贅沢です。このように開放的な空間をつくって楽しむのは「ホームリゾート」や「ステイケーション(Stay&Vacation)」と呼ばれています。日本でも家で過ごす時間がこれまでになく豊かになるとのことから、少しずつ広がりつつあります。ウッドデッキでバーベキューやプールを楽しむだけでなく、もう一つのリビングができたと思って、好きな家具を置いて目一杯楽しみましょう。

ガーデンファニチャーの選び方

写真/タカショー

ガーデンファニチャーの選び方ですが、もっとも大事なのは家との統一感です。壁や床などの素材と家具の色を合わせたり、素材を選んだりしましょう。今はスチールからプラスチック、アルミやワイヤー、天然木素材など、さまざまなものがあります。デザインも豊富にあり、好みのものを見つけることができます。

ホームセンターで買えるものは手頃な値段ですが、屋外で使うため劣化も進みます。事故を起こさないためには、品質基準がちゃんとしているものを選びましょう。品質はJIS規格をベースにして静的強度、水平部強度、側方強度、耐衝撃、耐久性、後方安定性などの試験に合格した、商業施設などで選ばれているようなものであれば安心です。

この空間があるとないのとでは、暮らしの豊かさが全く異なるはずです。これ以上に差が出る商品は他にありません。そこに置く家具の価格より、価値を優先してください。家族の幸せな会話を引き出し、四季の時間を楽しむ素敵な暮らしを生み出してくれるでしょう。

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