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庭でイルミネーションを楽しもう! 設置方法・アイデア・注意点を徹底解説

庭でイルミネーションを楽しもう! 設置方法・アイデア・注意点を徹底解説

街のライトアップやイルミネーションが輝きを増し、庭や玄関でイルミネーションを楽しんでいる家を多く見かける時期がやってきました。「我が家も素敵なイルミネーションを…」と思っても、何を用意したらいいのか、どうやったら美しく飾り付けられるのか、わからないことも多いでしょう。ここではイルミネーションライトの種類や、庭で楽しむ際の注意点、設置方法、デザインのアイデアなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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庭にイルミネーションを飾るメリット

10万人が訪れる光のフェスティバル「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」
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近年は街路樹やショッピングモール、遊園地などで美しくデザインされた大がかりなイルミネーションを見ることが多くなりました。しかし大勢の人が集まる場所では、のんびりと心ゆくまで楽しむことができないことも少なくありません。

その点、自宅にイルミネーションがを設置すれば、人ごみに揉まれることなく、毎日好きな時間に楽しむことができるようになります。他にも、自宅の庭や玄関をイルミネーションで飾ることには、さまざまなメリットがあります。

1. 美しい演出で季節感を出せる

色彩豊かな花が少ない冬には、イルミネーションは貴重な彩りです。ハロウィンやクリスマスなどのイベント期間だけに限らず、イルミネーションはいつでも庭を明るく照らし、家族の心をも明るくしてくれます。

2. 防犯対策になる

明かりは防犯対策に効果があるといわれています。イルミネーションによって暗い自宅の周りが明るくなり、近隣住民からも見られることで不審者が近づきにくい雰囲気になります。

3. 視認性が高まる

イルミネーションの光によって足元や表札が見やすくなります。小さな段差やウッドデッキなどの視認性も高まり、日が暮れた後も安心して歩くことができます。

庭でイルミネーションができる場所

イルミネーションは、目的によっておすすめの設置場所が異なります。

① 家族の帰宅時や、近所の方も道路から楽しめるようにするには、外壁やフェンス、外から見える樹木などを照らすとよいでしょう。

② 自宅のリビングや子ども部屋から楽しむなら、室内から見える植栽や窓、ベランダの内側に設置するのがおすすめです。

初めてイルミネーションにチャレンジする場合は、設置や撤去が簡単なものを玄関に2~3種類飾ってみることからスタートしてみてはいかがでしょうか。手軽に美しく飾れるイルミネーションとして「3Dモチーフ」が近年注目を集めています。

コンセントに繋ぐだけで手軽に可愛い「3Dモチーフ」
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庭のイルミネーションに使えるライトの種類

イルミネーションには、「電源」「形状」「電球」にいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておけば、商品選びが簡単になりますよ。

電源の種類

「ソーラーイルミネーション」「プラグ式イルミネーション」「電池式イルミネーション」などがあります。

●「ソーラーイルミネーション」

太陽光で充電するため電気代がかからないのが最大のメリットです。基本的には自動点灯機能が付いており、わざわざその場まで行ってスイッチを入れる必要はありません。また、コンセントがない場所でも自由に設置ができます。一方デメリットとしては、太陽が出ていないと充電されないため、曇りが続いた日や、日照時間が短い冬の間は点灯しないこともありますので注意が必要です。

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●「プラグ式イルミネーション」

100Vタイプとローボルトタイプがあり、どちらもコンセントが必要です。100Vタイプは、プロが使う本格仕様の業務用ライトです。取り付けには電気工事有資格者による工事が必要となるため、お近くのエクステリア施工店や電気店にお尋ねください。

ローボルトタイプは100Vを12V・24V・36V の低電圧に変換してくれるので、誰でも簡単に接続ができます。万一、漏電や配線を切ってしまったときでも、ビリッとしないので安心です。天候に関係なく毎日安定して点灯してくれて、タイマー機能で簡単に点灯・消灯もコントロールできます。

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●「電池式イルミネーション」

場所を選ばず、いつでもどこでも使用することができます。太陽光の充電ができない日陰や、コンセントがない場所でも点灯させることができます。夏のアウトドアシーズンにも活躍しそうですね。

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形状の種類

ツリーにグルグルと巻き付けるポピュラーなストレートタイプや、置くだけで可愛いモチーフなど、さまざまな種類があります。

●「ストリングライト」

長く愛され続けるストレートタイプのストリングライト。1本のコードに複数のLED球が付いた、イルミネーションの基本となるタイプです。家庭用クリスマスツリーに巻き付けたことがある方も多いのではないでしょうか。庭では主に、樹木や柱、オベリスクやアーチなどに巻き付けて立体的なイルミネーションにすることができます。

ストリングライト
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●「ネットライト」

植え込みや塀など、面積の大きな部分を一気にライトアップすることができるネットタイプ。広げるだけの簡単設置で、取り付け時間を短縮できるのも魅力です。

ネットライト
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●「カーテンライト」

光のカーテンや、つららを演出できる吊り下げタイプのイルミネーションです。軒下や壁面、窓際やフェンスなどに吊せば、面を豪華に飾ることができます。

カーテンライト
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●「モチーフライト」

サンタクロースや雪だるまなどの立体的なモチーフがシンボリックな存在となります。視線を集めるフォーカルポイントをつくることで空間にメリハリが生まれます。複雑な配線の接続などはなく置くだけなので、誰でも簡単にイルミネーションを楽しむことができます。

モチーフライト
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●「スポットライト」

シンボルツリーや壁面を照らし、陰影を楽しめるライトです。クリスマスシーズンだけでなく、一年を通して活躍するガーデンライティングです。

スポットライト
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電球の種類

白熱球や蛍光球、ハロゲン球など、いくつかの種類がありますが、現在のイルミネーションに使用される電球のほとんどはLED球になっています。LED球は消費電力が少なく、電気代が安く長寿命で経済的。また、低発熱なので樹木への負担が少なく安心です。近年、繊細な光が美しいマイクロLEDを使ったイルミネーションの人気も高まっています。

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庭のイルミネーションアイデア

では、実際にイルミネーションを自宅に飾り付ける際、センスよく見せるにはどのようにすればよいのでしょうか。設置場所によって飾りつけ方や組み合わせなどが異なりますのでチェックしてみてください。

【玄関・窓・フェンス】のイルミネーションアイデア

玄関では、ドアにグリーンのガーランドを吊るし、ストリングライトを組み合わせることで、誰もが思わず見とれる素敵な空間へと早変わり! 植物の美しさをグッと引き立てることができますよ。

窓には、室内から電源を取って内側にカーテンタイプのイルミネーションを吊るしたり、窓際にイルミを付けたツリーを飾れば、いつでもライトアップを楽しむことができます。

内側にカーテンタイプのイルミネーションを吊るす
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フェンスや外壁にはカーテンライトを吊したり、シルエットが分かるように周りに沿ってストリングライトを設置してもいいですね。

フェンスや外壁にはカーテンライトを
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【樹木・デッキ・ベランダ】のイルミネーションアイデア

樹木や柱には、ストリングライトを巻くのがポピュラーな演出方法です。背の低い木をクリスマスツリーのようにする場合はらせん状に巻き、背の高い木は、枝に沿うように巻いていくと綺麗に仕上がります。

ベランダでは、ストリングライトを窓から手すりまで ロングカーテンのように広げて飾り付けると 木やツリーがなくても、省スペースでも華やか演出することができます。

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庭にイルミネーションを設置する方法

イルミネーションの設置には、あると便利なアクセサリーがいくつかあります。樹木に固定するためのビニールタイや、吊すためのフックなど、シェードを固定する取付パーツとして販売されているものが多いので活用するとよいでしょう。

樹木へストリングライトを取り付けるには、木とケーブルをグルッと巻いて固定できるものが必要となります。ビニールタイはカッターが付いていて、多くのイルミネーションを固定するのに便利です。ソフトタイはバラの誘引などに使われるもので、やわらかいゴムで覆われているため植物を傷めずに優しくしっかりと固定することができます。

ガーデンソフトタイ
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カーテンライトなどを吊す時はS字フックを使いましょう。固定する場所がない場合には、引っかける部分をつくる必要がありますので、シェード固定金具などを活用してください。

窓ガラスやルーフなどへの取り付けに便利な吸盤フック
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吸盤やマグネットが使えない場所には接着金具
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植物誘引用のアーチやオベリスクを活用すれば、光のトンネルやツリーをつくることも可能です。

アーチ・パーゴラ
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オベリスク・トピアリー
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庭でイルミネーションを楽しむ際の注意点

自宅の庭でイルミネーションを気持ちよく楽しむために、注意したいポイントが3つあります。近隣住民の迷惑にならないような配慮や、事故が起きないような気配りも大変重要となりますので、十分に気を付けて楽しんでください。

注意点1:光害

イルミネーションの光は、カーテン越しでも眩しさを感じる場合があります。近隣住民の睡眠妨害とならないような配慮が必要です。

例えば、隣家の窓のすぐ前にはイルミネーションを設置しないようにしたり、点灯パターンを点滅ではなく常点にするなどです。また、日没後4時間程度で自動消灯するようにタイマーを設定すると、21時頃には明かりが消え、睡眠をとりやすい環境になります。

タイマー機能が付いていないイルミネーションには、点灯と消灯をコントロールできるデジタルタイマーを活用しましょう。

24 時間タイマー
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※本商品は室内用です。屋外でご使用の際は下記コンセントボックスに入れてください。

注意点2:配線

屋外のイルミネーションでは、漏電や防水対策が欠かせません。屋外で使用可能なイルミネーションや照明器具は「防水」や「防雨」と書かれています。「防滴」は水滴が入りこまないような加工はされているものの、「防水」や「防雨」に比べると水に対して弱くなりますのでご注意ください。コントローラーは、水没してしまう可能性がある地面などには直接置かないようにしましょう。

屋外のコンセントに接続する場合は、屋外用の丸型プラグを使用してください。分岐や延長する場合も同様に丸型プラグを使用しましょう。プラグを挿さない箇所はキャップを閉めておくことができます。

屋外用3分岐ケーブル
屋外用3分岐ケーブル
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イルミネーションの配線が散らかっていると、せっかくの美しい演出を台無しにしてしまいます。ボックスを使ってタップやプラグをすっきりとまとめてしまいましょう。水からしっかり守ることもできます。

シリコン付きの防雨仕様コンセントボックス
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シーズンオフに向けて撤去する際には、イルミネーションやコードを専用の収納ラップに巻き付けると、翌年も出しやすくて便利ですよ。

ケーブル収納ラップ
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注意点3:設置

イルミネーションを大きなシンボルツリーや外壁、2階の窓やベランダなどの高所へ設置する際は、一人ではなく必ず複数人で行い、落下しないよう十分に注意しながら作業してください。窓や車の近くに設置する場合は、風であおられたり落下するとガラスが割れる危険がありますので、しっかりと固定しましょう。人や車が通る道路、植物への水やりの邪魔になるような場所は設置を控えるなど注意を。

また、イルミネーションを見るために多くの人が集まってくると、騒音やゴミ、防犯面などでトラブルが起きる可能性があります。近隣住民には前もってイルミネーションを点灯させることを伝えるなど、配慮を忘れないようにしてください。

イルミネーションをセンスよく飾るためのコツ

庭全体のイメージを考えて、バランスよくイルミネーションを飾ることが大切です。

いろいろなモチーフを地面にたくさん置くと足元ばかりに目が行ってしまうので、ひとつの空間には2~3個程度までにするとよいでしょう。

色味は多く使いすぎないように注意し、1色で統一するか2~3色で揃えると綺麗に見えます。例えば、シャンパンゴールド1色で揃えたり、ホワイトとシャンパンゴールドの2色でコーディネートしたり。また、日中は点灯していない状態が人目に触れるので、普段の活動スペースや景観も考えて設置しましょう。

自宅の庭で安全に気持ちよくイルミネーションを楽しもう

イルミネーションは、光の演出をしたい場所や目的、予算やそれぞれの好みに合ったライトを選び、安全対策や近隣住民への配慮をしっかりすることが大切です。美しくコーディネートされ、なおかつきちんと対策と配慮が行き届いたイルミネーションは、必ず家族やご近所にも愛されるものになります。おしゃれに、そして長くイルミネーションを楽しんでください。

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